【逆転就活】内定はあるけど納得できない。悩んだ末、学生がとった行動とは?
「就活再開で逆転パターン」Mさんの就活
誰よりも早く就活準備内々定もすぐ出たけど…
中学時代にダサ子から生まれ変わった自分の経験から「女のコを可愛くする仕事」という就活の軸が早い段階から決まっていました。最初は出版業界のファッション誌志望で、大学2年生の秋から3年生に混ざってマスコミ系のイベントなどに足を運んでいました。3年の夏頃に私のやりたいことはむしろ広告業界が合っているんじゃないかと思い始め、そこからは広告系を中心にインターンやOB訪問などに取り組むことに。早々に就活準備を始めたかいもあり、3年の年明けにベンチャー企業、3月には大手企業に内定を受け、キープしたまま就活を続けられたのはよかったですね。6月に志望度の高かった広告企業の最終面接に落ちて、潔く就活を終了しました。
少しでも迷ったらやるだけやってみるべし!
最後の広告企業に落ちた直後は燃え尽き症候群って感じだったけど、時間がたつほど「これでいいのか」と考えてしまって……夏休みは記憶がほとんどないくらい、ずっと悩んでました。それで、やっぱり納得いくまで就活しようと思って再開したのが9月頃。今度は美容に関われる仕事を中心に見始め、OB訪問で運よく美容系IT企業の方と知り合ってご縁があって選考を受けさせてもらうことに。内定をいただいて、納得して終えることができました!
Mさんの就活年表はこんな感じ
大学2年
秋:出版業界を志望し、マスコミ就活イベントへ。就活対策のため運営スタッフに志願。
冬:マスコミ就活読本のイベントに参加。
大学3年
春:就活イベント運営スタッフをやりつつ、1dayインターンなどに参加。
8月:広告業界にも興味を持ち始める。
9月~11月:約20社の広告系インターンに参加。インターンの優秀者が集められるコンペに参加し本選まで進む。
1月:学校主催の面接対策講座やOB訪問、広告業界の就活講座に参加。インターンに参加していたベンチャーの広告企業から内々定が出る。
3月:大手人材支援企業から内々定が出る。
4月~6月:広告業界の選考を受ける。6月末に志望度の高かった広告企業の最終面接で選考落ち。人材支援企業へ就職する意志をかため就活終了。
7月~8月:内定者懇親会などに参加しながらモヤモヤした日々を過ごす。
9月:本当にやりたいことは何かを考え、改めて就活スタート。OB訪問しながら美容に関われる企業の選考を受ける。
10月:就職するつもりでいた企業の内定式に参加するも、10月中旬に美容系IT企業の最終選考に合格したため内定辞退する。就活終了。
後輩へ贈る言葉
怒られるとわかっていても内定はキープして!
就職先がない状態での就活続行はリスクが高いし、精神的にも余裕がなくなってしまいます。私も内定辞退をして迷惑をかけてしまったけど、こちらも人生を左右する選択なのでそこは気にしないのが一番です。
“願かけ”はほどほどに
広告企業の選考途中、志望度の高い出版社の募集もあったのに受けたら広告への熱意が揺らいで落ちる気がして見送ることに。結果、広告は落ちてしまったし、出版も受けておくべきだったと思います。
今、妥協したら結局また同じことをやることに
就活を再開すべきか、内定をもらった企業で一度は働いてみるべきか悩みました。でも、このまま就職してもいつかは転職をする可能性が高いと考えたら、今こそが頑張りどきだと思いました。
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