短大生の学歴コンプレックス克服法5選!就活や日々の生活で意識すべき事とは?
短大生が学歴コンプレックスを感じる理由
そもそも短大生が、学歴コンプレックスを感じる理由は何なのでしょうか。それは「学歴による待遇の差」を感じるからです。
短大生が学歴コンプレックスを感じる対象は、主に「4大」を卒業している人です。4大を卒業している、いわゆる「高学歴」と言われる人たちは、良い大学であるほど大企業や高待遇の企業に就職できます。
そのような人気の企業の中には、採用の応募条件を「大学生以上(4大以上)」と絞っているケースもあります。短大生はそもそも、高待遇の企業に応募することすらできない場合もあるのです。
そのため「短大生」という学歴を気にしている人であれば、「学歴」によって就職活動が上手くいかないと考えます。
また、就職後の会社生活においても待遇の差を感じる機会は多くあります。
4大卒の人のほうが、出世のスピードが早いという話はよく聞く話です。たとえ4大卒の人が、仕事ができなくても、性格が良くなくても「〇〇大学出身だから」との理由で、出世していくのです。
さらに給料にも違いがあります。初任給から差があり、同じ仕事をしているにもかかわらず、4大卒の人の方が給料は上というケースも珍しくありません。
このように就職活動や会社で過ごしていく中で、しばしば学歴による待遇の差を感じるため、短大生は学歴コンプレックスに悩まされてしまいます。
学歴コンプレックスを感じている人の特徴
短大生だからといっても、短大生全員が学歴コンププレックスを持っているのではありません。それでは、どのような人が学歴コンプレックスを感じてしまうのか、具体的にみていきましょう。
学歴コンプレックスを感じている人の特徴は、主に4つあります。
①周りが高学歴ばかり
親・友達・会社の同僚など、周りに優秀な人が多いと学歴コンプレックスを感じやすくなります。なぜなら、学歴を気にする回数が増えるためです。
例えば、高学歴の兄弟がいるとします。親は「〇〇大学に行けるなんて、すごい!」と褒めるでしょう。親はあなたと比べているつもりは全くありません。ただ兄弟を褒めているだけなのです。
しかし短大生であることを負い目に感じていると「兄弟と比べられている」と勘違してしまいます。
このように周りに4大卒の人が多いと、学歴を比較されていると感じる機会が度々訪れます。それは、自信を失くす大きな原因の1つとなります。
②他人と比べている
学歴コンプレックスを感じている方は、外見・年収・持ち物など、学歴だけでなくあらゆる面において、他人と比べてしまう傾向にあります。他人と比べる人は、自分のダメなところばかりを見つけがち。「私はあの人と比べて、〇〇ができていない」と、ことあるごとに他の人と比べます。
ついには学歴まで気になるようになり「自分は4大を出ていないからダメなのだ……」と、すべての原因は「学歴」にあるように思えてくるのです。
このように、何かにつけ他の人と比べてしまう人は学歴コンプレックスに陥りがちです。
③高学歴をバカにした発言が多い
学歴コンプレックスを感じている人は、高学歴の人を下に見る傾向があります。なぜかというと、高学歴である人を認めてしまうと、学歴に価値があることを認めてしまうことになるからです。そのため高学歴をバカにしたような発言をしてしまいます。
どのような内容かというと「〇〇大出ているのに、そんなことも知らないの?」「学歴より、大事なことはたくさんあるよ」など、学歴の価値自体を否定するのです。
このように高学歴をバカにするような発言をする人は、反対に学歴を気にしている人だと言えます。
④学歴の話をしない
学歴コンプレックスを抱えている人は、学歴の話を避けがちです。なぜ学歴について話さなのかというと、自分の劣等感が刺激されるためです。そのため学歴の話になると、急に話を変えたり席を立ってみたりします。
このような人は、給料の話も話さない傾向にあります。給料は学歴と比例しているケースが多いので、自らわざわざ話題に出すことはしません。
学歴の話を避けている人は、学歴コンプレックスの可能性が高いです。
学歴コンプレックス克服法5選
学歴コンプレックスは一生治らないものではありません。あなた次第で必ず克服できます。ここからは、学歴コンプレックスの克服法を5つご紹介します。
①現状の自分を受け入れる
まず、学歴コンプレックスを持っているという現状を受け入れることが重要です。
学歴コンプレックスである自分を、見て見ぬ振りをすることもできるでしょう。しかし、気づかないフリをしていても根本的な解決にはならず、無意識に学歴に悩み続ける人生になってしまいます。
学歴コンプレックスを受け入れるには「なぜ自分が学歴コンプレックスを持ってしまうか」原因を探ることがポイントです。
幼少期に親からいい大学に行くことを熱望されたからかもしれません。兄弟と比較された過去が原因の人もいるでしょう。
学歴にこだわっている事実を受け入れ、根本的な原因を探ることが、学歴コンプレックスを克服するはじめのステップです。
②高学歴のデメリットを考える
学歴コンプレックスの人は、4大卒のメリットばかりが見えがちです。そのため、高学歴であるがゆえのデメリットにも目を向けてみましょう。
高学歴のデメリットとして、周囲の期待の目があげられます。
一流大学といわれる大学を卒業し、就職すると当然周囲は期待します。期待以上の成果をあげられれば問題ありません。しかし、期待以上の成果をあげられなければ「〇〇大学なのに、大したことがないね」と、周りの評価が一気に転落する可能性があります。
このように高学歴であると、周囲の期待値は勝手に上がるため大きなプレッシャーになるデメリットがあります。
さらに最近では、学歴ブランドの低下も顕著です。もう学歴で判断する時代では、なくなってきているのです。
メリットだけでなくデメリットも理解できると、学歴を羨ましく思う回数も減っていくでしょう。
ただし高学歴のデメリットは、あくまでも「自分自身の考え」であることを忘れないで下さい。人に伝えてしまうと、反発されたり傷つけてしまったりする可能性があります。
どんな言葉でもそうですが、相手を傷つける言葉は口に出さないでおくべきです。
③難関資格を取得する
資格の取得も、学歴コンプレックスの解消に役立ちます。資格は学歴同様、あなたの肩書きになります。そのため、学歴にコンプレックスをかかえているのであれば資格でカバーしましょう。
資格を取得するときは、難易度が高く、社会的に評価が高いものがオススメです。
具体的には、弁護士・税理士・司法書士など、難関国家資格の「士業」があげられます。これらは、学歴よりも資格が重要です。実際に4大卒の人だけでなく、あらゆる学歴の方が活躍されています。
士業は難易度が高いだけでなく、周りの人から「すごい」と評価される機会も多いので、学歴コンプレックスを解消したい方にはオススメの資格です。
当然、簡単に取れるものではありません。しかし、あなたの憧れる4大の卒の人たちは、たくさん勉強をして難しい大学に入っています。高学歴の人から一目置かれたいと望むのであれば、勉強時間を取り難関国家資格に挑戦してみましょう。
なにより、資格を取得するために勉強をめちゃくちゃ頑張ったという達成感が、あなたの学歴コンプレックスを解消する一助となるでしょう。
④人を学歴で判断するのを辞める
人を学歴で判断しないように、心がけることも大切です。学歴で判断されるのが嫌なあなたは、他人を学歴で判断しないと言い切れるのでしょうか。
学歴にこだわるあなただからこそ、他の人のことを学歴で判断してしまった経験がないとはいいきれないのではないでしょうか。
学歴コンプレックスを克服したいのであれば、まずはあなたから変わらなければなりません。すべての物事を学歴に結びつけるのはやめましょう。学歴とは関係ない部分で人を見ると、「本当に大切なことは学歴ではない」と気付けるハズです。
最も学歴を気にしているのは、あなたなのかもしれません。まずはあなたが、人の学歴を気にしないことから始めてみてはいかがでしょうか。
⑤改めて大学を受験する
学歴コンプレックスを克服したいのであれば、大学を受験するのも1つの方法です。
大学は高校生だけが目指す場所ではありません。実際に多くの社会人や主婦が、大学に通っています。そのため「4大」という経歴にこだわるのであれば、あなたも大学を受験するべきです。
大学を再受験するとなると、厳しい道のりになるでしょう。しかし合格する頃には、学歴を気にするあなたはもういないはず。学歴を妬むだけでなく、今から努力をはじめましょう。
学歴コンプレックスはオワコン!
「学歴は究極のオワコン」これはホリエモンこと、堀江貴文氏が自身の著書『将来の夢なんか、いま叶えろ。』で語った言葉です。
以前の日本は、良い大学に行けば、良い企業に就職、そして定年まで年収も右肩上がり。そして老後も安心。人生は勝ったも同然でした。
しかし今の日本は、終身雇用は崩壊し、年収は上がらず大企業さえ存続が不透明。さらに仕事はAIが取って代わる。学歴があっても安心できる世の中ではなく、以前より重要でなくなってきています。
学歴がオワコンであれば、学歴コンプレックスもオワコンです。学歴にとらわれる人生から、卒業しましょう。
学歴コンプレックスを克服して人生を楽しもう!
学歴で人の価値は決まりません。今後は学歴よりも「人間力」が重要になる時代。学歴を気にする必要はありません。
学歴コンプレックスを克服して、キラキラした人生を楽しみましょう!