「口元」を見るべし!大好きな彼にぴったりなコミュニケーション方法って?
相貌心理学って何?
パリの名門サン・ルイ病院の精神科長を務め、臨床心理学士でもあったルイ・コルマンが1937年に提唱しました。もともとは自閉症の方の内面を理解するためにつくられた学問だったとか。
今では顔の輪郭、肉づき、目や口などの各器官を客観的なデータでとらえて言語化し、性格やパーソナリティ、行動傾向を理解するための心理学になっています。
Check!1言葉使いが優しいか直球かをチェック!
唇が厚い
口がうまいので要注意。基本は温厚で穏やか
唇が厚い人は、ほっこりとした見た目の印象どおり温厚なタイプです。口調も穏やかなので、話していても安心するでしょう。
言葉の使い方がうまいので、思いやりのある言葉で励ましてくれます。ただ一方で、ホメ上手なだけという側面もあります。そのまま受け取るかどうかは厳しくチェックしたほうがよさそうです。
基本的に優しい人ですが、それに甘えてこちらがストレートな言葉を投げつけると深く傷つけてしまいます。もし、好意のある相手でしたら、言葉を選びながら丁寧に気持ちを伝えるようにしましょう。
唇が薄い
悪気はないけど口調が冷たいから誤解されがち
唇が薄い人は物事や出来事に対し、的確に指摘することができます。ただ、正しいことを言ってはいても、口調がやや冷たいと感じてしまうかもしれません。
でも、悪意があるわけでもないし、もちろん、あなたのことを嫌いというわけでもありません。このことを理解しておくだけでもコミュニケーションの仕方に広がりが出ます。
がっつりやりあおうとすると、マウントの取り合いになりかねないので、主導権は相手に持たせたほうがいいでしょう。会話の中で、いつも明確な答えが欲しい人にとっては、こういうタイプの相手は好相性です。
Check!2心の状態が前向きか後ろ向きかチェック!
口角が上がっている
ポジティブで、チャンスをつかみとる力がある
どこにも力を入れていないのに、口角が上がっている人は、とても楽観的なタイプで、物事をポジティブに考えられる傾向があります。ポジティブな考え方が身についているので、常に目の前のチャンスをつかみとる行動力があります。
このタイプの男性は自分がポジティブな分、相手にも同じようなポジティブさを求めるので、ニコニコと元気な笑顔を相手に印象づけるようにしましょう。
そして、セルフチェックをして意識的に口角を上げるようにすると、快活さを演出することも。自分の考え方もポジティブな方向に変えやすくなります。
口角が下がっている
ネガティブで、心身ともに疲れぎみ
口の端が下がっているのは、とても悲観的になっているとき。
何を言っても「でも......」「だって......」が多くなって、ネガティブにとらえてしまいがちです。このような状態の相手に対し、強く説教をしたり、冷たい言葉を投げつけたりしては絶対にダメ。相手を思ってのことでも逆効果です。母性を持って励ましたり、優しくアドバイスをしたりしましょう。
人の言葉を聞き入れる状態でないときもあるので、そのときは逆に気持ちを吐き出させてあげてください。彼の心が開いて、信頼できる女性と思ってもらえるでしょう。
今回教えてくれた先生は…
佐藤ブゾン貴子先生
アパレルの勉強のためにフランスに渡り、現地で相貌心理学に出会い傾倒。学会長に師事し、5年の研修過程を経たのち、世界で16人、日本では初となる相貌心理学教授を取得する。
Instagram:@bouzon_san
Twitter:@bouzontakako
『運命のお相手は「顔」で選びなさい』/KKロングセラーズ
イラスト/まきお 企画協力/KKロングセラーズ