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【SHIBUYA109 lab.トレンド大賞】令和のお笑いから“推しが尊い”コンテンツまで。トレンドを徹底分析♡

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【SHIBUYA109 lab.トレンド大賞】令和のお笑いから“推しが尊い”コンテンツまで。トレンドを徹底分析♡
今年も残すところあと約1ヶ月。コロナ渦で例年とは違う生活を余儀なくされた2020年ですが、若者たちのトレンドはどう変化したのでしょうか?『SHIBUYA109 lab.』が渋谷ガールズに行なった調査で話題の人からコスメ、食べ物まで今年のトレンドを一気に振り返ります!
目次
  1. 【ヒト部門】第7世代お笑い芸人がTOP3に! 面白さだけじゃない「負の感情を生まない」令和のお笑いに注目
  2. 「アーティスト部門」邦人アーティストが活躍!トレンド曲はTikTokしか勝たん
  3. 【ドラマ・番組部門】家族みんなで楽しめるコンテンツが人気。“推しが尊い”コンテンツは欠かせない
  4. 【コスメ・スキンケア部門】コロナ禍で自分磨きへの意識の高まり。スキンケアアイテムに注目
  5. 【ファッション部門】シンプルコーデで素材やアクセサリーでアクセント。シアー素材で透け感を楽しむ
  6. 【カフェ・グルメ部門】キーワードは“レトロかわいい”
  7. 【番外編】おうち時間トレンド大賞2020
  8. いかがでしたか?

【ヒト部門】第7世代お笑い芸人がTOP3に! 面白さだけじゃない「負の感情を生まない」令和のお笑いに注目

SNSを中心に話題となった人物を対象の「ヒト部門」。今年は1位から3位まで、第7世代のお笑い芸人が席巻する結果に!TikTokなどを中心としたSNSでの活動で目にする機会が増え、お笑いのネタや、 彼らがSNSで発信するメッセージに多くの共感を集めました。

今は「みんなが違って当たり前であり、違いを認め合う」という多様性に対する受容度が高く、誰かを貶めたり、傷つけるようなことに対する抵抗感が強いのが特徴です。そのため、第7世代の「誰も傷つけない新しいお笑い」が人気となりました。

SHIBUYA109 lab.調べ

第1位に選ばれたのはお笑い芸人の「EXIT」。見た目はチャラいけど真面目というギャップと、コンビ仲が良いことも人気の秘訣。また兼近さんは、若者がもやもやしていることを代弁し、りんたろー。さんは美意識が高いなど、それぞれに対して共感できるポイントも多いようです。

第2位は2019年のM-1グランプリでも優勝した「ぺこぱ」。“相手を否定しないツッコミ”は、新しさも感じつつ、負の感情を生まないことが魅力です。

第3位は「四千頭身」。動画配信アプリで公開され、今年大ヒットした瑛人さんの楽曲、「香水」のカバーも話題になり、注目を集めました。

「アーティスト部門」邦人アーティストが活躍!トレンド曲はTikTokしか勝たん

様々なヒットソングが登場した2020年。TikTokが起源となってランクインしたアーティストが多いのが特徴です。楽曲を使用したダンスや歌ってみた動画を中心とした投稿が広がり、多くの人に波及しました。TikTokはトレンドを創出するメディアとして大きな役割を担っているみたい!

SHIBUYA109 lab.調べ

第1位に選ばれたのはオーディションプロジェクト 「Nizi Project」により結成されたグローバルガールズグループ「NiziU」。プレデビュー曲「Make You Happy」の縄跳びダンスは、真似して踊る人が続出しましたよね。

第2位は男性シンガーソングライター「瑛人」。 「香水」が大ヒットし、有名人たちがカバーするなど、二次創作が楽しまれたことでさらに話題を呼びました。

第3位は2人組の音楽ユニット「YOASOBI」。デビュー曲「夜に駆ける」がTikTokで話題になりました。YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」での歌唱動画も、圧倒的な歌唱力で話題となりましたよね!

【ドラマ・番組部門】家族みんなで楽しめるコンテンツが人気。“推しが尊い”コンテンツは欠かせない

今年は自宅の家族とリビングでのTV視聴が増えたという声が多く聞かれており、家族で楽しめるコンテンツが多くランクイン。そして、私たちに重要な存在、“推し”の活躍を存分に楽しめるコンテンツであることが共通点となっています。

SHIBUYA109 lab.調べ

第1位はアーティスト部門にもランクインした「NiziU」 のメンバーを決めるオーディションプロジェクト「Nizi Project」。動画配信サービスだけでなくTVで放映がされていたことで、幅広い世代が夢中になりました。

この2〜3年、アイドルオーディション番組から結成されたグループが人気に。“推し(=応援する人)”が成長していく過程を応援したいと思う「応援商品」は今の消費トレンドの一つです。

第2位の「鬼滅の刃」は、アニメだけでなく、原作である漫画、映画も話題となりました。 話のテンポの良さや個性が立ったキャラクターが魅力となり、普段アニメや漫画と接していない人も熱狂する作品です。

第3位は上白石萌音さんと佐藤健さんが主演の「恋はつづくよどこまでも」。胸キュンシーンが満載なことに加え、佐藤健さんの公式LINEも、ドラマ放映中に話題に♡まるで佐藤健さんと付き合っているかのようなメッセージが送られてくるサービスは、”彼氏みが強い”と、ハマった人も多いのでは?

【コスメ・スキンケア部門】コロナ禍で自分磨きへの意識の高まり。スキンケアアイテムに注目

今年もたくさんの新しいトレンドが生まれたコスメ・スキンケア。今年は、4位、5位にランクインした「DUO ザ クレンジングバーム」「Dr.Jart+ シカペアクリーム」 のようにスキンケアアイテムが多くランクインしたのが特徴です。

また、昨年よりも価格帯が高い商品が多くランクインする傾向に。コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、自分磨きへの意識が上がったコが増加したみたい。

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Check!1

rom&ndのリップ

自然な発色と軽い着け心地がInstagramで話題に。マスク生活が続いていることから、「マスクにつかないリップ」としても人気でしたよね♡

Check!2

SHIRO キンモクセイ オードパルファン

オーガニックコスメブランド「SHIRO」の季節限定の金木犀のフレグランスで、発売前からSNSで注目を集めていて、販売後は争奪戦になるほど。近年、香水への関心はじわじわと高まっており、香水感が薄い、自然な香りが好まれる傾向にあります。

Check!3

ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ

肌の透明感やトーンアップが期待できる下地クリームで、田中みな実さんが使用していることで話題となりました。今年は田中みな実さんの影響力が強く、 Instagramでも「#田中みな実コスメ」「#田中みな実買い」などのハッシュタグが人気を集めました。

【ファッション部門】シンプルコーデで素材やアクセサリーでアクセント。シアー素材で透け感を楽しむ

今年は昨年に引き続きシンプルなコーデに帽子やマスク、ヘアアレンジでアクセントをつけることがトレンドとなりました。

第1位にも挙がった「シアー素材」は、シャツだけでなく様々なアイテムに取り入れられ、透け感を楽しむ人が多くみられました。

第2位の「バケットハット」は、トレンドの中心になっている韓国でトレンドとなったことがきっかけで、スポーティ・ストリート系のファッションの際に取り入れられました。

3位の「紐・リボンヘアーアレンジ」は、結んだ髪に紐やリボンを巻き付けるアレンジです。去年に引き続き、全身をベージュを基調とした同系色でそろえるシンプルな服装がトレンドであったため、コーデのアクセントとして取り入れる人が多くみられました。

SHIBUYA109 lab.調べ

デザインマスク

マスクをつけるのを余儀なくされる中、マスクもファッションとして楽しめるような「デザインマスク」が続々と登場しました。

【カフェ・グルメ部門】キーワードは“レトロかわいい”

「カフェ・グルメ部門」は、昨年に引き続き、韓国を中心としたアジアフードがトレンド!特に80~90年代を感じさせるレトロな雰囲気を持つフードが人気となりました。

SHIBUYA109 lab.調べ

Check!4

フルーツサンド

第1位の「フルーツサンド」は、フルーツが沢山入った、ボリューミーな見た目のものが人気です。 色とりどりのフルーツがぎっしり入った断面は美しいですよね♡

Check!5

トゥンカロン

第2位の「トゥンカロン」は韓国語で「太ったマカロン」を意味し、通常のマカロンよりもクリームやガナッシュがたっぷり入っているのが特徴で、カラフルな見た目もポイントです。

Check!6

クリームソーダ

第3位の「クリームソーダ」は、80〜90年代を感じさせるような、レトロかわいい雰囲気が楽しまれました。今年は昔ながらの喫茶店もInstagramで人気でした!

【番外編】おうち時間トレンド大賞2020

おうち時間の過ごし方部門:おうち時間は“離れていても繋がっている”

第1位の「おうちカフェ」は、自宅でお菓子などを手作りし、本格的なカフェのような雰囲気が楽しまれたものでした。SNSで様々なレシピが公開され、「#おうちカフェ」でカフェ風の写真をアップする人も多かったですよね。

第2位は「あつまれどうぶつの森」。通称“あつ森”は、 無人島に移住し動物たちと交流しながらその暮らしを楽しむゲームで、オンライン通信で友達と楽しむ人が多くみられました。また自分で服を作ったりできることから、ヲタ活の場として楽しむこともできて人気を集めました。

第3位は「メイク・ヘアアレンジの練習」ですが、お出かけや友達と会えない時間を活用し、次に友達に会う時までに更にかわいくなっておきたい!と考え、動画配信アプリでHow to動画を参考にしながら取り組んでいる人が多かったようです。

SHIBUYA109 lab.調べ

おうちカフェ部門:SNSで話題のおうちカフェは友達や社会との繋がりの命綱

おうち時間中に最も楽しまれた「おうちカフェ」。おうちカフェは、おうち時間を充実させるためだけでなく、SNSに投稿することで友達とのコミュニケーションを生む、命綱となっていました。 生活環境が変化し、会えない時間が増えたなかでも、 友達と体験を共有し、繋がりを保つためのひとつの手段となりましたよね。そんな「おうちカフェ」でみんなが作ったグルメもおさらいしておきましょう!

SHIBUYA109 lab.調べ

Check!7

ダルゴナコーヒー

みんながおうち時間に作った第1位は「ダルゴナコーヒー」。韓国で話題となったコーヒードリンクです。 コーヒーや牛乳といったシンプルな材料で簡単に作れることが特徴です。

Check!8

いちごあめ

第2位のいちごあめは昨年のカフェ・グルメ部門にも ランクインしましたが、今年は自宅で作ることがトレンドとなり、配信者等が挑戦している動画も話題になりました。

いかがでしたか?

2020年のトレンド、みなさんはいくつ覚えていましたか?異例の年となった2020年。たくさんの出来ないことや制限されることがある中で、そんな今をなんとか楽しもうとするみんなの姿勢がトレンドに現れていました。時代に合わせて変わり続けるトレンドにはこれからも目が離せません♡

■調査の概要

調査方法:WEBでのアンケート調査/「SHIBUYA109ガールズ調査」 調査期間:2020年10月
調査対象:around20(15歳〜24歳)女性
有効回答数:N=600
調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)
※ノミネート候補の選定について
SHIBUYA109 lab.の保有する独自ネットワークから計12名の高校生・大学生とSHIBUYA109 lab.で各部門ごとにノミネートを選定。その後選択式アンケートを実施。

■SHIBUYA109 lab.

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営する新しい世代に特化した若者マーケティング調査研究機関。SHIBUYA109のターゲットである「around20(15〜24歳)」を 中心に彼らの実態を調査し、SHIBUYA109独自の視点から分析している。

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