大阪・関西万博のバーチャルパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」を企画・制作

大日本印刷(DNP)
バーチャル空間の特性を活かした展示・体験を提供
大日本印刷株式会社(DNP)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を象徴・代表するテーマ事業の一つである中島さち子プロデューサーが取り組むシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のゴールドパートナーとして、シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」(クラゲ館)*1およびバーチャル万博*2内のパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」(バーチャルクラゲ館)の展示・体験の企画・制作を行いました。
バーチャルクラゲ館では、中島さち子プロデューサーが謳う「創造性の民主化」というクラゲ館と同じコンセプト*3のもと、バーチャル空間の特性を活かした展示・体験をデザインしました。
https://www.youtube.com/watch?v=YONFjXn5OuE
【バーチャルクラゲ館の特長】
1.クラゲ館のコンセプトを体現するオリジナル体験を提供
バーチャルクラゲ館は、クラゲ館と同様に「プレイマウンテン」「バーチャル創造の木」「いのちの根っこ」の三つの空間で構成しています。
創造性を拡げる遊び場である「プレイマウンテン」には、「花火と共に天高く飛ぶ」体験ができる遊具や近づくとなぜか逃げてしまう遊具など、リアル空間では体験できない、バーチャル空間ならではの体験ができるオリジナル遊具を配置しています。
また、「いのちの根っこ」の空間は、リアル会場で体 験するためには予約が必要な「私を聴く」「私を祝う」の体験を一部再現し、リアル会場に訪れていない人がクラゲ館のコンセプトに触れることができたり、実際に会場で体験した人にはバーチャル空間で会場での体験を振り返ることができる内容となっています。
2.共創の場として展開
バーチャルクラゲ館は、「創造性の民主化」の思想が制作過程にも活かされています。
プレイマウンテンの遊具を企画するにあたっては遊具アイデアコンテスト*4を実施し、応募のあった300件を超えるアイデアの中から8つの遊具を制作し、バーチャルクラゲ館に設置しました。また、バーチャルクラゲ館の中に浮遊する多くのクラゲは、万博をきっかけに中島さち子プロデューサーが出会った世界中の仲間たちが描いたものです。
さらに、オンライン上で投稿されたメッセージが実となり、増殖することで成長する「バーチャル創造の木」は、共創によって進化する展示です。
バーチャルクラゲ館は、リアル会場と同様に多くの参加者が共創・協奏する可能性を重視しており、正解を求めない自由さといった“余白”があります。そこからもたらされるワクワク感やエネルギーが大切な演出要素となっています。
【今後の展開】
DNPは「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントを掲げ、「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する」という企業理念に沿った活動を推進しています。その一環で、あらゆる年齢・性別・言語等の人々が互いに分け隔てられることなく、リアルとバーチャル双方の空間を行き来できる新しい体験と経済圏を創出する「XRコミュニケーション(R)事業」を2021年から展開しています。これからも、「未来社会の実験場」である大阪・関西万博での取り組みを通じ、展示や体験の企画・制作ノウハウとXRコミュニケーション等の強みを掛け合わせ、教育支援や自治体の地域活性化、新しい美術鑑賞などバーチャル空間を活用した新たな価値の創出を目指します。
*1 いのちの遊び場 クラゲ館 → https://expo2025-kuragepj.com/
*2 バーチャル万博公式Webサイト → https://www.expo2025.or.jp/future-index/virtual/virtual-site
*3 Discover DNP:めざすは、創造性の民主化~中島さち子さんと共創する大阪・関西万博「クラゲ館」→
https://www.dnp.co.jp/media/detail/20175271_1563.html
*4 未来の地球学校 遊具アイデア 審査結果発 → https://future-earth-school.com/idea/award/
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