「木綿のハンカチーフは、もはや1本の映画」21歳の中村里帆が語る、昭和歌謡の魅力
Check!1
歌詞を聞いて!もはや1本の映画「木綿のハンカチーフ」
昭和歌謡って切なかったり、ほろ苦かったり、とにかく胸にくる歌詞が多い。「木綿のハンカチーフ」なんて、もうひとつの映画! 恋人たちの心変わりが切なくて、本当に泣ける。この時代の歌の女性像もすごくいい、男の人の一歩後ろを歩く的な奥ゆかしさが素敵。そういう人になりたいなって歌を聞くたびに思うんです。
Check!2
明菜ちゃんや百恵ちゃんの幼い顔とセクシーな歌声のギャップがヤバイ!
大先輩なんですが、当時の動画を毎晩あさっている私としては、(中森)明菜さんや(山口)百恵さんを 、今のアイドルとして推してる感覚なんです。 そんな気持ちを込めて"ちゃん"づけで呼ばせてもらってます。だって可愛すぎる!ピュアな美少女って感じの2人が、すっごく色っぽい声で歌うギャップがもう最高なんです! ぜひ、動画で見てほしい。
Check!3
スナックで知った人の前で歌う快感!もう、ひとりカラオケのときには戻れない
~もう、何から話せばいいんだろう......♡
昭和歌謡を聞き始めたのは高校生のとき。仕事のオーディションの課題が歌だったんだけど、私は声が低いから、なかなか合う曲がなくてお母さんに「少女A」をすすめられたのがきっかけなんです。
練習のつもりで見ていた、当時の歌番組でアイドルたちの可愛さにひと目ぼれ。とくに(中森)明菜ちゃん♡が好きになり、さらに振りつきで歌う気持ちのよさにハマり、週2でひとりカラオケ。だいたい4時間くらいぶっつづけで、昭和ライブを開催していました。どの曲も今みたいに振りつけが複雑じゃなくて簡単なんです。そこもおすすめ!
だって絶対に踊りながら歌ったほうが気持ちいいから。そんなに好きならって、去年友達がスナックに連れて行ってくれて、さらに深い沼に...。知らない人の前で歌うとか気がしれなかったけど、思い切って1曲歌ったら、もうお店中のリアクションが最高。他のお客さんが合いの手を入れてくれたり、ハモってくれたりとにかく盛り上げてくれるんですよ。「私、今アイドルなのかな?うん、絶対アイドルだ!」って錯覚するくらい。
友達とカラオケする感覚とも全然違ってとにかく気持ちいい!その衝撃がすごくて。でも、調子に乗ってスナックの店員さんですら知らない明菜ちゃんのディープな曲を歌ってしまって店中が「この曲なに?」って雰囲気になるときもあったので、みなさんも注意してください(笑)。
スナックってお酒を飲むところってイメージだったんですけど、私はソフトドリンク片手に延々歌ってるので、お酒が得意じゃないコも大丈夫だと思う!
だって、飲んだらステージで全力出せないじゃないですか?コロナのこともあって今は行けないけど、私のおばあちゃんもスナックが好きみたいでいつか一緒に行けたらいいなって思ってます。そんな“未来のステージのために”今は家で日々、持ち歌を増やし中。最近は男性アイドルの曲も聞くようになったし、当時の歌手たちの恋のゴシップなんかも調べてキャーキャー妄想しています。
あ~楽しっ♡ 昭和歌謡を聞かない日?ないですね!(笑)
Check!4
里帆的!スナックで盛り上 がる曲 TOP2
スナック特有の合いの手がある「DESIRE」
中森明菜さん。やっぱり、みんなが知ってる曲を歌うと盛り上がる!しかもスナック特有の合いの手がある曲なのでそこも楽しいと思う。私世代でもサビとかは知ってるコが多いので、友達とのカラオケでもみんなで楽しく歌えてオススメ。
デュエットが楽しい!「ロンリー・チャップリン」
鈴木聖美 with Rats&Starさん。ひとりで歌うのとは違う楽しさ!男女で歌う曲で、"お互いに好きだけどまだ言えない"みたいな歌詞。これを、いい感じな男のコと歌えたら最高に楽しい!と思うの、たぶん(笑)。