「大地震」の読み方は「だいじしん」?「おおじしん」?
「大地震」の読み方は「だいじしん」?「おおじしん」?
「大〇〇」という言葉はこの世にたくさんありますよね。
ニュースなどを見ていても、「大(だい)企業」や「大(おお)忙し」などという言葉がよく聞こえてきます。
よく考えてみると、同じ「大」という字がついているのに言葉によって「だい」と「おお」と読み方が変わっています。
この読み方の区別にルールはあるのでしょうか?
今では自然に使っていますが、気づかずに「おお」と読むべき言葉を「だい」と読んでしまっているかもしれません。
例えば、大きな地震を意味する「大地震」という言葉。
あなたなら「おおじしん」と読みますか?「だいじしん」と呼びますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は…「大地震(おおじしん)」です!
「だいじしん」と読んだ方がほとんどなのではないでしょうか。
今では、「だいじしん」と読む方が多く、どちらでも良いとなっていますが、慣用としては「おおじしん」が正解。
ちなみに、この「大」の読み方にはルールがあり、原則後ろに漢語が付けば「だい」、和語が付けば「おお」になります。
例えば、漢語である「逆転」「歓迎」「家族」が付けば「大(だい)逆転」「大(だい)歓迎」「大(だい)家族」となり、和語である「喜び」「広間」「食い」が付けば「大(おお)喜び」「大(おお)広間」「大(おお)食い」となるわけです。
ここでアレ?と思った方も多いのではないでしょうか。
「大地震」の「地震」は漢語であるのにも関わらず、「大(おお)地震」と読んでいます。
つまり、このルールには例外があるんです。
「大(おお)掃除」「大(おお)道具」「大(おお)御所」なども例外の一つ。
言葉は変化していくものなので、はっきりと境界線を定めることは難しいですが、原則のルールを知りながら例外を知っていくことが重要ですね。
いかがでしたか?
会話のネタにもなる豆知識、家族や友達にもシェアしてみて!
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