【豆知識クイズ】にっちもさっちもいかないの「にっち」「さっち」って何のこと?
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけど、知ってるとちょっと自慢できる!今すぐ誰かに教えたくなる【雑学&豆知識】をお届けします。
にっちもさっちもいかないの「にっち」「さっち」って何のこと?
行き詰ってどうにもできなくなってしまうことを「にっちもさっちもいかない」といいますよね。
「突然、パソコンが動かなくなってしまって、にっちもさっちもいかなくなった」のように使います。
この「にっち」と「さっち」とは、いったいなんのことなのでしょうか?
実は、数字に由来している言葉なのですが…あなたはわかりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は、「にっちは2割る2、さっちは3割る3のこと」でした。
このにっちもさっちもは、そろばんの用語からきています。
にっちは「二進(にしん)」、さっちは「三進(さんしん)」のことで、「にっちもさっちも」は「二進も三進も」と書きます。
そして、二進は2割る2、三進は3割る3のことを表していて、いずれも割り切れることを意味していました。
そこから、2でも3でも割り切れないことを「にっちもさっちもいかない」というようになり、「計算が合わない」ということを意味する言葉になりました。
さらにそこから意味が派生して、「どう計算してもうまくいかない」という意味になり、今使われているような、「どうしようもない」という意味で使われるようになったのです。
計算が合わないと、まさに「にっちもさっちもいかない」ような気持ちになってしまいますよね。
そういうときは、1から始めるのが結局1番の近道かもしれません。
いかがでしたか?
会話のネタにもなる豆知識、家族や友達にもシェアしてみて!
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