【就活】採用担当がぶっちゃけ!「説明会・ESの落とし穴」とは
教えてくれたのはこの人たち!
IT系西川さん
“就活生の服装自由”という企業で採用を担当し、主体性を重視。
医療メーカー系中川さん
専門職も多い業界のため、自社とのマッチ度に着目して採用。
人材系佐々木さん
業界柄、さまざまな顧客と関わるので臨機応変な部分を見ている。
不動産系小野さん
5年間、採用に関わってきたベテラン。第一印象の大切さを説く。
Voice01
エントリーシート>>企業のHPやパンフレットのキーワードを引用しすぎるのは危険
「自分の言葉で書いたオリジナリティーのある内容を求めています。しかし企業研究アピー ルなのか、自社HPに載せている文言を引用する就活生は意外と多いですね」(小野さん)
「特に志望理由に多いのですが、社員インタビューなどからコピペした文章を入れてくる人がいます。確かにそれっぽくなりますが、さすがに検索すればすぐわかります!」(西川さん)
Voice02
説明会>>合同説明会や学内セミナーに来る学生は志望度がまちまちなイメージ
「大学での説明会も実施していますが、正直そこに来るのはキャリアセンターに頼っている学生さんだと感じます。そこまで志望度が高くなさそうに見える人も多いです」(佐々木さん)
「最近の合同説明会は“◯社まわったらクーポンプレゼント”のような場合もあり、なんとなく参加している学生がいて残念です。ときどき、スライドをスマホで撮るような人も」(西川さん)
Voice03
エントリーシート>>クリアファイルや送付状の有無は選考に影響ナシ
「届いた書類を必ずしも人事担当が開封するわけではない場合もありますし、1通1通そんなところまでチェックしていられません。選考自体には関係ないと思って大丈夫です」(佐々木さん)
Voice04
説明会>>無駄なアピールをしたところで加点はなく、むしろ減点になり得る
「あいさつや姿勢など、生きてきた上で身についているであろう最低限のマナーや礼節を見ています。その他、聞いているときに反応がないなども、悪い意味で目につくものです」(小野さん)
「人事の印象に残ろうとしてたくさん質問しても、的はずれなら逆効果。企業HPを見ればわかるようなことや社風などの抽象的なことを聞かれると、むしろマイナスですね」(佐々木さん)
Voice05
説明会>>パソコンでメモをとるならひと声かけるのが得策
「堂々とパソコンを使われると気になってしまいます。実際、ビジネスシーンでもクライアントの層や場の空気を読んで使用しますし、先に何かいってくれると印象は違うはず」(佐々木さん)
Voice06
エントリーシート>>「詳しく書きすぎると面接で話すことなくなる」はウソ!
「就活神話を気にしてなのか、とても短く淡白な内容のESがあります。でもESの枠いっぱいに書いたとしても、その背景や肉づけ部分に関しては十分に語れるはずですよ」(佐々木さん)
Voice07
説明会>>来るのが早すぎても逆に困ります
「受付開始時刻よりもさらに早く来られると、こちらも準備が終わっていない場合があるのでアタフタ。早く来たから好印象ということもないので、受付開始時刻に合わせて来て!」(中川さん)
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イラスト/成瀬瞳