【微塵】って読めますか?「びちり」ではありません
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「微塵」はなんて読む?
微妙(びみょう)の「微」と塵(ちり)という漢字の組みあわせ。
読み方は「びちり」ではありません。
いったい、なんと読むのかわかりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「みじん」でした!「びじん」と読むこともあり、いずれも同じ意味です。
微塵には複数の意味があります。
1つ目は、非常に細かい塵のこと。2つ目は、物が割れたりして非常に細かくなることを指します。
「木端微塵(こっぱみじん)」「粉微塵(こなみじん)」などの言葉に、馴染みがある方は多いのではないでしょうか。
さらに3つ目として、打消しの言葉を伴う形で、量や程度がごくわずかであることを表す用法があります。その場合、例えば「負ける気は微塵もない」などが使われますよ。
漢字の「微」には、非常に細かなこと、わずかなことという意味があります。「塵」も、ほこりやごみといった意味以外に、ほんの少しであること、という用法を持つのです。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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