あなたはどのくらい保険について知ってる?新社会人になって入った方がいい保険って実はない!?
CMでもよく流れるけど実際保険ってどういうものなの!?
保険ってまずなに?
起きた時に大変なことをフォローしてくれるもの!
保険とは、私たちが社会的に生活していくうえで存在する万が一が起きたときの大きなリスクや障害などについて多くの人たちで少しずつ負担をして、少ない確率にあたってしまった場合その人の負担を軽減しようとするシステムのこと!
一体保険ってどんなものがあるの?
生命保険死亡した後の遺族に残すお金
例えば…終身保険・定期保険・こども保険(学資保険)・養老保険など
医療保険通院・入院したときの医療費のそなえ
例えば…医療保険・がん保険・生命保険の医療特約など
損害保険事故や災害などの被害になったときの物に対するそなえ。また他の人や物を傷つけたときの補償
例えば…自動車保険・火災保険・地震保険・海外旅行保険など
保険には掛け捨て型と貯蓄型がある!
掛け捨て型月々の保険料が安いが、保険料は戻ってこない保険(≒定期)
貯蓄型月々の保険料は高いが、解約時に払い込んだ保険料が戻ってくる貯蓄型の保険
掛け捨て型は一定期だけ厚い保証を効率的に準備したい場合に◎!貯蓄型は高いが保険料が戻ってくるため毎月積立貯金をしている状態に近い!
よく聞く「定期」と「終身」って?
定期「保障期間が一生涯ではないタイプの保険」のコト!保障期間は、10年、15年、20年、もしくは60歳、65歳、70歳といった形で区切られていて、そこに達した時点で保障は終わりになります!保険料は終身よりも安め!しかし若いうちは安めだけど再更新をするたびに保険料はアップしていくよ!
終身「一生涯保障が続く保険」のコト!いちど加入したら一生涯、保険料も保障内容も変わることなく続けられます。保険料は定期よりも高い!ただ若いうちに加入すれば安いまま保険料はずっと変わらないまま!
定期は人生のある一時期!そう今20代〜30代に適したタイプ!終身は遠い将来の自分に対するセーフティネットを若いうちに用意しておける保険。でも終身の方が保険料が高いから新社会人の私達なら、お金が貯まるまでは特に定期の医療保険に入っておくといいかも。
定期も終身も保険料は若いほど保険料は安いけど、早くから加入すると支払う期間も長くなるため、累計では大金に。本当に必要なものだけに入ろう。
保険に入るメリット!
万が一今の生活ができなくなったり、何かトラブルが起きたときにお金の心配をしなくていいコト!いざというときに金銭面で頼れる人がいない、貯金がまったくない、という人は一度検討してみる価値あり。
一体いくらかかるの?
月々の支払いが1000円からなど安いものもあります。保険内容によってピンキリ!数百円から入れるプランもあるから、必要な保険内容や月々の支払える金額を考えてみては?
新社会人になって入るべき保険ってあるの?
実はないんです!
保険ってなんか絶対なにかに入らないといけないイメージありませんか?実は絶対に入らないといけない保険はないんです!生命保険は自分が亡くなった場合、お葬式代いくらかかるのかがポイント!もしお葬式代を親やパートナーに頼れるのであれば絶対に入る必要はありません。医療保険は公的な健康保険のなかに入っている高額療養費制度があって、どんなにオカネがかかったとしても1ヶ月9万円ほどに抑えられるんです!なので9万円と+aが払えるかどうかがポイント!50万円ほど貯金があれば大抵は大丈夫かな!貯金がまだない新社会人は貯金が貯まるまで掛け捨ての医療保険に入るという選択も。貯金ができたら解約を検討するのもいい。
こんな保険もあるんです!知っておくと自分をもっと守れるかも!
買い物中に商品を壊してしまった時などに使える保険!
誰しもが起こりうるトラブルに適応した個人賠償責任保険があるんです!愛犬が散歩中に
通りがかりの人をケガさせてしまった…。スキーやスノボーをしている時に人にケガをさせてしまった…。買い物時に商品を壊してしまった…など!身近に起きるトラブルに対応している保険!
“いざ”というときに特別な治療も受けたい。
病気になったとき、公的な健康保険の対象になっている治療は3割の自己負担で受けられます(1か月9万円などの上限があります)。
特別な治療を受けたいという場合は、全額自己負担に。いざというときに、先進治療も受けたい場合は先進医療特約の検討を。最近は、先進医療単体で加入できる保険商品もあります。
■今回お話を伺ったのは■
風呂内亜矢(ふろうち あや)さん
PROFILE
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。
26歳、独身、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたことをき っかけに、家計改善とお金の勉強に目覚める。『デキる女は「抜け 目」ない』(あさ出版)、『最新版 届け出だけでもらえるお金 戻ってくるお金』(宝島社)[3/17発売]などの書籍やテレビ、新聞などで お金に関する情報を発信している。
公式サイト:http://www.furouchi.com/
Twitter:@furouchiaya、LINE@:@furouchi