「素見」はなんて読む?【知っていると自慢できる難読漢字クイズ】
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「素見」はなんて読む?
ありのままという意味である「素」という漢字と、普段よく使われる「見」という漢字。
この2つを組み合わせて「素見」と書く熟語は、なんて読むか知っていますか?
日常ではあまり見かけた事がない熟語かもしれませんが、絶対に口に出して言ったことがある言葉です。
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「ひやかし」です!
ものを買わずに見るだけの人に対して、ひやかしなら帰ってほしいなんて使い方をしますよね。
ちなみに、音読みで「すけん」とも読み、「素見す」と送り仮名をつけて、ひやかすという使い方もされます。
また、簡単な漢字で「冷やかし」とも書きますが、素見と同じ意味です。
素見という言葉自体は、江戸時代の吉原遊郭で生まれたのが始まりでした。
染物職人たちは原料を水につけている間は時間に余裕があり、遊郭で遊女を見て回ることができました。
しかし、原料を冷やしている時は遊女と遊ぶ時間もなく、遊女が声をかけても遊ぶことはしません。
そんな時に遊女と客を仲介する女性が、職人たちは「冷かしてんだ」と原料を冷やしていることを教えてあげたことが由来なんです。
由来も知っておくと、物知りになった気分になりますよね!
みなさんは分かりましたか?
家族や友達にも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
あわせて読みたい
編集部おすすめ記事
- #TAG
- #漢字クイズ