【杉野遥亮】生田斗真と初共演中「生田さんの〇〇が僕の理想です」独占写真も公開♪
生田斗真さんとの初共演で
日々お勉強させてもらってます
――生田さんとは初共演ですが、もともとはどんな印象がありましたか?
僕がこの世界に入る前からスターで、舞台や作品でお見掛けする機会がたくさんあったので緊張しますね。とくにドラマ『ウロボロス』はめちゃくちゃ好きです! それから劇団新感線の舞台『Vamp Bamboo Burn』、長台詞のお芝居をされていた『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』も拝見させて頂きました。それと同時に今回、生田さんが演じる岸辺満という役も、めちゃくちゃやりたいなって思いました。自分だったらこうするだろうなっていうのが、台本を読んでいるときふわっと浮かんできて。自分とは違う、どういったお芝居をするのか毎回楽しみなんです。
――実際共演されてみて、生田さんからどんなことを吸収したいですか?
生田さんの座長としての立ち居振る舞いは本当に尊敬します。生田さんは長台詞が多くて台詞の量も尋常じゃないんですよね。一体いつ覚えているんだろうってむちゃくちゃ気になります! それでいてとても人たらしな人柄というか。台詞の掛け合わせも生田さんの方から「やる?」って声かけて下さいました。不安なところを一緒に練習して下さるのでとてもありがたいです。生田さんみたいな立ち居振る舞いが僕の理想の姿だな、と思います。
――安田(顕)さんともバーのシーンで話すことが多いですが、どんなことを学んでますか?
安田さんが監督とお芝居について色々お話されているのを聞いているんですけど、安田さんが話されている内容が、自分の今後にも活かせるなと思うことがたくさんあります。詳しい内容は……秘密です(笑)。
――生田さん演じる満は口喧嘩だけは誰にも負けないけど、杉野くんが誰にも負けないものは?
えーなんだろう。自分だとなかなかわからないですね……。なんだと思います??
(マネージャーさんに杉野くんが聞いてみると、マネージャーさんから「ほっとけない感じがあるし、知らないうちに自然と周りの人と仲良くなれているよね」と回答が)
そうなのかな。もちろんなかなか距離をつめられない人もいますよ。感覚の問題ですけど、相手がバリア貼ってるな~とか思ったらそこまで近づけいないですが、今回の現場は去年出演した時のドラマのスタッフさんが沢山いらっしゃったから、馴染みやすかったです。
僕と一緒に、今後の展開を
楽しみに待っていて下さい!
――今回の現場で一番大変だったことは?
クランクイン初日です!! 自分の想像の範疇になかったことが色々起きて大変でした。例えば今回の作品は、1つのシーンを途中で止めることなく、最後まで通して撮影しているんです。今までは1つのシーンでも何回かに分けて撮る作品が多かったので、すごく勉強になります。ただ途中で止めない分、カメラの位置など、お芝居以外のことも沢山意識しなければならないので難しかったです。そんな中で僕の誕生日ケーキがでてきて(笑)。ちょうどクランクインする少し前が誕生日だったのでお祝いしてもらいました。すごく嬉しかったけど「今か。」ってなりましたね(笑)。
――新しい作品、現場に入る時に意識していることは?
こいつ生意気だって思われないように、常にアンテナをはってます。なかなか積極的に自分から話しかけたりできないんですけど、今回の現場は、知っているスタッフさんが沢山いらっしゃったから、自然といい距離感を保てているのかもしれないです。みなさんと自然な距離感を保てるように頑張ってます!
――最後に、ドラマ後半戦の見どころを教えてください!
まず、この作品は1時間を約30分に分けた2本立て方式なので、アニメに近い感覚で楽しめる新しいドラマです。家族でも見られるし、台詞の掛け合いが心地よく耳に入ってきて、気軽に途中からでも入り込めると思います。僕は家族で見て、ああだこうだ言いたいなって思います。今後の展開については……実は僕も視聴者の方と同じくらい知らないので僕自身も今後の展開がすごく楽しみなんです! Ray読者のみなさんも、僕と一緒に今度どうなるのか楽しみに待っていて頂けたら嬉しいです。
Profile
杉野遥亮(すぎの・ようすけ)
1995年9月18日生まれ、千葉県出身。2015年、FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、映画「キセキ -あの日のソビト-」で俳優デビュー。映画『L❤DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』、主演ドラマ『スカム』など多数出演。主演映画『羊とオオカミの恋と殺人』が公開中。また、2020年1月11日に放送予定の『山本周五郎ドラマ さぶ』(NHK BSプレミアム)にも出演予定。
information
ドラマ『俺の話は長い』
日本テレビ系・毎週土曜22:00~
主人公の岸辺満(生田斗真)は、口ゲンカだけは誰にも負けない31歳のニート。得意のヘリクツで自分のダメさをごまかしてきた男が、環境の変化に翻弄されながら家族との絆を深めていくホームコメディー。
撮影/有馬秀星(MOUSTACHE) スタイリスト/Shogo Ito(sitor) ヘア&メイク/Akihiko Hayami(CHUUNi inc.) 取材・文/山口昭子