【陶冶】はなんて読む?「とうじ」ではない?
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「陶冶」はなんて読む?
「陶冶」という熟語をご存じでしょうか?
なんとなく読むと「とうじ」と読んでしまいがちですが、正しい読み方ではありません。
いったい、「陶冶」はなんと読むのでしょうか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「とうや」でした!
「冶」が「治」に似ているため、「とうじ」や「とうち」と読まないように注意しましょう。
陶冶はもともとは「陶器や鋳物などの物を作ること」という意味でした。
現在は、「人格や能力を鍛えて育てること」という意味でも用いられます。
陶器や鋳物を作るにあたって、より良いものを作ろうとするのと同じように、人間を理想的な姿に育て上げていくというイメージから、こういった意味をもつようになったのです。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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