【敷衍】はなんて読む?読めたら自慢できる難読漢字
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「敷衍」はなんて読む?
「敷」は見たことがあると思いますが、「衍」は見慣れない漢字ですね。
いったい、なんと読むのかわかりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は、「ふえん」でした!
敷衍とは、引き伸ばすこと、押し広げること。
もしくは、意味や趣旨を押し広げて説明すること、例などをあげて詳しく説明することを指します。
漢字表記は「敷衍」が一般的ですが、「布衍」「敷演」「布演」といった表記もあり、すべて「ふえん」と読みますよ。
「部署の問題を会社全体に敷衍して論ずる」といえば、小さい部署の問題を会社全体に押し広げて論ずるという意味です。
一方で、「このマニュアルはわかりにくいので敷衍すべきだ」という場合は、マニュアルがわかりにくいので、例をあげて詳しく分かりやすく説明した方がよいという意味になります。
漢字を見て読みや意味を推測することが難しい言葉なので、覚えておくと、いざという時に慌てずにすみますよ。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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