初の単独主演!【SixTONES・田中樹】が語る舞台『ぼくらの七日間戦争2025』に対する思いとは...?

SixTONESのグループ活動、バラエティ番組の出演に加えて、最近は俳優としてドラマ出演も続いていた田中樹さんがRayに登場!今回は、この夏始まる主演舞台『ぼくらの七日間戦争2025』にまつわるおハナシをお届けします。舞台には苦手意識があるという樹さん。ファンへの愛が垣間見えるアンサーを要チェック♡
この夏から挑む舞台
オトナたちへの反乱を起こす中学生の夏休みの姿を描く舞台『ぼくらの七日間戦争2025』にて 、初の単独主演を務める。そんな樹さんの今の気持ちとは……。
年令のギャップにとらわれず人間性の部分を体当たりで演じた
——SixTONESのグループ活動、バラエティ番組の出演に加えて、最近は俳優としてドラマ出演も続いていた田中樹さん。初の単独主演を務める舞台『ぼくらの七日間戦争2025』へも期待が寄せられますが、正直なところ、舞台には苦手意識があるとか……。
「俺が演じる菊地英治は中学1年生。
最初に聞いたときは“中学生できんの?”って思ったけど、今はストーリーのなかで構築される人間性の部分を体当たりでやれば説得力のあるものになるかなと考えています。同じ生徒役は、みんな30才前後だしね。
ちなみにノーカットでミスできない舞台は、性格的にあわないなと思ったから『DREAM BOYS』以来やってなくて、約3年ぶり。
稽古が始まる前なのに、すでに噛んだらどうしよう……って考えてる。そのくらい苦手意識が強いんです。
俺の本業は歌って踊ることだし、自分の経験値のために舞台に挑戦しようとは思ってこなかったんだけど、久しぶりにやったらファンの人も喜ぶかなって。この舞台をやろうと思った理由のひとつはそこ。
主演だ、座長だって言われるけど、別にそこに対してのプレッシャーもなく、あるのは舞台というシチュエーションへの緊張感のみ。
いち出演者としてみなさんとコミュニケーションをとって一緒に舞台をつくっていこうと思います。
まぁ、座長としては2〜3回ぐらい差し入れしたらいいかな?あと『どっかでちらっとごはん行きます?』って一度声かけてみたり。
それで、誰かがのっかってきたら『スケジュールだけ確認しましょうか』って言って、俺は行かないようにします(笑)。
ドラマの現場でもプライベートなことは共演者とひと言もしゃべらないで終わったりするくらいだから、ちょっと怖いのよ。
SixTONESのメンバーはこういうとき、共演者と飯行ったりしているんだけど、やっぱ俺は無理かも(笑)」

舞台『ぼくらの七日間戦争2025』
刊行から40年を迎えた、大ベストセラー小説『ぼくらの七日間戦争』を新たに舞台化。
中学1年生の生徒たちが、理不尽なオトナたちへの反発から夏休みに廃工場で立てこもりを始める。仲間との絆、オトナとの対立を通して、成長する子どもたちの姿を描く青春群像劇。
8月24日(日)〜 9月2日(火)に東京建物Brillia HALLで行われる東京公演を皮切りに、全国5ヵ所で上演。
田中樹
たなか・じゅり●1995年6月15日生まれ、千葉県出身。SixTONESのメンバーとして2020年にCDデビュー。
近年は『I, KILL』(WOWOW)、『ACMA:GAME』(日本テレビ系)などのドラマへも出演し、俳優としても活躍の場を広げている。
撮影/SAKAI DE JUN スタイリング/川原真由 ヘア&メイク/朝岡美妃(Nestation)文/政年美代子