【インドネシア帰国編】ハプニング多発で全力疾走!?

帰国するまでの写真です。
インドネシア留学も終わり、いざ帰国。しかし、帰国するにも「大」苦労しました。その原因を今回の記事で語っていこうと思います。

友達が駅まで送ってくれるらしい…
荷物のパッキングも済ませ、帰りの電車と飛行機のチケットも取り、準備満タン。
実は、この時、インドネシア国内でデモが起こっていたため友達が駅まで車で送ってくれるとのこと。
その申し出にすごく感謝しながらも、この友達は待ち合わせに毎回30分以上は遅れて来るので、電車の時間の1時間半前に待ち合わせ時間を設定しました。
空港までの電車のチケットは事前予約しており、時間も指定されているので絶対に遅れてはいけません!
しかし、友達から「今、父親が車使ってるから少し遅れる。でも電車の時間には間に合うから安心して!」とメッセージが来ました。
いや、安心できるか!!
不安になりながらもしばらく待っていると
「車壊れた。ごめん、迎えにいけない」と友達から返信が。
怒りと焦りを感じながら、ふと時計を見ると、電車の時間まで残り55分。
バスで行っても1時間。タクシーで行っても渋滞があるので信じられない。
では、駅まで何kmか。
「4.4km」
「あれ?走ったほうが早いなぁ。無料だし」ということで、
5.6kgのリュックサックを担ぎ、15.9kgのキャリーケースを引いてすぐにダッシュ!
残り53分。ひたすら走るが、リュックとキャリーケースはもちろん、道路もガタガタのせいで腰も肩も脚も痛い。
それでも、電車代を無駄にしたくないという一心で走りました。
途中、デモの影響か、軍人が乗った迷彩柄の巨大な車と並走しました。
今思えば、本当に危ないのと、大きな荷物を持ちながら全力疾走している自分は変人ですね。
さらに、被っていた帽子もたまたま迷彩柄だったので、今振り返って、肝が冷えてます。
それでも、駅まで休まず走り続けること50分。
ついに着きました!ダッシュで改札をくぐり、電車内の席に座れました。
この時の私の写真がこれです。
Tシャツびしょびしょ、顔真っ赤。
とはいえ、無事に電車に間に合い、空港に着けました。
2時間半のフライトを経て、クアラルンプール国際空港に40分遅れて着陸。
次の試練は3時間のトランジット。すでに40分遅れているので、残り、2時間20分。
しかし、ここで衝撃的な事実を知りました。
「手荷物預けは搭乗時間の1時間前まで」
ってことは残り「1時間20分」しかない。
入国検査や荷物の受け取りなどしていたら、残り1時間切っていました。
さらに、T2からT1までバスで20分はかかる。なんと、本来10分間隔でくるバスが24分遅れて来たのです。
もう、間に合わないと諦めました。すごくドン底な気持ちでした。
バスに揺られながら、全力疾走した疲れもあり、無表情・虚無感。
T1に着き、時計を見ると残り、4分。
「最後のチャンス。手荷物ゲートまで3階だが走るぞ!」と決意し、リュックは背中に、キャリーケースは手で担ぎ、3階まで全力ダッシュ!
間に合うのかなんて考えず、ひたすらダッシュした結果、無人手荷物ゲートに1分前に到着。
しかし、システムがエラーし、何もできず、なんとタイムオーバー。途中で何度も助けてくれとスタッフに言うも、素通り。
それに怒った私は最後の力を振り絞り、有人カウンターで「手荷物預けさせてくれ!」と懇願しました。すごく迷惑そうにされるも、奇跡的にゲートが完全に閉まる前だったのでタイム的はオーバーではあるものの、預けられました。
それで終わりではないですよ!
そのスタッフに「早く、離陸ゲートまで行け!ダッシュ!」と激を飛ばされ、またもやダッシュ。「50m7秒台の私ならいける!」とまた変な自信を持ちながら全力疾走し、間に合いました。
また乾いたTシャツがびしょびしょに。
なんとか日本行きの飛行機に乗れ、機内では爆睡しました。
日本帰国したらすべきこと
「帰国するまで、私にはハプニングが続くのか」と内心呆れながら日本に帰国。
疲れすぎて、日本に帰って来た感動も特にありませんでした。
キャリーケースを持って走り続けた結果、膝や腕に痣ができていました。
荷物を受け取った後は、余ったインドネシア紙幣を日本円に換金しました。
この時に、インドネシア留学中にしたかったことを思い出したのです。
それは、
「回転寿司で穴子、うなぎ、フライドポテトを食べること」です。
実は留学後半では、お腹が空き過ぎて爆食動画を見て、我慢して寝る日々を送っていました。その中でも回転寿司の爆食動画をよく見ていて、
「日本に帰ったら、回転寿司でたらふく食べる」と決めていたのです。
先ほど換金したお金を元に、回転寿司へ直行。
ごちそうさまでした。本当に回転寿司は日本の誇りだと思います。
日本に帰ってきた実感と、日本の暮らしに対する感謝の気持ちが溢れ出てきました。
波瀾万丈な留学生活は刺激があり、サバイバル能力、コミュ力、語学力など様々な能力を向上させることができました。
今は海外に滞在したいと思いませんが、しばらくしたらまた海外に行きたくなってしまうだろうなと思います。
【おまけ】TOPIKの結果が返ってきたよ
7月に受けたTOPIKの結果をパソコンで閲覧しました。
結果は、「2級合格」でした!
さらに、「満点合格」でした!
これで、韓国旅行に行く権利を得ることができました(筆者が勝手に自分に課してました)。
ここで韓国語の勉強を終えてしまうのは勿体無いので、さらに上の級にチャレンジしようと思います。
その前に、韓国旅行行きますね。そのことも記事で伝えられたらいいなと思います。