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【今観るべき感動映画】手書きの温もりが目にしみる映画『大きな玉ねぎの下で』

【今観るべき感動映画】手書きの温もりが目にしみる映画『大きな玉ねぎの下で』

2月7日(金)に公開される映画『大きな玉ねぎの下で』。顔の知らない相手と手紙やノートを通じて惹かれあう主人公たち。令和と平成、時代を越えた2組の恋の物語が描かれています。デジタルなもので溢れる今だからこそ観てほしい本作の見どころを、今回はたっぷりご紹介いたします♡ 

なっち

大学3年生

171cm

好きなもの:ファッション、ヘアアレンジ、絵画や裁縫などでの創作、カフェ巡り、ヘルシー料理

お洋服が大好きな元アパレル店員です!ファッションに関することをメインに、私が思う「かわいい♡ 」をお届けします!
私の記事でみなさんの日々を少しでもよりHappyなものにできますように...🌙

映画『大きな玉ねぎの下で』2月7日(金)公開

1985年にリリースされた爆風スランプさんの楽曲「大きな玉ねぎの下で」。今なお歌い継がれている不朽の名曲からインスパイアされて誕生したのがこの作品です。

本作の主演は神尾楓珠さんと桜田ひよりさん。

神尾さんは夜のバーで働き、進路に悩む就活生・堤丈流(たける)を、桜田さんは昼のカフェで働き、実習に奮闘する看護学生・村越美優(みゆう)を演じます。

また、丈流の父を原田泰造さん・母を西田尚美さんが演じ、丈流の大学の友達でムードメーカー・喜一を中川大輔さん、美優のバイト先の先輩・沙希を山本美月さんが演じています。

また、ふたりが元気をもらっている好きなアーティスト・A-riをasmiさん、A-riとともにラジオをしているナビゲーターを江口洋介さんが演じており、とても豪華なキャストの方々が勢揃い!

また平成の恋では、三浦南高校に通う虎太郎と大樹を藤原大祐さん・窪塚愛流さんが演じ、秩父市に住む高校生、明日香と今日子を瀧七海さん・伊東蒼さんが演じており、フレッシュなキャストの方々で彩られています。

物語の出発点

同じ場所にいるのにまだ会ったことがない2人。

丈流と美優は、夜はバー・昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働いている。そしてお店の発注が被らないように、連絡用の〈バイトノート〉でやりとりをすることになった。

最初は業務連絡だけだったが、好きなアーティストの話で意気投合し、次第に悩みも打ち明けるように。

会ったことがないからこそ素直になれて、バイトノートでのやりとりがお互いの楽しみになっていった。

ノートを通して言葉を交わすことでお互いに惹かれていたのだが……実はふたりは顔見知りで、まったくそりが合わず大嫌いな相手だった。お互いの素性を知らないまま大きな玉ねぎの下(武道館)で会う約束をするが……。

一方、丈流と美優が聞いているラジオ番組では、30年前のペンフレンド(文通相手)との恋が語られていた。

顔は知らないけど好きな人と、武道館で初めて会う約束をして……♡ 

果たして2組は大きな玉ねぎの下で出会うことができるのか?令和と平成2つの恋が交錯し、やがて1つの奇跡が待ち受けるー。

手書きの言葉を贈りあううちに、顔の知らない相手に惹かれていく2組・・・♡

デジタルなもので溢れる現代では手書きの文字から始まる出会いはなくなっているかもしれません。

だからこそ、手書きの言葉がもつ温もりを痛感し、すぐには届かない不便さ、返事を待つ時間が愛おしく感じられます。

この映画を観たあと、みなさんも思わず大切な"誰か”に向けて、手書きのお手紙を書きたくなるはずです♡ 

Point主人公たちの仲の良さ・お互いへの思いやりに感涙

まずは何と言っても丈流と美優。バイトノートに自分の駄目な所を書き記す丈流に美優は「それを自分でわかっているなら、最低じゃないよ。」「生まれちゃったなら生きちゃおうよ。」と伝え、励まします。

一方丈流は、美優がお店の棚が少し高いのがストレスと伝えると、彼女のことを想って一人で高さを調整。まだ会ったことのないふたりが、お互いを励ましあい力を与えあっている姿に心が打たれます。

次に平成を生きる明日香と今日子。明日香が雑誌に載っている「ペンフレンド募集」に申し込んだことをきっかけに大樹・虎太郎たちとやりとりをすることになりますが、これは体が弱く入院生活が続く今日子に楽しみを見つけてほしいという想いからしたことでした。

それを聞かれたとき明日香ははぐらかしましたが、今日子への優しさに溢れていて、幸せな気持ちに♡ 

そして大樹と虎太郎。先生にいつも注意されてばかりの大樹と真面目な虎太郎。全然性格が違うふたりですが、とっても仲良しです。

大樹がペンフレンド募集に応募し、明日香(たち)と文通を送りあった際も、お手紙を毎回綺麗に清書していたのは虎太郎でした。

大樹からの無茶苦茶なお願いにも、当たり前のように応えるところからふたりの仲の良さが感じられ、思わず微笑んでしまいます。

Pointお母さんが贈ってくれたファイトマークと言葉

いつも美優とのバイトノートのやりとりで丈流が書いているファイトマーク。

美優から「ファイトマーク、勝手に励みにしてます。」とお返事が返ってきていたのですが、実はこれは丈流のお母さんが不安そうな丈流を元気づけるためにいつも書いてくれていたものでした!

小さいころお母さんからもらったファイトマークを、今ではいつもメッセージと共に書いている丈流。

そんなお母さんからの贈り物を大切にしている丈流の素直さと家族の愛に心が温かくなります。

そして「人生のほとんどは退屈なのよ。だから楽しいこと探すの、自分で見つけるの」という言葉は、将来どんな道に進んだらよいかわからず就活に身が入らない丈流にお母さんが贈った言葉。

丈流はもちろん、この映画を観た方の背中も押してくれるはずです!

Pointasmiさん演じる「A-ri」の歌声がみんなを優しく包み込む

丈流と美優が歌の歌詞でお互いを励ましあったり、一緒にラジオを聞いたりと、ノート上でも現実でもふたりをつなぐきっかけになっているキーパーソン・A-ri。

「手紙」という劇中歌や、主題歌の「大きな玉ねぎの下で」が流れた瞬間、asmiさんの歌声でぱっと優しい世界が広がります。

そしてasmiさんが歌う主題歌は、爆風スランプさんのストレートで熱い想いを感じる雰囲気とは打って変わって、優しさと切なさ漂うエモーショナルなものとなっています。

劇中ではそのどちらの楽曲も登場しますので、ぜひその違いを堪能してください♡ 

最後に・・・

爆風スランプさんの「大きな玉ねぎの下で」という楽曲から生まれた本作品。その曲の世代の方もそうではない方も、楽しむことができる作品です。

手書きの言葉がもつ温もりを再認識させてくれて、心に残るー。

「恋ってときどき目にしみる」というこの映画のキャッチコピー通り、思わず涙があふれてしまうラブストーリーを、ぜひ劇場でお楽しみください♡ 

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