【ネタバレ有】菅田将暉ら人気俳優陣が贈る青春ドラマ「コントが始まる」第1〜5話までをおさらい!
「コントが始まる」とは?
「コントが始まる」は、この2021年春から日本テレビで放送が始まったドラマです。放送時間は毎週土曜日の22時。
脚本を担当したのは、プロポーズ大作戦(2008年)やSUMMER NUDE(2013年)などのヒット作を手がけた金子茂樹さんです。
30歳を目前に迫ったある3人組の芸人とある姉妹の5人を中心に描く、笑って泣ける青春群像劇です。
どこか他人事とは思えない…そんな若者たちの懸命に生きる姿に胸を打たれるドラマになっています。
今をときめく豪華キャストに注目!
出演するのは、今をときめく若手俳優たち。
物語の中心であるお笑いトリオ「マクベス」のメンバーを演じるのは、菅田将暉さん、神木隆之介さん、仲野太賀さんの3人です。
そして、マクベスのファンの中浜里穂子は有村架純さん、妹のつむぎ役を古川琴音さんが演じています。
主題歌は、あいみょんの「愛を知るまでは」
主題歌は、数多くの名曲を作り若者だけでなく親世代からも絶大な指示を集めているあいみょんさんの「愛を知るまでは」です。
2017年というあいみょんさんにとって1番売れたかった時期に作ったこの曲は、売れないお笑い芸人を描くこのドラマにぴったりの1曲になっています。
第1話 あらすじ
コント「水のトラブル」。
物語はお笑いトリオ「マクベス」が小さな劇場でコントをしているところから始まります。
マクベスは、高岩春斗(菅田将暉)、美濃輪潤平(仲野太賀)、朝吹瞬太(神木隆之介)の3人で構成されています。
コントは、あらゆる水をメロンソーダに変えてしまうラーメン屋の従業員をめぐる”水のトラブル”という内容です。
このコントの映像を見ていたのが中浜里穂子(有村架純)です。
遡ること1年前、里穂子の働くファミレスに週に1度ネタ合わせのため3人が来店したのがマクベスを知るきっかけでした。
マクベスの3人が隣のマンションの同じ階で共同生活をしていることを知り、徐々に里穂子にとって気になる存在になっていきます。
それからというもの、探し始めて1週間後やっとの思いでコンビ名を探し当てた里穂子は自然と涙を流していました。
実は1年前に里穂子は会社を辞めていたのです。心には、何かを抱えている様子…。
しかしマクベスを知ってからは、里穂子にとって彼らが大切な存在となり、彼らを応援することが人生の一部となっていきました。
待ちに待った初めての生ライブ。ライブ終了後、春斗の口から解散が告げられます。
人生の一部を早々に失った里穂子は、呆然としたまま家に帰るために歩いていると、突然後ろから名前を呼ばれます。
振り返るとそこには、なんと春斗が立っていました。
驚きつつ解散の理由を問うと、「約束だから」と春斗は言います。
その約束は遡ること10年前。マクベスの3人は同じ高校の同級生でした。
春斗は潤平と文化祭でコントを披露することになります。
観に来ていた客は10人ほどしかいませんでしたが、担任の真壁先生(鈴木浩介)は、2人のコントを大絶賛します。
一方で、後にメンバーに加わる瞬太はゲーマーとしてぷよぷよの日本一に輝き、100万円の賞金を手にしてました。
そんな3人は文化祭終わりにラーメン屋へ。
ラーメンを食べ終えた春斗は潤平をコントの道へ誘います。
そして、春斗と潤平はお笑いの道へ、瞬太はゲーマーの道へ歩み始めました。
しかし、コントの世界は想像以上に厳しく5年経っても鳴かず飛ばず。そこにマクベスにプロゲーマーを引退した瞬太が加入し、3人のマクベスがスタートしました。
この頃から共同生活をスタートさせ、毎週新しいコントを作っては、オーディションに挑みますが、それでもなかなかうまくいきません。
そんなある日の夜、道路脇のベンチで泥酔している里穂子を見つけた春斗は、里穂子にペットボトルのミネラルウォーターをあげてその場を後にします。
翌日、春斗が昨晩のベンチの前を通るとそこには、ミネラルウォーターが入っていたペットボトルの中身がメロンソーダに代わっていたのです。
不思議に思った春斗でしたが、詳しいことは何も分かりません。
しばらくしてから近所に新しくできたファミレスにマクベスの3人で寄ると、そこにはミネラルウォーターをメロンソーダに変えたであろう張本人の里穂子が働いていました。
しかし、真相を聞くことは出来ず、時は流れます。
ある日、里穂子についてシェアハウスで瞬太と春斗が話していると、そこに潤平が帰ってきて10年前お笑いを始めるにあたって親とした約束の話について持ち出します。
その約束は結成10年で売れなかったら解散するというもので、潤平は彼女である岸倉奈津美(芳根京子)との結婚のことや実家の酒屋のことを考えると解散をするしかないと言います。
最後のチャンスと望んだオーディションも結局上手くいかず。
オーディションの後、瞬太の運転で向かった先は福岡。
東京から18時間かけて向かった福岡でもいつものようにラーメンを食べる3人。ラーメンを食べ終わると、春斗が口を開きます。
「解散するか。」
神妙な面持ちで告げた春斗でしたが、潤平と瞬太は大事なことは必ずラーメンを食べた後に言う春斗のおかしさに爆笑します。
潤平をお笑いの道に誘った時もラーメンを食べた後でした。「10年前の伏線回収してんじゃねえ」と笑いながら泣く潤平でした。
そして、東京に戻りそのまま単独ライブに出演し、解散を発表。
帰り道で春斗は里穂子を見つけて声をかけました。家族との約束について里穂子に話してから、ずっと気になっていた1年半前のメロンソーダについて質問します。
里穂子はあの日、働いていた食品メーカーを退職し、会社の製品であるメロン味の粉末をペットボトルに入れていたのでした。
謝る里穂子に春斗は、ネタがひとつできたと感謝します。
第1話冒頭のコント「水のトラブル」は、この里穂子とのエピソードから生まれたコントだったのです。
春斗は潤平と瞬太をお笑いに誘ったことを申し訳なく思っていると里穂子に言います。
しかし、会社を辞めて廃人になっていた里穂子を救ったのは間違いなくマクベスで、ファミレスで見かける3人は間違いなく誰よりも輝いていたと春斗を励まします。
その言葉に涙を流す春斗に里穂子は「水のトラブルスリーセブンに連絡しましょうか?」とコントの内容を引用して春斗を笑顔にしました。