【11月8日はいい歯の日】コロナ虫歯が急増中!歯科医に聞いた、自分で出来る「オーラルケア対策」とは
Topic1
歯科受診を控える人が増えているワケ
皆さんは、最近歯医者さんで定期的な歯科健診を受けていますか?モンデリーズ・ジャパンの調査(※1)によると、2020年3月以前に歯科医院に「定期的に通っていた」「ときどき通っていた」人のうち半数以上(53.2%)が、現在、新型コロナウイルス感染症を理由に歯科への通院を「控えている」「控えるか迷っている」と回答しました。
宮崎先生によると、緊急事態宣言直後は患者数が大幅に減少し、現在でもむし歯や痛みなどの問題がない限りは通院を控える方が多くいるものの、歯科受診を控えるとご自身の口腔内の状況を客観的に見てもらってアドバイスを受けることができないため、初期むし歯に気づきにくくなることが懸念されているのだそう。
Topic2
怖すぎ!“コロナむし歯”の原因は
また、在宅時間が増えたことで食生活が不規則になった人も多いのではないでしょうか?ポッカサッポロフード&ビバレッジが、週4日以上テレワークをする20〜40代の男女を対象に実施した調査(※2)では、1日の食べる回数(食事・間食)が4食以上と答えた人は51.9%となりました。こうした食生活の乱れに加え、マスク着用により口呼吸が増えることで、口腔内が乾燥することでもむし歯リスクが高まると指摘されています。
宮崎先生によると、間食やだらだら食いをしているともともと中性である口腔内のPHが酸性に傾いたままとなりむし歯になりやすい状態となるのだそう。たくさん食べなくてもダラダラと食べてしまうのがむし歯にとっては一番悪い要因です。
また日常的にマスクをしていると呼吸が苦しくなりつい口呼吸になってしまうことがありますが、口呼吸により口腔内が乾燥すると歯の表面の汚れを洗浄し細菌を殺す唾液が少なくなってしまい、むし歯や歯槽膿漏のリスクが高まってしまうとのことです。
Topic3
歯科医師がおすすめ!自宅で簡単にできるセルフオーラルケア対策
「いつの間にか虫歯の進行が進んでいた…」なんてことにならないために、毎日の生活で意識することが大切。
宮崎先生は、セルフオーラルケア対策について次のように教えてくれました。
「“コロナむし歯”のリスクを軽減するためには、まずはご自宅でのこまめなセルフオーラルケアが重要となります。
残念ながら歯磨きだけで取れるお口の中の汚れは、60〜70%と言われています。歯磨きだけでは落としきれない汚れがあるため、歯間ブラシやデンタルフロスを使って除去する習慣をつけることが大切です。
もう一つ重要なことは、むし歯に抵抗できるように歯自体を強化していくこと。本来、唾液の中には歯を強化できるようなイオン(カルシウムイオンやリン酸イオン等) がたくさん含まれていますが、なかなか歯の中に取り込むのが難しいため、取り込みを補助してくれるような成分を含むガムを噛んだり、フッ化物を配合した歯磨き粉を利用したりするのもよいでしょう。
ガムを噛むことは、マスク着用時の口腔内の乾燥対策にもおすすめです。シュガーレスガムを5〜10 分噛めば、むし歯の原因となる酸を作らずに、口腔内に潤いを与え、お口の環境を整えてくれます」
withコロナ時代のセルフオーラルケアにおすすめのアイテムをご紹介。コロナむし歯のリスクを軽減するためにも、習慣づけてみて!
マスク時の口腔内乾燥対策にガムを噛む習慣を。
むし歯の始まり(脱灰)を抑えるCPP-ACP配合のガム。「CPP-ACP」は、再石灰化を促進するリン酸カルシウムを含んでおり、「むし歯の始まり(脱灰)抑制」「歯の再石灰化を促進」「耐酸性を増強」の3つの働きで、歯を丈夫で健康に保つ。
歯ぐきのキワまで感動落ち!変身する2WAYフロスでこまめなケアを。
ありそうでなかった 2 つの使い方ができる2WAYフロス。小回りがきくコンパクトサイズのY字型で、どんな歯間も簡単にケアでき、「セパレート型」に変身させれば、歯と歯ぐきのキワまで 密着し歯垢まで除去できる。
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