【コロナ対策】あなたはいくつできてる?「免疫力が上がりやすい入浴法」セルフチェック
まずは自分の入浴をチェック!
- 入浴前、入浴後にそれぞれコップ1杯以上の水分を飲んでいる
- 入浴前に浴室暖房をかける、シャワーでかけ流しをして浴室をあたためる
- 湯温は41℃までにしている
- 汗が出るまで浴槽に浸かる
- 寝る1-2時間前に入浴している
- 入浴中はスマホを持ち込まないようにしている
- 入浴剤を使っている
- 肩までしっかり浸かる
- 浴槽で深呼吸をする、歌を歌う
- 浴槽からでるとき、水を体にかけない
- 湯上りはクーラーや扇風機に当たらない
- 毎日浴槽に浸かっている
●チェックが0〜5個
免疫が上がりにくい入り方をしてしまっている可能性大!
●チェックが6〜8個
より正しい入浴法を意識することで免疫を上げよう!
●チェックが9〜12個
免疫が上がりやすい入浴が実践できています!
皆さんの入浴はいかがでしたか??「免疫が上がりやすい入浴法」を実践できていた人もそうでない人も、正しい入浴について学んでこれからの冬の時期を健康に過ごしましょう!
Check!1
入浴前後にコップ1杯以上の水分をとって!
血流が良くなると、免疫細胞が体内を効率よく巡回できるようになるため、免疫力UPにつながります。血流を良くするためには、入浴前後での水分補給が大切です!
Check!2
入浴前に浴室をあたためておく!
入浴中の体温アップは湯の温度だけでなく、浴室の温度からも影響を受けます。浴室が暖かいとヒートショック予防になるだけでなく、効率よく体温を上げられます。あらかじめ浴室暖房をかけたり、シャワーでかけ流しをしたりすることで浴室の温度を上げておきましょう!
Check!3
湯温は41℃まで!
過去の研究から、暑すぎる湯に浸かると身体にはストレスとなってむしろ免疫力が抑えられる可能性があるとわかっています。また、ヒートショックの可能性もあり、安全な入浴とは言えないみたい。
Check!4
汗が出るまで浴槽に浸かって!
血流を改善したり、免疫細胞の活性化を促すには、ある程度の体温上昇が必要。「額に汗が出る」までを目安に、しっかり体温が上がるまで浴槽に浸るのが大切!
Check!5
寝る1〜2時間前の入浴で良い睡眠を!
免疫力を高めるには質の良い睡眠が大切。寝る1〜2時間前の入浴は良い睡眠につながります。
Check!6
入浴中はスマホは持ち込まないで!
入浴中はしっかりリラックスして副交感神経の働きを高めることが免疫力アップにつながります。スマホを持ち込んでしまうとついつい着信などを気にしてリラックスできないですよね。お風呂の間はスマホから離れてみましょう!
Check!7
入浴剤を入れて温熱効果UP!
入浴剤には、入浴の温熱効果を高める効果が!体温を効率よくあげ、血流を改善してくれます。入浴剤を使うことで無理に高い湯に浸からなくても十分な入浴効果が期待できます!
Check!8
肩までしっかり浸かる!
肩までしっかり浸かることで体温がきちんと上がるだけではなく、水圧による血流改善も期待できるんです!(肩まで浸かると息苦しさを感じる場合は半身浴にしましょう)
Check!9
浴槽では深呼吸&歌を歌って過ごすのが◎
入浴中はお風呂の「湯気」も活用するのが賢い入り方。湯気を吸い込むことで鼻腔や期間の異物排泄機能も向上します。また、水中での深呼吸や歌を歌うことは呼吸筋を鍛える効果が期待できるそう。お風呂で歌を歌うことで、ストレス発散しながら呼吸機能を向上させて!
Check!10
浴槽から出るときは水をかけない!
お風呂から出るとき、水を体にかける人もいるのでは?しかしそれはせっかくの温熱効果をリセットしてしまう、もったいない行為なんです!保温して入浴の効果を持続させましょう。
Check!11
湯上りはクーラーや扇風機に当たらない!
免疫力のアップには血流改善や体温上昇が効果的ですが、湯上りにクーラーや扇風機に当たってしまうと、せっかくの入浴の温熱効果がリセットされてしまうことに…。
Check!12
毎日浴槽に浸かって!
入浴での健康効果を出すためには、毎日続けて浴槽に浸かることが大切。めんどくさいときもシャワーで済まさず、出来るだけ毎日浴槽に浸かって。
More!
免疫が上がりやすい入浴ができている都道府県って??
チェックリストの結果はいかがでしたか?
実は、免疫が上がりやすい入浴ができているのはたったの5割程度。
免疫が上がりやすい入浴ができているのは「千葉県」「栃木県」で、免疫が上がりにくい入浴をしてしまっているのは「沖縄県」であるという調査結果が出ています。沖縄県がランクインした原因は、暖かい地域ならではの「シャワー文化」のようです。(リンナイ調べ)
正しい入浴法で、免疫力を高めよう!
いかがでしたか?毎日の入浴ひとつでも、入浴方法を少し意識するだけで免疫力UPに繋げることができるんです!ウイルスが蔓延しやすい冬の訪れを感じる今こそ、ウイルスに負けない強い体をつくっておきたいですよね。小さな心がけの積み重ねで、寒い冬も元気に乗り切りましょう!
今回教えてくれたのは…
早坂 信哉 先生
東京都市大学人間科学部教授、医師、博士(医学)、温泉療法専門医。お風呂を医学的に研究している第一人者。「世界一受けたい授業」「ホンマでっか!?TV」など多数のメディアに出演。主な著書は『たった1°Cが体を変える ほんとうに健康になる入浴法』(KADOKAWA)、『入浴検定 公式テキスト お風呂の「正しい入り方」』(日本入浴協会)など。
調査概要
調査時期:2020年10月4日〜10月6日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~60代男女 計2,350人(各都道府県50人ずつ)
調査エリア:全国47都道府県
情報提供元:リンナイ株式会社