アニメも大ヒットした漫画「タッチ」から約30年後の明青学園を舞台に描く青春物語。中等部2年生の野球部員で、血のつながらない兄弟の立花投馬と走一郎は、二人より実力の劣る3年生の二階堂が部の中心にいる状況に納得がいかない。そんな中、二人の妹・音美が明青学園に入学してくる。

引用：WEBザテレビジョン

ある日曜日の朝、寝坊した投馬が目を覚ますと、家には音美と飼い犬のパンチ以外、誰もいない。走一郎は女の子とデートに行き、両親も二人で外出したという。投馬は音美を留守番に残し、自分も遊びに出掛ける。だが、友達の駒の家へ向かう途中の公園でデート帰りの走一郎とばったり出くわす。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園中等部の野球部は、投馬と走一郎の活躍で辛うじて地区大会を勝ち進んでいたが、OB会長の息子の二階堂がエースを務める理不尽な状況に変わりはなかった。夏野が黒柳監督に抗議しても、「不満なら退部届を出せ」と追い返される始末。投馬と走一郎は、明青学園以外の高校への進学も考え始める。

引用：WEBザテレビジョン

投馬と走一郎の活躍で明青学園中等部の野球部は、20年ぶりに都大会出場を決める。だが、都大会を前に期末テストが近づいていた。投馬は駒に、音美とのデートを懸けてテストの点数勝負を挑まれ、全力で勉強する。そして、都大会1回戦が始まる。対戦校は明青学園を見くびり、控え投手を出してくる。

引用：WEBザテレビジョン

都大会1回戦の相手は、一級品のカーブが武器の水神中・西村。明青学園中等部は、5回を終えて何とか同点でとどまるも、西村の前に打線は全く歯が立たない。追加点を取れず、明青学園は苦戦する。大会終了後、西村が立花家を訪れ、投馬と走一郎に名門・勢南高校で一緒に甲子園を目指そうと誘う。

引用：WEBザテレビジョン

投馬と走一郎は、手術を終えた二階堂を見舞うため病院を訪れる。二階堂は、長い間抱えていた秘密を二人に打ち明ける。その後、家に戻った投馬と走一郎を、二階堂の父が二階堂の付けていた背番号1を持って訪ねてくる。明青学園には、エースが先代の背番号を借りる伝統があった。

引用：WEBザテレビジョン

投馬と走一郎は、明青学園高等部に進学し、かつて全国制覇を果たしたことがある野球部に入部する。野球部には、新監督の大山を慕い九州から来た南郷をはじめ、先輩の今川や同級生の駒といったメンバーがいた。ある日、投馬と走一郎が厳しい練習を終え帰宅すると、大山と娘の春夏が来ていた。

引用：WEBザテレビジョン

突然の雨にファミレスへ避難した走一郎は、音美をライバル視する亜里沙とその兄・浩樹と出くわす。そこで走一郎は、浩樹が昨年の甲子園ベスト8の東秀高校のエースだと知る。後日、東秀高校が明青学園に練習試合を申し入れてくる。投馬と走一郎は、浩樹の超高校級のピッチングに挑むことに。

引用：WEBザテレビジョン

妹・亜里沙の前で、明青学園を相手に快投を続ける東秀高校の三田。音美に対抗心を燃やす亜里沙は、兄の圧倒的な実力を音美に自慢する。さすがに音美も内心穏やかではない。だが、明青学園のピッチャーが投馬に代わってからはほとんど打たれなくなり、それは走一郎の巧みなリードによるものだった。

引用：WEBザテレビジョン

音美は、ひょんなことから勢南高校の西村、赤井ら明青の野球部員たち、亜里沙と会い、みんなを連れて家に帰ってくる。そこへ、ラーメンを食べに出掛けた走一郎が南郷を連れて帰り、立花家はにぎやかになる。そんな中、投馬はこっそり自分宛てのファンレターを読むため、トイレに逃れる。

引用：WEBザテレビジョン

山奥で道に迷った投馬と春夏は、偶然通り掛かった勢南高校野球部のバスに助けられる。その後、春夏との関係を周囲に知られた投馬は、野球部のバッティング練習で南郷に集中的に狙われたり、走一郎からは嫌みを言われたりと針のむしろ。そんなある日、春夏の家に謎の女性が訪ねてくる。

引用：WEBザテレビジョン

投馬と駒は、赤井の家の前で、体調不良の赤井を見舞いに来た亜里沙に会う。そこへ赤井の兄・智仁が帰宅するが、「弟はいない」と亜里沙にまともに取り合わない。その後、駒は智仁が健丈高校の野球部員だと気付く。健丈高校は、かつての明青のライバル校・須見工が名を変えた学校だった。

引用：WEBザテレビジョン

夏の甲子園・地方大会が開幕。明青学園の1回戦の相手は、元・須見工の健丈高校に決まる。低迷を続けていた健丈高校だったが、音美のクラスメートの赤井の兄を中心に、力をつけていた。偵察に行った春夏もうわさ通りの戦力に警戒する。一方、投馬と走一郎は試合に向けて順調に調整を続けていた。

引用：WEBザテレビジョン

夏の甲子園・東東京大会の1回戦、明青学園対健丈高校の試合は、緊迫した投手戦が展開。健丈高校の投手・喜多の変則フォームとくせ球に苦戦する明青学園は、走一郎以外はなかなかタイミングを合わせられずにいた。すると、投馬は「喜多のボールは“嫌なやつ”しか打てない」と言い始める。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園は、健丈高校の四番打者・赤井に逆転ホームランを打たれ、そのまま試合は終盤へ突入。1点を追う明青の攻撃は、一番からの好打順だったが、あっという間に2アウトを取られてしまう。頼みの三番・走一郎と四番・今川も、四球で歩かされ勝負してもらえず、明青にとって苦しい展開が続く。

引用：WEBザテレビジョン

春夏は、明青学園の2回戦の相手・三光学院を偵察に訪れる。だが、練習を見ようとした際、右腕をけがしてしまい、春夏はけがが治るまで新体操部を休部して、野球部のマネジャーをすることに。放課後、野球部のグラウンドでは走一郎ら部員たちが、春夏にいいところを見せようと張り切っていた。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園の2回戦の相手は、30年前に全国制覇をした明青に因縁のある三光学院。投馬の連続フォアボールで、三光の江古田監督はこのまま明青は自滅すると予想。しかし江古田は、投馬がいまだに1本のヒットも許していないことに気付き、投馬にかつての明青のエース・上杉達也の姿を重ねる。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園は、投馬と走一郎の活躍で世間の注目を集める。だが春夏は、明青が勝ち進めば、連投する投馬に大きな負担がかかることを心配していた。一方、ランニングから帰ってきた投馬に、音美がデートに出掛けたという知らせが入る。音美が気になる投馬は、練習を抜け出し調べ始める。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園、復活か!?　世間からの注目が集まり、日に日に野球部の周辺が騒がしくなる中でもマイペースな投馬。ノーヒットノーランを達成した次の試合では、今一つ調子があがらずにいた。それでも春夏の偵察で得た情報を元にしたアドバイスと走一郎の巧みなリードでなんとか相手を抑えてゆく。一方、その試合をスタンドで観戦していた赤井遼は、仲の良い立花家の三人の姿に、複雑な思いを抱いていた。

引用：animate Times

明青学園野球部が東東京大会ベスト8に進出。ついに見えてきた甲子園！　増々盛り上がってゆく周囲と世間の期待。しかし初戦から4連投の投馬の体には、無視できないほどの疲労がたまっていた。それでも強敵・東秀高校と再戦を目指し、翌日の試合のために調整する投馬。そして迎えた翌日の準々決勝。明青学園の先発ピッチャーは……投馬じゃない！？　大山監督、一世一代の賭けに出る！

引用：animate Times

明青学園は、準々決勝で強豪・海旺西と打撃戦を展開。明青は疲労のたまる投馬を温存して何とか粘るが、徐々に点差が広がり、大きくリードを許してしまう。そして、投馬がマウンドに上がらないまま試合は9回裏へ。あとアウト三つで、投馬と走一郎の夏が終わりを迎えようとしていた。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園の東東京大会・準決勝の相手は、強豪・東秀 高校。前回対戦した経験を基に万全の対策を立てて挑む明青だが、初回はあっという間に三者三振を奪われてしまう。東秀の監督は余裕の表情を見せるが、準々決勝を休んで疲れの取れた投馬は全力でボールを投げ込み、明青もまた三者三振を奪う。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園と東秀高校の準決勝は、明青が圧倒的に不利と思われていたが、投馬の快投により両校無得点のまま試合が進む。しかし6回裏に、投馬はこの日初めて失投し、三田にヒットを許してしまう。二塁まで進んだ三田は、投馬が次の打者へボールを投げようとした瞬間、走りだす。

引用：WEBザテレビジョン

明青学園と東秀高校の準決勝は、両校無得点のまま延長戦に入る。さらにすごみの増す東秀のピッチャー・三田に対し、投馬も急速に進化を遂げていた。東秀のバッターを次々と打ち取る投馬は、いつの間にか体に負担が掛からない理想の投球をし、三田とほとんど同じフォームになっていた。

引用：WEBザテレビジョン

東東京大会・準決勝、明青学園の投馬と東秀高校の三田による熱い投手戦。試合は投馬の暴投がきっかけとなり、東秀高校が決勝に駒を進めたのだった。それでも大健闘を見せた明青学園の野球部は注目の的だ。野球部に入るだけで人気者になれると勘違いしている多くの生徒が入部届を提出しており、マネジャーの春夏はあきれた様子。しかし走一郎は入部届の中にある人物を見つける。

引用：公式HP

傷を増やして登校してくる錦に声をかける投馬だが、「俺に構うな」と突き放されてしまう。錦の顔は傷だらけだが、手には殴り返した痕はない。違和感を覚えた投馬は、今川に「あの傷はけんかなのか？」という疑問を伝える。思い返してみれば錦が監督を殴って退部した中等部での状況も、投馬がやってしまう可能性があった。一方、トレーニング中の錦をつけ狙う不良たちは、彼に何かを諦めさせようとしていた。

引用：公式HP

3月になり、明青学園中等部で音美たちの卒業式が行われる。駒に「音美も女子高校生になって学園ラブコメ解禁」と言われ、投馬は何だかそわそわした様子を見せるが、立花家は結局いつも通りの日常を過ごす。その頃の赤井家では、甲子園で活躍する兄・智仁の姿を両親は喜んでいた。しかし遼は「応援に行かない」の一点張りで何か思うところがある様子を見せる。お花見日和のある日、友人たちと公園に向かった音美だったが、到着した場所の様子がおかしいことに気付く。

引用：公式HP

明青学園野球部が新年度を迎える。新戦力と言えば夏野くらいで、もともとのメンバーたちも安定しているわけではない。一方、遼がサッカー部に入ったと思っていた亜里沙は、マネージャーとして入部届を出していたが、遼の姿がなかったため、遼に対して影響力のある音美に「さっさとサッカー部に入るように言え」と詰め寄る。身に覚えのない言い掛かりを付けられた音美は、中庭で話す投馬と遼の姿を見つける。

引用：公式HP

明青学園の近くで不審者が目撃されるようになる。そんな中でも学校生活は普段通りだ。新年度のクラス替えも済み、投馬は駒に誕生日アピールをされる。次の日、サプライズパーティーの準備をしている野球部員たちを見つけた駒は浮足立つが、それは春夏のパーティーだった。駒の誕生日を忘れていた投馬は、音美に駒用のケーキを買ってくるように頼む。しかしいくら待っても音美は帰らず、呼びに来たのは慌てた様子の走一郎で……。

引用：公式HP

夏の甲子園以来となる明青学園対海旺西高校の練習試合。去年、投馬を温存していたことが不満だった海旺西高校の監督は、正々堂々駆け引きなしの真剣勝負を求める。明青学園はエースの投馬が投げ続けてリードしている一方、海旺西高校野球部員たちは監督のプレッシャーもあってか力んで上手くプレイができないようだ。そんな試合を立花家から眺めていた、音美の命の恩人である記憶喪失の男。男はあることを確認したくなり……。

引用：公式HP

明青学園に因縁のある健丈高校から練習試合の申し込みが来る。健丈高校は、のびしろのある明青学園に得体のしれない不気味さを感じているようだ。わざわざ手の内を明かすこともないと断ることにした大山監督。ところがまんまと健丈高校の作戦にハマり、試合の日程が決まってしまう。周囲がざわつく中で迎えた練習試合当日、何故かマウンドにエースである投馬の姿はなく……。

引用：公式HP

明青学園と健丈高校の練習試合が始まった。その一方、偶然ひったくり犯の身柄を確保した投馬と駒は、警察に協力した後グラウンドに送ってもらっていた。そこで目にしたのは無失点で粘る夏野の姿。4回表、そろそろ夏野の運も尽きかけているというところで投馬がマウンドに上がる。今や全国区となった健丈高校の打線だったが、成長した投馬のピッチングに手も足も出ない。しかし7回表、再び打席が回ってきた智仁は……。

引用：公式HP

練習試合が終了し、立花家に帰って来た走一郎と音美。走一郎が投馬の球種とコースを健丈高校の打者に聞こえるようにしていた理由について、二人は少々揉めていた。そんな家の中では大山監督と英介の明青野球部OB会も行われていた。盛り上がって校歌を歌いだす二人。庭でそれを聴いていた記憶喪失の男はつられて校歌を口ずさんでいた。彼の記憶は戻るのか……？　そして夏が近づいてきたある日、明青学園野球部では紅白戦が開幕する！

引用：公式HP

明青学園野球部で始まったラーメンをかけた紅白戦！　紅組・春夏チームと白組・大山監督チームがクジで決まったチームに分かれ試合を開始する。まず白組の投馬が投げることになるが、キャッチャーの野々村が全力の球を捕ることができず、思うようなピッチングができない。一方、紅組のピッチャー・夏野は調子がよさそうだ。果たして、紅白戦の結果は⁉　一方、圭一の墓参りにやって来た真弓は、墓の前に立つある人物と出会う。

引用：公式HP

パンチの散歩をしていた投馬と音美は、小説家の月影渚先生こと春夏の母・大山みどりと担当編集に呼び止められる。月影は立花家をモデルにして連載している高校野球物の展開に煮詰まっていて、二人に話を聞きたいらしい。担当編集の運転する車に乗り込んで外を見ていた投馬と音美は、春夏が誰かをビンタしている場面に遭遇し……。一方、記憶を取り戻しつつある立花家に居候中の男は、自分を知っているらしい人物に声をかけられる。

引用：公式HP

昼食をとっていた投馬は、４月に明青学園へ転勤してきた千本木に「きみの父親のことで話がある」と声をかけられる。千本木が語ったのは走一郎と音美の実父・澤井圭一についてだった。走一郎を呼びに行き、改めて語られたのは過去――東東京大会準々決勝でのできごと。千本木が澤井の選手生命を奪ってしまった試合についてだった。話を聞いた走一郎は……。一方、音美はいつも目の敵にされているはずの亜里沙に誕生日会に誘われる。

引用：公式HP

今年も、全国高等学校野球選手権・東東京大会が開幕！　シード校の明青学園は、初戦の相手となるチームの偵察をしていた。大山監督と春夏が向かった試合の内容は「どっちもどっち」といった印象。一方、投馬と走一郎が向かった野上高校VS白尾高校の試合では、7回終わりで5点差と実力的には野上高校の方が上のようだ。しかし白尾高校も投馬が思わず「応援したくなるチーム」と言ってしまうほど雰囲気が良い。果たして初戦の相手は？

引用：公式HP

明青学園の次の相手は、ヤンチャな生徒の集まった飛竜北高等学校だ。数年前まではベスト８に入る常連校だったが、あるキッカケでまったく勝てなくなった。飛竜北監督が責任を取るということで元通りとなった野球部は、マナーはともかく創部以来最強のチームとなっていた。一方、明青野球部の先発投手は、まだ投球のコントロールが上手くできていない夏野。夏野のコントロールのなさは飛竜北野球部にバレているようだったが……。

引用：公式HP

明青学園の次の対戦相手は栄新高校。２７年前の東東京大会準々決勝、走一郎と音美の実父・澤井圭一の選手生命が絶たれた試合の対戦相手だった。当事者として心に傷を負ったままの千本木は、当時のキャプテンでキャッチャーだった大山監督に「やりにくくないか？」と声をかける。公式戦での対戦は、その時以来。今年は両校とも戦力が整っていた。そんな中、遼はバッティングの調子が悪いようで……。それぞれが記憶と向き合う試合が始まる。

引用：公式HP

２７年の時を経て始まった明青学園VS栄新高校の試合。中々得点できない明青野球部員達に、動揺が広がっていた。その原因は大山監督の不安定な采配。今朝、２７年前の試合中に起きた事故の夢を見てしまったことで気持ちがブレ、攻めの指示ができなくなっていたのだ。自身を奮い立たせ全力プレーの指示を出す大山監督。一方の栄新高校。春夏の見立てでは、あることを読んで攻撃していたという。果たして試合の結果は……？

引用：公式HP

全国高等学校野球選手権・東東京大会のベスト８が決定した。すべてシード校という中で、世間が特に注目しているのは明青学園と元・須見工業高校である健丈高校の対戦。３０数年前の夏を体験した大人たちにとって２校の試合は伝説なのだ。その注目のせいか、実力はあるものの過小評価を受けている勢南高校。そんな中、立花家周辺に“自転車に乗った怪しい男”が出現!?　怪しい男の目的と、準々決勝の結果は……？

引用：公式HP

全国高等学校野球選手権・東東京大会、準決勝に進んだ明青学園の対戦相手は勢南高校だ。ピッチャーの西村を攻略するため、フォームや球質の似ている夏野を練習台にすることにしたが、明青学園野球部員たちはまったく球を打つことができなくて……!?　 超満員の明治神宮球場で、ついに始まった準決勝！　第一試合の健丈高校VS東秀高校、第二試合の勢南高校VS明青学園。果たして決勝に進むことができるのはどの高校か？

引用：公式HP

全国高等学校野球選手権・東東京大会、勢南高校VS明青学園の準決勝が始まった。調子の良さそうな投馬のピッチング。本人は「いつも通りだ」というが、試合に向けて投馬を研究していた西村監督と球を受け続けてきた走一郎は、突然の変化を感じ困惑していた。一方の西村も150km超えのストレートで明青打線を抑えていく。さらにカーブは走一郎を翻弄するほどだ。両者無失点の投手戦！　果たして、決勝に進むのはどっちだ!?

引用：公式HP

東東京大会準決勝第2試合は西村と投馬の激しい投手戦が行われ、打たれても守備がしっかりとカバー。7回表まで両者無失点となっていた。投馬のパーフェクトゲームが見えてきたことに沸き立つ球場。そんな中でも投馬と走一郎は、冷静に目の前のバッターだけを見ていた。続く7回裏。西村の高速スライダーをかろうじてバットに当てた遼が塁に出る。静かだった投手戦に波が立った。ついに勢南高校VS明青学園の試合が決着する！

引用：公式HP

東東京大会準決勝第2試合、勢南高校VS明青学園。激しい投手戦の結果は、明青学園の勝利で幕を閉じた。明後日の決勝戦、明青学園が戦うのは元須見工業高校の健丈高校だ。３０数年前、多くの野球ファンに鮮烈な記憶を残した決勝戦が再びやってくる。特にこの戦いを心待ちにしており“今、世の中で一番舞い上がっている男”英介に電話をかける大山監督。しかし、その電話をとったのは音美だった――。

引用：公式HP

東東京大会決勝戦。健丈高校と戦う明青学園のピッチャーは夏野。投馬はレフトを守っていた。実の父親である英介を失い、どこか上の空の投馬。この試合で投げさせないと判断したのは、誰よりも投馬のことを分かっている走一郎だった。「投げさせてほしい」「同情して手加減してくれるかもしれない」と自虐的に頼む投馬だったが「そんな試合をお前の父親に見せたいのか？」という大山監督の言葉に返事をすることができない。

引用：公式HP

大山家では「泊りで温泉旅行に行く」と言い出した月影先生の話題になっていた。父・英介を失った立花家へ行き真弓と話をしており、月影先生なりの気遣いだということだ。そして迎えた土曜日。真弓を送り出した音美は、夕食の準備を始めた。投馬が帰宅し、大山監督とミーティングをしている走一郎が戻ってきてから食事を始めようと話していた時、電話が鳴る。突然決まった投馬と音美、二人だけでの夕食は自然と英介の話になり……。

引用：公式HP

真弓は月影先生と温泉旅行、走一郎は大山家で食事。それぞれ予定ができたため、投馬と音美は二人で過ごすことになった。英介について、走一郎について、そして初めて会った時の話……二人がコーヒーを飲みながら過去を振り返っていると、庭に何者かが侵入してきて!?　三年生の抜けた新体制で秋季大会に挑む明青野球部。新メンバーたちも頑張っており、絶好調のはずだったが……？　いつもと同じようで、少し違う秋がやって来る。

引用：公式HP