清の第6代皇帝・乾隆帝の治世。皇后・富察氏が皇帝の寵愛を一身に受けていたが、子を亡くして失意に沈んでおり、高貴妃にその座を狙われていた。ある日、新たな妃嬪を迎えるための秀女選抜が紫禁城で行われる。

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高貴妃は愉貴人が懐妊したことを知り、子を流すために策を弄する。怡嬪は愉貴人を守るため高貴妃に盾突くも返り討ちに遭い、自害に追い込まれた。高貴妃の企てを見抜いた瓔珞は、思わず真相を愉貴人に話してしまう。

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乾隆帝が大事にしている、霊柏と呼ばれる木に八つ当たりをする瓔珞。そこを乾隆帝に見られ罰せられそうになるが、言葉巧みに彼をだまして難を逃れる。瓔珞はその後、生前の姉と恋仲だった侍衛の斉佳慶錫に遭遇する。

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3年前に子を亡くして以来、責務も手につかず悲嘆に暮れている皇后。そんな姉が立ち直ることを願う弟の富察傅恒は、純妃に助力を請う。純妃は皇后を訪ねて話し相手を務めつつ、皇后自ら目を覚ますよう誘導する。

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儲秀宮に呼ばれた瓔珞は、愚か者を装い難を逃れる。繍坊では瓔珞を告発しようと躍起になる錦繍と方女官が、瓔珞と侍衛のあいびきを突き止め、内務府に瓔珞が身ごもったと訴えるが、それは全て瓔珞の策略だった。

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方女官を追い詰めた瓔珞は、姉が「阿満」と呼ばれる張女官の弟子だったことを知り、張女官に遺品の玉佩を見せた。そんななか、皇后の誕生日が近づき、繍坊では皇后の長衣を刺繍して献上することが決まる。

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皇后の誕生日に瓔珞は長衣を献上するが、使われたのが孔雀糸でないことを皇后に見抜かれてしまう。瓔珞は機転を利かせてその場を切り抜けるが、祝宴が終わって全員去った後、孔雀糸が盗まれた事実を皇后に伝える。

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玲瓏への復讐を果たした瓔珞は、皇后の侍女として仕えることになり長春宮に移る。そして玉佩の持ち主を突き止めるため傅恒に近づくが、それが気に入らない先輩侍女の明玉は瓔珞をいびり、皇后にも悪口を吹き込む。

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身重の愉貴人は怡嬪を亡くして以来、悲しみのあまり体調を崩していた。それを侍医から聞いた皇后は様子を見にいこうとするが、風邪が悪化すると侍女に止められ、代わりに瓔珞が遣わされるのだが…。

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皇后との会話を乾隆帝に聞かれ、瓔珞はかつて自分が霊柏をかたった女官だということが明るみに出る。皇后がかばい事なきを得た瓔珞は、長春宮を訪れた傅恒に、ある仕掛けを施した手製の湯たんぽを贈る。

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御花園を散策していた皇后と愉貴人は、愛犬を連れた高貴妃一行と出くわし、犬が苦手な愉貴人は恐怖のあまり倒れてしまう。愉貴人を見舞うため皇后が届けた真珠粉だが、ある策略によって毒薬にすり替えられていた。

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何者かの陰謀で茘枝の木が枯れたと知り、瓔珞は早急に策を講じる。まず永和宮を訪ね、閉じこもる愉貴人に高貴妃らとの対峙と茶会出席をいさめた。そして、皇后が茘枝の実を摘もうと待ちかねる茶会に木を運び込む。

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瓔珞は殺すよう命じられた雪球をかくまっており、傅恒はそんな彼女を信用する。一方、獄中の弟が心配な嫻妃はさらに衝撃の事実を知る。父親の那爾布が息子を助けるため怡親王に銀子を渡し、投獄されたというのだ。

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皇后から書道を習うことになった瓔珞は、練習で使った紙に番号を振って保管していたが、その紙が1枚だけ消えていることに気づく。そんな折、慶錫から、姉の死の真相がわかったから夜の御花園で会おうと誘われる。

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富察傅恒が姉を殺したと疑う瓔珞は、傅恒の胸を刺してけがをさせる。しかし、傅恒は教練中の事故だと偽り、刺された事実を表沙汰にしない。瓔珞の心の中に、そんな傅恒の無実を信じたい気持ちが芽生えてくる。

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息子を取り戻すたくらみが露呈し、北三所へ送られた金氏。そこを訪れた嫻妃は、高貴妃が怡親王に皇帝へ密告させたと知って金氏を殺し、自分を追い詰めた者への復讐を誓う。一方、皇后は極度の寒気に襲われていた。

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出産を半月後に控えた愉貴人を長春宮に呼び寄せた皇后。暢春園に出かける間の留守を瓔珞に任せるが、瓔珞を無視して采配を振るったのは明玉だった。間もなく愉貴人は産気づき、無事出産するが…。

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乾隆帝は名医と称される葉天士を呼んで第5皇子を診察させ、結果、第5皇子は金瞳ではないことが判明した。純妃はこの機会を利用して貴妃に皇子殺しを画策した罪を着せ、激怒した乾隆帝は貴妃に禁足処分を科した。

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乾隆帝は皇后との約束を破り、儲秀宮で夜を過ごす。これを知って悲しむ皇后に同情した瓔珞は、乾隆帝への怒りを傅恒にぶつけた。一方で玉佩の持ち主を捜す瓔珞は、李総管から玉佩の紋に関する重要な手掛かりを得る。

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皇后は乾隆帝の誕生日に2種類の絵を用意し、どちらを贈るべきか純妃に意見を聞く。迷う純妃は瓔珞に尋ねるが、明玉が口を挟んで皇后に叱られる。機嫌を損ねた明玉は、皇后を訪ねてきた舒貴人と慶常在を追い返した。

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瓔珞らが管理を任された仏塔から、「仏の蓮」が舒貴人に盗まれた。祝宴が終わるまでに取り戻さなければ、瓔珞たちはもちろん長春宮が責任を問われる。瓔珞らは策を講じて「仏の蓮」を取り戻し、報復を企てる。

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いにしえの美女に扮した女官が死亡した事件は、皇后を陥れるため高貴妃と舒貴人が仕組んだわなだった。瓔珞の機転により皇太后は高貴妃を罰する。舒貴人は再び高貴妃に接近し、瓔珞を味方に引き入れるよう勧める。

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真犯人は侍衛を装った宗室とにらんだ瓔珞は、皇帝が宗室を招いて内輪の茶会を催すことを知る。そこでは変わり者で有名な皇帝の弟・昼弘が、悪い冗談で一同を茶化すなどしてひんしゅくを買っていた。

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犯した阿満を親王府の墓に入れることで幕引きを図ろうとした和親王・弘昼。傅恒より復讐に固執しないよう忠告される瓔珞だが、弘昼を許す気は毛頭なく、郭太妃への供物を届けるふりをしてわざと弘昼に尾行させる。

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阿満を凌辱した弘昼は瓔珞のわなに落ち、乾隆帝に捕らえられた。我が子を助けたい裕太妃は、皇太后に救いを求めるが拒絶される。そこで瓔珞を訪ね、弘昼の過ちをわびて和解を求めるが、瓔珞は受け入れなかった。

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富察傅恒は皇后に瓔珞を娶りたいと告白。瓔珞の気の強さを知っている皇后は難色を示すが、富察傅恒は全て承知の上だと譲らず、両親を説得してくれるよう皇后に頼む。そんななか、皇后の懐妊が判明する。

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太監の徳勝から雷電が起きるという予報を耳にした瓔珞は、私怨を晴らすため裕太妃が住む寿康宮へ乗り込み、裕太妃と和親王の罪を大声で暴露。そこへ現れた裕太妃は無実を主張し、嘘なら天罰を受けると言い放つ。

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皇后は瓔珞を辛者庫に送った上で皇帝に許しを求めたが、皇帝はこれを放置し、瓔珞は苦役を課せられる身となる。一方、長春宮から切れ者の瓔珞がいなくなったと聞いた高貴妃と舒貴人は、何かをたくらみ始めていた。

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辛者庫でも不屈の精神を発揮して精力的に仕事に励む瓔珞。どうしても瓔珞を屈服させたい乾隆帝は、彼女の仕事を増やすよう命じた。ある日、瓔珞は張管事に襲われかけた袁春望を助け、2人は仲良くなる。

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女官がこぼした血豆腐の匂いに誘われ、おびただしい数のコウモリが重陽節の宴を襲い、一瞬にして宴は大混乱に陥る。高貴妃は、この騒動に紛れて皇后を高所から突き落とし、自らもわざと負傷する。

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皇后の代わりを任された嫻妃は辣腕を振るう。難民救援と皇后の回復祈願のため食糧の配給を提案し、皇太后のさらなる信頼を得る。そして配給当日、偽の難民が押し寄せるが、袁春望がその場を収め弘昼も援護に現れる。

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皇太后の誕辰の演目に「万紫千紅」を準備していた儲秀宮を訪れた乾隆帝と嫻妃に「万紫千紅」を披露するが、芸人たちから火花を浴びせられる。高貴妃は背中に大やけどを負い、傷は化膿してひどい状態になる。

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明玉は富察傅恒の頼みに応じ、瓔珞が皇后の見舞いに来られるよう手配する。後宮では意識の戻らない皇后に代わり、嫻妃が全てを取り仕切っていた。やけどが完治しないなか、嫻妃は貴妃の葬儀の準備に奔走する。

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富察傅恒が爾晴との縁談を拒んだのは瓔珞のことが好きだからという噂が宮中に広まっていた。憎しみが募るばかりの爾晴は、長春宮で瓔珞と富察傅恒が会っている現場をわざと乾隆帝に目撃させる。

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富察傅恒が爾晴との縁談を承諾したことが波紋を呼ぶ。傅恒を呼び出した純妃は、彼が長年身に着けてきた房に隠された彼自身さえ知らない秘密を話す。傷心の純妃に近づく嫻貴妃は、妃だった頃とは別人のように映った。

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傅恒への想いを捨てられない純妃の前に乾隆帝が現れ、純妃が身の上話をするなか、2人は心を通わせる。3カ月後、傅恒と爾晴の婚礼が行われる。翌朝、大雪に見舞われた紫禁城では、瓔珞が土下座をして罪をわびた。

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ついに長春宮に戻ることを許された瓔珞は、失意に暮れる皇后を励ます。瓔珞と明玉の支えにより、皇后は歩けるまでに回復した。その頃、子を授かった純妃は寵愛を得て得意満面だが、嫻貴妃は気にかける様子もない。

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爾晴は自分に冷淡な傅恒と、いまだ傅恒が想いを寄せる瓔珞に恨みを募らせ、2人への復讐を誓う。そして長春宮に戻り、再び皇后に仕えることとなる。一方、後宮では嫻妃が実権を握り、純妃が皇子を出産する。

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難産の末に皇后は第七皇子を出産し、乾隆帝は世継ぎの期待を込めて皇子に永琮と名付けた。純妃は、永琮に対する乾隆帝の寵愛ぶりに不安を覚える。嫻貴妃は純妃の危機感をさらにあおり、世継ぎ争いを目論む。

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愛する永琮を失った皇后は、乾隆帝に詰め寄って自身の運命を呪う。乾隆帝は自ら永琮の葬儀を取り仕切ろうとするが、大金川で反乱が起き、皇后に寄り添うことなく毎日のように大臣を召して対応に当たった。

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乾隆帝は、金川でぶざまな敗北を喫した訥親に激高して処罰を命じる。その時、訥親に代わって傅恒が金川平定に名乗りを上げた。爾晴は傅恒を懸命に引き止めるが、怒りを買って禁足を命じられる。

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第7皇子を死なせたのは純貴妃だという衝撃的な事実を知った瓔珞は、先の皇后の敵討ちを決心。皇太后の誕辰を祝うため乾隆帝や妃嬪たちが円明園に勢揃いし、瓔珞は海蘭察の手を借りつつ、皇太后のために瑞祥を現す。

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貴人になった瓔珞には数人の侍女と太監があてがわれ、その中にはかつて侍女仲間だった琥珀や珍珠がいた。琥珀は瓔珞に敬意を払わず、明玉に注意されると「寵愛を得ていない妃嬪を恐れる必要はない」と開き直る。

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すっかり瓔珞の策にはまった乾隆帝は翻弄されながらも心を掴まれ、延禧宮に足が向くようになるが、瓔珞は妃嬪たちの激しい嫉妬を買うことになる。早速、嘉嬪は瓔珞に濡れ衣を着せておとしめようとするが…。

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傅恒が凱旋すると、宮中では令嬪となった瓔珞との噂が広まった。嘉嬪や皇后は乾隆帝の猜疑心をあおり、令嬪を遠ざけようとする。当初は半信半疑だった皇帝も、仲睦まじい2人の姿を見るや嫉妬の炎を燃やす。

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純貴妃は皇太后を喜ばせるため、江南の街を模した市を宮中に立てる。しかし、純貴妃に案内されながら市を見て回っていた皇太后や妃嬪たちは、後宮から盗まれた調度品が売られていることに気づいた。

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瓔珞と自分との過去にこだわる乾隆帝が瓔珞を冷遇していると知った傅恒は、乾隆帝に釈明するが怒らせてしまう。一方、純貴妃は瓔珞に皇太后へ贈る刺繍絵を作るよう依頼し、完成した刺繍絵を皇太后は絶賛する。

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瓔珞は太監に扮して乾隆帝の前に現れると、浮気する気持ちはないことを保証する。瓔珞はその後も、想いを託したたこや、音を奏でる灯籠など奇想天外な方法を駆使して乾隆帝の心を捉えて離さない。

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妓楼に売られた青蓮の死を看取った傅恒は、爾晴への我慢が限界を超えて離縁状を叩きつけ、2人の間には決定的な溝が生じる。一方、瓔珞は相変わらず自由奔放に乾隆帝に接し、さらなる寵愛を注がれていた。

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瓔珞の落馬事件に純貴妃が関わっていることを知った乾隆帝は、彼女を問いただす。純貴妃は否定するも瓔珞への嫉妬を隠そうとしない。実際に関与した愉妃はやむを得ず瓔珞に事情を話し、水に流してくれるよう頼む。

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乾隆帝は那爾布を流刑に減刑したが、那爾布は息絶えていた。皇后は、父の死は皇太后の仕業だと訴えて皇帝を激しく非難したかと思えば、承乾宮から姿を消し、捜しにきた和親王の前で奇態を演じてみせる。

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第5皇子・永キが薬性中毒により意識不明に陥ったことを、愉妃は瓔珞の仕業だと激しく非難した。そして葉侍医が駆けつけて瓔珞の無実を晴らし、追及を受けた劉侍医が愉妃の指示だったと自白する。

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愉妃は、純貴妃を排除するため我が身を犠牲にした。これに気づいた瓔珞は愉妃の息子である永キを守っていくと誓う。瓔珞は純貴妃を殺した犯人だと疑われており、瓔珞への憎しみを深める舒嬪が行動に出る。

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明玉たちは、道に倒れていた琥珀を救って延禧宮で介抱していた。しかし、瓔珞は琥珀を辛者庫へ追い返すよう命令する。琥珀は、「秘密を教える代わりに辛者庫へは戻さないでほしい」と懇願するが…。

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ある太監が虫食いの薬材を皇宮から持ち出そうとしていた時、乾隆帝が通りかかる。袋の中を見ると、高価な冬虫夏草が混ざっていた。そして御薬局が捜査を受け、瓔珞に避妊薬が処方されていたという事実が判明する。

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瓔珞から裏切りを暴かれた袁春望は、「これは瓔珞への復讐だ」と告げ、皇后への忠誠を誓った。一方、延禧宮が冷遇されてしばらくたち、皇后の次に寵妃となった舒嬪は遭遇した明玉の顔に傷をつける。

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乾隆帝は皇太后に銭氏について尋ね、返答に納得がいかない乾隆帝は真実を知るため、銭氏の実の兄・銭正源を皇宮に召す。だが皇太后と乾隆帝の絆を断ち切りたい輝発那拉氏は、正源を事故に見せかけて殺害する。

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瓔珞が皇太后と共に円明園で暮らし始めてから、瞬く間に3年が過ぎた。皇太后は将来のことを考え、早く皇宮に戻るべきだと諭すが、瓔珞は耳を貸さない。そんなある日、傅恒が瓔珞を訪ねて円明園を訪れる。

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延禧宮に戻った瓔珞を乾隆帝が訪ねてきた。冷遇されて体面が保てないという瓔珞の訴えを聞き入れて一晩は延禧宮にとどまったが、瓔珞が目覚めた時に皇帝の姿はなく、順嬪が待つ麗景軒に向かった後だった。

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順嬪潰しに失敗した皇后は万寿寺の住職を使い、順嬪を和安公主の生まれ変わりと思い込んだ皇太后に警告を与える。皇太后は瓔珞と順嬪を呼び出して事実を追及するが、順嬪は策を弄し、瓔珞と共に処罰を逃れた。

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自分の果たせなかった夢を託すように、瓔珞は明玉のために婚儀の支度にいそしみ、海蘭察と傅恒も婚礼を楽しみにしている。ある時、明玉は体内の銀針が心の臓に達し、命が尽きようとしていることを順嬪に知られる。

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瓔珞は順嬪が明玉に死をそそのかしたことを知り、怒りに燃えて順嬪の宮殿に乗り込む。だが順嬪ははさみで自分の胸を刺し、瓔珞に罪をなすりつけた。このため瓔珞は、乾隆帝の命令で延禧宮に軟禁される。

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寵愛も得られず病で衰弱した瓔珞は、順嬪から紫禁城に見切りをつけて富察傅恒と駆け落ちすればいいと勧められる。順嬪は、傅恒にも瓔珞を救うには駆け落ちするしかないと言い、警備が手薄になる日まで調べ始める。

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化けの皮がはがれた順嬪は、正気を失ったとして麗景軒に一生監禁される。難を乗り切った瓔珞だが、だまされたことを知った皇太后が激怒。だがそこへ葉天士が来て瓔珞の懐妊を知らせ、事態は一変する。

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10年の時が流れ、輝発那拉皇后は老け込んで気難しくなっていた。一方の瓔珞は相変わらず深い寵愛を受け、自由気ままに暮らしている。乾隆帝が最も目をかけている第5皇子も、瓔珞を実の母のように慕っていた。

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第4皇子は優秀な第5皇子が乾隆帝のお気に入りであるのを妬み、銃の演習で恥をかかせようと側近の太監を使って第5皇子愛用の銃に細工をさせた。演習の当日、第5皇子は銃の事故により重傷を負ってしまう。

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第5皇子を陥れた疑惑で、第4皇子は宗人府に収監される。優秀な皇子2人が帝位争いから失脚し、第12皇子が最も有力な世継ぎ候補となる。だが、母親である皇后は、周りから疑いの目を向けられ心身共に疲弊していた。

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何者かによって仕込まれた毒にあたった第15皇子だが、運よく一命を取り留める。皇太后は次々と皇子たちを襲った一連の災難が、我が子を世継ぎとするための皇后の仕業ではと聞かされ、皇后を厳しく叱責する。

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南巡に向かう船上では、途中から乗船した妓女をめぐって皇后と妃嬪たちが対立を深めていた。一方、瓔珞は葉天士を捜し出し、第5皇子の傷の治療を依頼。葉天士は虫を使った危険な治療を始めるが…。

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輝発那拉皇后は、自分を愛してくれない乾隆帝に恨みをぶつけて出家する。輝発那拉皇后と和親王を陥れた袁春望は、何食わぬ顔で乾隆帝に命乞いをするが、皇太后から雍正帝の子供であることを否定されて正気を失う。

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