「手書き」の恋に励まされる♡ 映画『大きな玉ねぎの下で』完成披露舞台挨拶
©2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会
2025年1月15日(水)にユナイテッド・シネマ豊洲にて行われた、映画『大きな玉ねぎの下で』完成披露舞台挨拶に参加してきました。爆風スランプの名曲に着想を得たラブストーリーは、心がじんわり温かくなって、励まされる物語でした♡ 映画から受け取ったメッセージを、当日の様子も交えながら紹介します!
みうみう
大学4年生
好きなこと:ライブに行くこと(バンド・アイドル好きです💕)料理、BL鑑賞などなど
楽しい✨と思った趣味の出来事を、お届けします💪 栃木県在住なので、地元情報も発信していきたいです!
平成と令和、それぞれのラブストーリー
1985年にリリースされた、爆風スランプの名曲「大きな玉ねぎの下で」から着想を得た、映画『大きな玉ねぎの下で』。平成と令和が交錯するラブストーリーです。
「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根に光る擬宝珠(ぎぼし)のこと。ライトアップされていると、玉ねぎにそっくりですよね!
Check!あらすじ
丈流(神尾楓珠)と美優(桜田ひより)は、 夜はバー、昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働いている。業務連絡用の<バイトノート>を通して、次第に趣味や悩みを綴りあうようになっていった。
でも実は、2人は顔見知り。しかも、全くそりが合わず関係は最悪。
お互いの素性を知らないまま、2人は大きな玉ねぎの下(武道館)で 初めて出会う約束をする。
一方、あるラジオ番組では30年前の文通相手(ペンフレンド)との恋が語られていた。
顔は知らないけど好きな人と武道館で初めて会う約束をして……
2組は、大きな玉ねぎの下で会うことができるのか……?
asmiのカバーした「大きな玉ねぎの下で」
主題歌は、asmiがカバーした「大きな玉ねぎの下で」。愛らしい歌声と令和らしいアレンジが新鮮でした。
完成披露舞台挨拶では、生歌を聞いたのですが……とっても切なくてほろ苦い。
スポットライトが満月のように見えて、その中で歌うasmiさんとその影を見ていると、幻想的な世界に浸ってしまいました~♡
丈流役の神尾楓珠さんは、「包み込んでくれるような感じがあって…心地良かったです」と惚れ惚れしていました♡
Check!大きな玉ねぎの下で/asmi
映画から受け取ったメッセージを考察!
手書き=究極の心の交流
『大きな玉ねぎの下で』では、平成・令和ともに、手書きの文字を通しての交流が描かれます。
見た目も声も知らず、お互いをつなぐのは、手書きの文字のみ!
丈流の親友役の中川大輔さんは、「筆跡や言葉選びから伝わってくる魅力や本質的なものが表れるんじゃないかな」とおっしゃっていましたが、私も同感です!
カクカクしていたり、丸っこかったり、文字には人柄が表れますよね。打ち込んだ文字とは違って、相手を想像しやすいかな、とも思います。
手書きだから、文字に個性も出るし、ちゃんと伝わるように相手のことを思いやることができるんじゃないかな~と思います。
これって、究極の心の交流なのでは♡ なんてロマンチック~♡
印象的なセリフ「偶然」「たまたま」
映画の中で印象に残ったのが、「偶然」とか「たまたま」というセリフたち。
度々出てくる言葉なので気になりました。
文字だけで仲良くなることって、奇跡的だし運命的だな~と思ってしまいます。それは、登場人物たちも同じはず。
でも、冷静に考えれば「偶然」だし「たまたま」とも言えるんですよね。そして、このセリフがまた切なく聞こえること!
顔も知らない相手との恋なんて、何かの拍子にふと終わってしまいそうな不安があるからこそ、次の展開を期待しないようにしているセリフなのかも? と思うと……
やっぱ切ない~~~泣
「偶然」を奇跡にするのは……?
不安になって「偶然」だと思いそうになっても、やっぱり奇跡だと信じたい! という登場人物たちの必死さに胸を打たれました。
思い切って行動することって大事ですね~! 考えているだけじゃダメなんだな~。
確かに、日常的に起こる出来事は、偶然起きたことだし、たまたまそうなっただけのことです。でも!
思い切って行動することで、「偶然」や「たまたま」が、奇跡とか運命だと思えるような結果になっていくのだろうと思います……。
それに、劇中で流れる爆風スランプの「Runner」、めっちゃ励まされます!
「走る~走る~俺~た~ち」を脳内で流して、私も思い切って頑張るぞ~!!!
作品情報
タイトル | 映画『大きな玉ねぎの下で』 |
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公開日 | 2025年2月7日(金) |
出演者 | 神神尾楓珠 桜田ひより |
監督 | 草野翔吾 |
主題歌 | asmi「大きな玉ねぎの下で」 |
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