【WATWING】八村倫太郎&桑山隆太が「芝居」についてトーク♡ これから挑戦したい役とは?

WATWINGのメンバーが編集長を担当する大人気連載。今回は、八村倫太郎編集長が桑山隆太と「芝居」について真剣トーク!真面目に考えるところが似ているという2人。アーティストの自分と役者の自分との違いや、これから挑戦したい役などアツいトークは必見です♡
WATWINGが責任編集!おれたちの1ページ
今月のテーマ:芝居
「芝居についてアツく語りたい!」と気あいが入っているのは今回の編集長、倫太郎くん。
相棒に隆太くんをむかえて、いつになく真剣に語り合う姿はめちゃくちゃレアなのでじっくりお読みください♡
八村倫太郎(以下、倫太郎):ラフでこだわったのは色使いと大胆さ!
個性を出したくて、映画のパンフレットや海外雑誌の写真の配置、それから日本の雑誌のよさ......そのすべてをハイブリッドしてみました。
テーマの『芝居』はWATWING全員が好きなんだけど、真面目に考えるところが自分と似ている隆太とガチで語ってみたかったのでゲストに招いてみました!
「芝居」について真剣トーク
話題作に続々出演している2人のアツいトークをお届け!
Topicアーティストの自分、役者の自分
倫太郎:WATWINGでアーティストをしている自分と役者として芝居をしている自分って、感覚的に違う部分ってある?隆太の話を聞いてみたくて。
桑山隆太(以下、隆太):アーティスト活動のときは自分を表現するじゃん?
一方で役者の仕事は役を演じるから、自分ではない人を演じるっていうところが大きく違うのかなって思ってるけど......。倫太郎は?
倫太郎:最近思うことなんだけど、WATWINGの倫太郎もある意味演じている要素はあるのかなって。
仲間やスタッフさんたちの支えのおかげでステージに立って、Windyの前でだからこそなれる自分がいるっていう意味で。
隆太:たしかに。
倫太郎:だからアーティストの自分と役者の自分は似て非なるものなのかな。
もちろんWATWINGでの自分はお芝居をしているときほど別の人間を生きてる感覚はないんだけど。でも明確な線引きはないかもしれないよね。
隆太:それはすごいわかる。あとやっぱりWATWINGのときは仲間がいるという安心感があって、よくも悪くもすぐ甘えるし、頼っちゃうんだけど、ひとりで役者をしているときは誰にも甘えられない。
だからこそすごい試されている感覚があって、そういう気持ちのあり方はちょっと違うかもしれないな。
倫太郎:うん、それは全然違う!ドラマや映画の現場では情けないことばっかだし、自分で立って歩けてるのかなってよく思っちゃう......おれは。
隆太:そう考えると仲間の存在って大きいよね。
倫太郎:まちがいない。
Topic芝居をする上で考えること
倫太郎:芝居は相手がいないと成り立たないからこそ、相手とつながった!と感じる瞬間がおれはすごい好き。
相手がセリフを投げて、おれがそれに応えたとき、また相手がそれを受け取って......みたいに影響しあっていく過程。その瞬間のために芝居をがんばれてる気がするんだよね、ひとりよがりかもしれないけど(笑)。
隆太:おれは台本を読んで自分が演じる役を汲み取って、自分なりの像をつくっていくのが芝居のおもしろいところだと思ってる。役の汲み取り方ってきっと正解がないから、その正解のないものを追求するのが楽しい!
倫太郎:隆太が言ったみたいにお芝居には正解がないってよく聞くじゃん?
おれもそう思ってるんだけど、監督が求めているものはきっとあって、それが正解だとしたら自分の味みたいなものは出さないほうがいいのかなって最近、勝手に錯覚しはじめちゃってるんだよね。
正解を間違えるのがこわいというか......。
隆太:自分の正解が見つけられないってこと?
倫太郎:なんか正解をまわりにゆだねちゃってるというか、客観的に考えすぎて自分のなかで持っているものを表現することが難しく感じちゃうんだよね。
隆太:でもおれも自分で追求した答えがあっているのか疑問になると結局監督に聞くし......難しいよね。
倫太郎:まだまだ勉強だな。
隆太:経験を積まなきゃだね。
Topic芝居の楽しみとこれからの2人
倫太郎:芝居って難しいけど、だからこそちゃんとできたときはすごい楽しいよね。まだまだ実力不足がゆえに不安になることもあるけど、楽しいなって浮き立つ瞬間のためにやってる!
隆太:わかる!ちなみに倫太郎はこれからやってみたい役とかあるの?
倫太郎:なまなましい役かな(笑)。おれの芝居ってキャラっぽくなりがちだから、群像劇とかでものすごい人間味を出したい。
むちゃくちゃ非難される役とかやったら、今の価値観もぶっ壊してくれそう。
隆太:どん底に落ちる役いいよね。おれは銃とか剣を扱ってみたいんだよね。だからアクション系に挑戦したい。
倫太郎:これからお互いがどんなお芝居をしていくかはすごい気になるよね。それと、やっぱり自分の出演した作品はメンバーに見てもらいたいし、メンバーに「いい!」と言われたら自信になる!
隆太:同じ世界にいるし、ちゃんと意見してくれるからね。
倫太郎:だからこそやっぱりメンバーの存在は大事だよね。音楽でもダンスでもメンバーにほめてもらえると素直にうれしい。いいも悪いもハッキリ言うし、この世界のことを知っているという信頼感。
そしてそれはお互いにそれぞれ表現者としての成功をすごい願ってるからってこともわかってる。......おれらって最高だな(笑)。

編集後記
倫太郎:ちょっと品のいい衣装と写真の雰囲気がすごくイメージ通りで、編集長的に120点満点の出来栄えです!
カッコつけすぎてはいないけど、ちゃんとイケてる感はあるっていうページができました。それに隆太とのガチ語りもめちゃくちゃ新鮮で楽しかったです。
八村倫太郎
はちむら・りんたろう●1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。特技はクランプダンス。今年の夏の目標はインナーマッスルを鍛えて、いい体づくりをすること!
桑山隆太
くわやま・りゅうた●2004年1月27日生まれ、東京都出身。特技はピアノと腹筋。今年の夏は、二輪免許をとってバイクの運転をすることが個人的な目標!!
撮影/来家祐介(aosora)スタイリング/深澤勇太 ヘア&メイク/山田マキ、永樂結菜(ともにLila)取材・文/アンドウヨーコ