夢見るたくと

寺西さんの頭に浮かぶ夢って、いったいどんなもの？寝ているときに見る夢から現実世界で向きあう将来の夢や目標まで、夢にまつわるあれこれをトーク。

Question最近みた夢

うーん......。

最近見た夢で覚えているのは、週刊誌に追われるみたいな内容でしたね（笑）。

夢だから具体的には覚えてないんですけど、なんか昔の写真が晒されて過去の悪行がぶわっと出てくるみたいな感じでした。

それで、めっちゃ焦ったところで起きるっていう。実際にはなにもしてないんですけど、夢のなかではなにかしでかしたことになってました。

夢だけどヒヤヒヤしましたね（笑）。

QuestionRay世代のときの夢

僕も大学に行ってたんですが、そのときが一番夢というものを持ってなかった時期かもしれません。

仕事もそんなにうまくいってないなか、大学の友人たちが就活を始めるのを見て、自分はどうしたらいいんだろうって、ただただ悩んでいました。

だから夢なんてカッコイイものはなくて、マジでどうしよう......って感じでしたね。

学部の専攻がインターネットとかメディア系だったので、テレビ局とかに就職する友人も多くて。

僕が芸能の道を進むと決めたときには「いつか一緒に仕事ができたらいいね」と言いあって、そのときに夢というかちょっとした目標みたいなものを手にしました。

Question夢との向きあい方

夢っていうと、なにか大きなことを指すと思っていて。

そういう意味では、僕は夢があんまりないんです。目標はもちろんいくつかあるけど、夢って言われるとピンとこない。

僕が大学生だった頃を振り返ってみてもそうですけど、Ray世代のみなさんは「大きな目標を立てて、そこから逆算して努力しよう」「10年後どうなっていたいか想像して、そのためになにをしたらいいか考えよう」みたいに、年上の方から言われることが多いと思います。

ただ、僕からしたらそんなことやらなくてもいい。

僕はそう言われたとき、そんな先のことなんてわからないし、決められないって思ってたんで。

現に、去年の今頃は自分がtimeleszのメンバーになってデビューするなんて思いもしませんでしたし。

そのくらいなにがあるかわからないんだから、漠然としたまま進んでいってもいいんじゃないかというのが僕の考え。

もちろん、そう言われてできる人はそれがいいと思うんですけど、夢への向きあい方の正解はひとつじゃないってことは知っててほしいかな。

Question夢のつづき

timeleszに加入してから自分を取り巻く環境がどんどん変わっていて、いまの夢や目標をはっきりとらえるのは難しいところはあるんですが、timeleszのことをみんなが知ってる、みんなが好きなグループにしていきたいとは思っています。

すごく漠然としてるけど、もしかしたらこれがいまの夢なのかもしれません。

もしそうだとしたら、これから発売するアルバムやツアーというのは、夢への一歩になるのかな？

アルバム『FAM』は、収録曲のバリエーションがすごく豊かでボリューミー。

リード曲の「ワンアンドオンリー」のMV撮影を先日終えたのですが、家のなかにそれぞれの部屋があるようなセットや、キャッチーなポーズを取り入れた振り付けなど、皆さんに楽しんでいただけそうだなとワクワクしています。

あとは、4種類ある形態ごとに変わる特典もとんでもなく魅力的で！

個人的には通常版にだけ収録される、タイプロの5次審査でやった3曲の8人バージョンが楽しみですね。

僕もオーディションではそのうちの1曲しかやっていませんし、（菊池）風磨、（佐藤）勝利、（松島）聡ちゃんの3人に関してはどれも初。

8人だとどんなふうに仕上がるのか完成が待ち遠しいです。

そして、このアルバムを引っさげてのツアーになるので、どの曲もライブで見るのを楽しみに聴いていただけたらうれしいですね。

More!NEW ALBUM『FAM』

6月11日リリース

timeleszに関わるすべての人が”家族”であるという想いを込めた、新体制で初となるアルバム。配信中の「Rock this Party」や新曲「ワンアンドオンリー」を含む全13曲を収録。

6月28日からは全国8都市を回るアリーナツアー「We're timelesz LIVE TOUR 2025 episode1〜FAM〜」も開催。

寺西拓人

てらにし・たくと●1994年12月31日生まれ、神奈川県出身。「timelesz project-AUDITION-」（通称タイプロ）に参加し、今年2月timeleszの新メンバーに決定。

また5月に開幕するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』にアルフレート役で出演するなど、俳優としてもひっぱりだこ。

撮影／芦澤周（S-14）スタイリング／深澤勇太 ヘア＆メイク／亀谷千博（ARTS）撮影協力／AWABEES