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クーパー靭帯とは胸を支える大切な部位!伸びたり切れたりを防ぐ方法3つ

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クーパー靭帯とは胸を支える大切な部位!伸びたり切れたりを防ぐ方法3つ
クーパー靭帯とは、美しいバストの維持に重要な組織のこと。切れたり伸びたりすると胸が垂れると聞いたことのある人も多いでしょう。では、クーパー靭帯が切れたらもう元には戻らないのでしょうか?切れる原因からケア方法まで、詳しく解説していきます。

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目次
  1. クーパー靭帯とは?胸が垂れるのを防ぐ重要な存在
  2. クーパー靭帯が切れたら痛い?切れているか確認する4つのポイント
  3. クーパー靭帯が切れたり伸びたりする原因4選
  4. クーパー靭帯を伸ばさないための3つのケア
  5. 【Q&A】クーパー靭帯に関するよくある質問
  6. クーパー靭帯は再生しない!日頃のケアを大切に!

クーパー靭帯とは?胸が垂れるのを防ぐ重要な存在

そもそもクーパー靭帯とは、乳房を覆うように全体的に張り巡らされた線維性の結合組織(組織と組織と繋ぐ組織)のことです。バストの土台である大胸筋から乳腺や乳頭・皮膚に繋がっていて、乳房を胸部に固定する役割を持ちます。

強度がしっかりしていて支える力があり、上向きで丸く美しいバストの形をキープするために重要な部位です。乳房の構造はほとんどがやわらかい脂肪なので、クーパー靭帯が切れると形が崩れていわゆる垂れ乳になってしまいます。

ちなみに「クーパー靭帯」という名前は、1840年にこの結合組織を発見・発表したイギリス人外科医アストリー・クーパー氏に由来して付けられたものです。

▼クーパー靭帯が切れたら、バージスラインにも影響が?バージスラインについて知る

クーパー靭帯はどんな成分でできている?

クーパー靭帯の主な成分は、コラーゲンです。コラーゲンは、人間の皮膚や筋肉を構成するタンパク質の一種。タンパク質を摂取後、ビタミンCの助けによって、体内で新たに繊維状のコラーゲンとして生成されます。

クーパー靭帯はこのコラーゲンの束であり、結合組織としてバストに網目状に張り巡らされます。そして乳腺や脂肪などで作られている乳房全体の組織を支え、ハリのある美しいバストの形を作るのです。

クーパー靭帯が切れた後は戻る?治す方法はあるの?

結論から言うと、一度切れてしまったクーパー靭帯は元通りに復活させることはできません。これはクーパー靭帯が繊維状のコラーゲン作られており、筋肉のような伸縮性がないためです。大きな負担がかかり、伸びたり切れたりしてしまうとバストを支える力がなくなり、正しい位置で胸をキープできず形が崩れて垂れてしまうのです。

切れた後のクーパー靭帯は、いくらコラーゲンを摂取したり、マッサージや筋トレをしても手遅れ。修復には、豊胸手術やリバスト注射などの美容医療・外科的治療を行うしか方法がなくなってしまいます。

クーパー靭帯が切れたら痛い?切れているか確認する4つのポイント

クーパー靭帯は膝の靭帯などと違い、切れても痛みや音、感覚はありません。体内で起こることなのでわかりにくく、切れた自覚のないまま過ごしている人も多くいます。

そのため、クーパー靭帯が切れているかどうかはバストの状態や見た目の変化で判断するしかありません。

鏡を見ながら以下の4つの診断ポイントを確認してみましょう。

  • 以前と比較してバストトップの位置が下がっている、または胸がたるんでいる
  • バストの上部分のボリュームが減り、ふくらみが脇より下から始まっている
  • 左右のバストが離れている、または脇や背中にまでバストが広がっている
  • ブラジャーがあわせにくくなった、カップとバストがフィットしなくなった

当てはまる項目がある人は、クーパー靭帯が切れたり伸びたりしている可能性が高いと言えるでしょう。毎日の入浴の時間などにチェックする習慣をつけるといいかもしれません。

クーパー靭帯が切れたり伸びたりする原因4選

クーパー靭帯は、スポーツによる揺れや衝撃、あわないブラジャーによる圧迫など、負荷をかけることで切れたり伸びたりします。ではいつどのような理由で切れるのか、代表的な原因は以下の4つです。

  • 激しい運動
  • 加齢
  • 正しいブラジャーを付けていない
  • 姿勢が悪い

激しい運動

1つ目の原因は、バストに負荷がかかるような激しい運動をすることです。スポーツで激しく動けば、バストもさまざまな方向に激しく揺れることに。クーパー靭帯が強い衝撃を受け、大きなダメージを負ってしまいます。

特にバスケットボールや縄跳びなどジャンプするようなスポーツや、バストが揺れやすいランニングや陸上競技などは要注意。また軽い運動や歩くだけでも体が揺れるため、負荷がかかります。バストに対する知識があまりない思春期の学生さんでも同様なので、部活などで運動をするときにはスポーツブラを着用してしっかりバストを固定しましょう。

ただし、クーパー靭帯は数回負担がかかっても簡単に切れることはありません。気をつけるべきなのは長時間かつ繰り返し負担をかけてしまうことです。

加齢

2つ目の原因は、年齢を重ねたことによる体の衰えです。クーパー靭帯の主成分であるコラーゲンは20代をピークに減少していくため、加齢と共にクーパー靭帯自体が弱くなっていきます。さらにバストを支える肌や筋肉も衰えていくことで、クーパー靭帯にかかる負荷が大きくなり、切れる可能性はどんどん高くなるでしょう。

また妊娠・出産も原因のひとつ。赤ちゃんができると女性ホルモンが活発になり、バストが大きくなる傾向があります。その分クーパー靭帯も伸びることになり、やがてバストが元のサイズに戻ってもそのまま伸びっぱなしになってしまうんだとか。

正しいブラジャーの付け方をしていない

3つ目の原因は、「ノーブラ」「固定力の低いブラ」「サイズのあわないブラ」という3つの間違ったブラジャーの付け方にあります。

そもそもブラジャーはバストを支えるためのもの。快適だからという理由で家では外している人もいますが、着用しない時間が長いほどクーパー靭帯にかかる負荷が大きくなります。夜寝ているときもノーブラだとバストが横に流れて負荷がかかるので、ナイトブラなどで固定するといいでしょう。

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着心地の面では、ノンワイヤー・幅広ストラップ・伸縮性抜群の生地で、バストを守りつつ解放感をもたらしてくれます。

さらに全7サイズ展開なので、自分にピッタリのサイズを見つけられるでしょう

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クーパー靭帯を守って、美乳を目指そう

たとえ日中ブラジャーを着用していても、ヌーブラやノンワイヤーブラは固定力が低め。こういった下着をつけていると、毎日の着用で少しずつダメージが蓄積されていきます。

また、固定力が高いブラでも、サイズが合っていないと意味がありません。大きいと隙間が空いてバストが揺れてしまったり、小さいと胸が圧迫されて血流が悪くなってしまったりするでしょう。

姿勢が悪い

4つ目の原因は、悪い姿勢を長時間続けることです。特によくないのは猫背。スマホやパソコンを見る時間が長い現代人は猫背になりがちですが、背中を丸めるとバストが重力に従って垂れ下がります。すると大胸筋でバストを支えられなくなり、クーパー靭帯のみで繋ぎ止めることに。これは大きな負荷がかかり、伸びたり切れたりしやすくなります。

また悪い姿勢を続けると、血行不良となって必要な栄養が各組織に行き渡らなくなることも。猫背や前かがみの姿勢はもちろん、うつ伏せで寝ることも胸が圧迫されるためおすすめできません。

クーパー靭帯を伸ばさないための3つのケア

クーパー靭帯は一度切れると元通りに再生させることができないため、切らさない・伸ばさないことが大切です。そのためには筋トレやマッサージ、食べ物の工夫や、ナイトブラの活用などが有効。クーパー靭帯をケアし、美しいバストの形を維持していきましょう。

クーパー靭帯をケアする具体的な方法は以下の3つです。

  • ナイトブラなど状況に応じた下着をつける
  • 胸周りの筋肉を鍛える
  • 正しい姿勢で生活をする

ナイトブラなど状況に応じた下着をつける

クーパー靭帯を伸ばさないためのケア1つ目は、自分にあったサイズのブラジャーを状況に応じて選択し、正しい方法で身につけることです。

着用の基本は、次のような手順です。

  1. 軽い前傾姿勢になる
  2. 下胸のラインとブラのワイヤーをあわせる
  3. バストとブラを隙間・はみ出しなく密着させる

年月が経つとブラがあわなくなることが多いので、定期的に採寸してもらいましょう。

そして場面によってブラを変えることが重要なポイントです。運動するときには固定力の強いスポーツブラを、夜寝る際は型崩れを防ぐナイトブラを着用することが推奨されています。

特に寝ている間はバストが重力によってさまざまな方向に引っ張られ、クーパー靭帯に大きな負荷がかかるんだとか。かといって昼用のワイヤーブラを着用すると、ワイヤーの意味がない上に血行不良やケガの原因になることがあります。質の良い睡眠のためにも、就寝中のバストを保護するナイトブラの着用がおすすめです。

▼Ray web 編集部おすすめのナイトブラはこちらの記事もチェック!

胸周りの筋肉を鍛える

クーパー靭帯を伸ばさないためのケア2つ目は、バストの土台である大胸筋・小胸筋といった胸の筋肉を鍛えること。大胸筋とは鎖骨の下から胸全体に広がる筋肉、小胸筋は大胸筋の下にある三角形の筋肉です。

胸筋を鍛える代表的な筋トレは、腕立て伏せや「合掌のポーズ」です。

腕立て伏せは肩幅より広く手をつき、膝は着いたままでOK。1日10回を2~3セット行いましょう。

「合掌のポーズ」は両の手のひらを胸の前であわせ、押し合う運動です。両手を押し合ったまま15秒間キープ。これを1日10回を2~3セット行います。

また筋肉を作る材料のタンパク質や、コラーゲン生成を助けるビタミンCなどを多く含む食べ物をバランス良く摂取することも大切です。手っ取り早くコラーゲンを増やしたいなら、吸収しやすいサプリを活用するのも良いでしょう。

▼バストアップに効果的な体操や食べ物については、こちらの記事もチェック!

正しい姿勢で生活をする

クーパー靭帯を伸ばさないためのケア3つ目は、正しい姿勢で生活をすること。つい猫背になってしまう人は、日頃から正しい姿勢で生活することを意識してみましょう。大胸筋にバストが支えられるため、クーパー靭帯への負担が軽減されます。

正しい姿勢とは、立ったときに一直線上に耳・肩・腰・膝・くるぶしが並ぶ姿勢のこと。頭のてっぺんから糸で吊られているイメージで、腰は反らず、背骨は緩いS字を描きます。気がついたときに背筋を伸ばし、顎を引いてまっすぐ前を見るよう心がけましょう。

また椅子に座るときは背もたれを使わない、歩くときに胸を張るという方法も有効です。姿勢を良くすれば胸が上向きになるため、それだけでバストが美しく見えるでしょう。

【Q&A】クーパー靭帯に関するよくある質問

ここではクーパー靭帯に関するよくある質問をご紹介します。日頃のケアの参考にしてみてくださいね。

Q1.クーパー靭帯を治す治療はあるの?

A1.ありません。

現在、クーパー靭帯を元に戻す治療は、ありません。1度伸びたり、切れてしまったりすると元に戻すことができないので、日頃のケアが大切です。

Q2.クーパー靭帯自体を鍛えることはできるの?

A2.クーパー靭帯自体を鍛えることはできません。

クーパー靭帯を直接鍛えることは残念ながらできません。しかし、大胸筋などクーパー靭帯の周りにある筋肉を鍛えることで、クーパー靭帯の負担を減らすことができます。そうすることでクーパー靭帯が伸びたり切れたりする可能性を抑えられると言えるでしょう。

Q3.クーパー靭帯は出産を期に伸びたり切れたりするの?

A3.出産をすることで伸びたり切れたりするリスクは高くなります。

妊娠をきっかけに普段と比べて胸が大きくなるため、産後クーパー靭帯が伸びたり切れたりする可能性が高まります。

クーパー靭帯は再生しない!日頃のケアを大切に!

バストを支え、美しい形をキープするために重要なクーパー靭帯。一度切れてしまうと二度と復活しないのに、切れたり伸びたりしやすい組織だということがわかりました。ハリのあるバストをずっと守っていくためには、日常的なケアを続けることが大切です。姿勢改善やナイトブラの利用など、できることから挑戦していきましょう。

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