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『劇場』で山﨑賢人の親友を好演!【寛一郎】超インドアだけど女のコとはアウトドアしたい♡≪新NEXT BOY第12回≫

『劇場』で山﨑賢人の親友を好演!【寛一郎】超インドアだけど女のコとはアウトドアしたい♡≪新NEXT BOY第12回≫
作家・又吉直樹さんが『火花』で芥川賞を受賞する前から書き始めていた小説『劇場』が映画化! そこで山﨑賢人くん演じる主人公・永田の親友役を好演している寛一郎くんをクローズアップ♡ 実は出演が決まる前から気になって原作を読んでいたそうで、作品への思いはもちろん、撮影現場での山﨑賢人くんとのエピソード、寛一郎くんの好きなタイプからアプローチ法までネホハホ聞いちゃいました♡ 「普段はしない!」という貴重な自撮りと一緒にお届けします♪

目次

Check!01

寛一郎(かんいちろう)くんの
プロフィールをご紹介っ♡

1996年8月16日生まれ。’17年に俳優デビュー。同年、映画『心が叫びたがってるんだ。』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に出演。2作品の演技が評価され、第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞する。’18年には映画『菊とギロチン』で第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞、第28回日本映画批評家大賞助演男優賞を受賞した。同年ドラマ『ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実』でドラマ初出演。’19年にはドラマ『グランメゾン東京』に出演する他、映画『下忍 赤い影』『下忍 青い影』ではアクションにも初挑戦するなど活躍の幅を広げている。

Check!02

又吉さんの『劇場』には
僕の知っている感情が沢山あった。

――2017年のデビューから今までを振り返ってみてどうですか?

あっという間でした!!!

3年前にデビューしてから今までの時間が本当にあっという間で……。
細かいところは心境の変化もありますし、色々なことに対する自分の中の水準は上がってきています。
でも根本的な自分の中の怒りや大切なものは変わってないと思うんです。
特に若いうちは、怒りって自分のエネルギーになる原動力だと思います。

――成長したと感じることはありますか?

成長……できてるんですかね……(笑)。
成長した部分……ない??かも(笑)。
自分自身を客観的に見ると、勉強する意欲は増えたかなと思います。
あとは年齢を重ねる度に知識も映画を見た分だけ増えてきたかなと思います。

©2020「劇場」製作委員会

――『劇場』は映画化が決まった時からとても話題になっていましたが、ご出演が決まった時のお気持ちは?

びっくりしました!
最初、又吉さんの本ではなく、また別の「劇場」という作品なのかなと思っていたんです。
でもよくよく聞いたら又吉さんの作品だったので更にびっくり。
実は僕、出演が決る前に原作を読んでいたんですよ
普通に気になって読んで、めちゃくちゃ面白いと思っていました。
主人公の永田と僕って共通点はほとんどないんですけど、
永田の感情の機微が共感できるし、男として理解できるんです
それがすごいなぁって思いました。

――どういうところが共感できますか?

(周りにいる男性スタッフに向かって)ありますよね??笑
例えば、映画の1シーンで、彼女の部屋で永田がずっとゲームをやっている時に、
彼女が「梨を食べてね」って置いてくれるんだけど、
食べずに彼女が寝ている間もずっとゲームをしているところがあって、
わかるな~って思います。
愚かだな~って思うんですけど、そういうところが僕にもありますし、
全てが一致するわけじゃないんですけど、共感できる部分は多々ありますね。

©2020「劇場」製作委員会

――だと演じた野原よりも、山﨑賢人さんが演じた永田の方が共感しますか?

いや野原にも共感する部分が結構あって、そこが又吉さんのすごいところだなと思いました。
本当に人の感情の機微を書くのがとてもお上手で、知っている感情がすごく沢山ありました。
野原は、彼自身をすごい俯瞰で観ていて、達観していて、だから永田にも色々言う。
でも彼自身、自分のことはあまり達観して見れていないんだと思うんです。
自分のこととなると、それはまた別の話なんじゃないかなって。
これは僕の憶測ですけど、そういう部分は僕も近いところがあるな~と思います。

――野原を演じる上では、どんなことを意識しましたか?

重複しちゃうんですけど、又吉さんの原作が素晴らしすぎるので、
原作の世界観は崩さないようにしようと思いました。
原作の中には自分の知ってる感情も沢山あるので、
それをどうにかして自分とリンクできたら、ということは意識しました。
あとは永田と沙希ちゃん(松岡茉優)のお話なんでね(笑)。
永田と野原の距離感は最初から最後まで難しいな~と感じていた部分です。

Check!03

賢人くんとはお互いの
おすすめのマンガを教え合いっこ♪

――『劇場』以外にも又吉さんの作品は読んでいましたか?

又吉さんの作品を読むのは『劇場』が初めてでした!
『火花』は読んだことがなかったんですけど、ドラマでは見ました。
『火花』も本当に素晴らしかったです!

――今回共演されているメンバーは同世代の方が多いですが、同世代のみなさんが集まった現場はどうでしたか?

共演者に同世代は多かったんですけど、
同世代が揃うシーンは(山﨑)賢人くん、伊藤沙莉さんとか劇団おろかのメンバーで集まるワンシーンくらいしかなかったんです。
あとはずっと賢人くんと2人でした。
2人のシーンは特にふざけるようなものでもないから、
和気あいあいとしていたわけではなく、お互いに集中するためにも割とスンとしていましたね。
仲が悪いわけではないんですけどね(笑)。
賢人くんと一緒のシーンはすごく心地良い距離感でした。

©2020「劇場」製作委員会

――山﨑賢人さんの印象は?

僕と賢人くんは関西弁を習得しなきゃいけなかったんですよ。
本来原作では2人とも関西人の役なので、小説では全編関西弁なんですけど、
それは流石に無理だろう、と監督が色々考慮してくれて……。
結局僕と賢人くんは青年期だけ関西弁で演じたんです。

その関西弁を教えてもらう時に初めて賢人くんに会いました。
すごい目をしてるんですよ!
めっちゃきれいな目だな~って思う瞳。
こんなキレイな目をしている人っているの?って思っちゃいます。
多分相当忙しいでしょうし、相当色々なものを見ていると思うんですけど、
全然汚れていない、いい意味でピュアな印象でした。
そして話してみても素晴らしい方です。

©2020「劇場」製作委員会

――山﨑さんとはどんなお話をするんですか?

ずっとマンガの話をしてました。
共通のハマっているマンガがあったのでその話もしましたし、
賢人くんが主演をやった『キングダム』も僕は好きなので、キングダムについても話しましたね。
あとはお互いの好きなマンガを教え合ったりとか……。
マンガ以外の話はほとんど覚えてないくらい、くだらないことを話していました(笑)。

©2020「劇場」製作委員会

――松岡茉優さんはどんな人ですか?

一緒のシーンが稽古のシーンとか舞台のシーンとか一瞬だけで……。
だからあんまり喋れなかったんです。
もともとちょっとクールなイメージがあったんですけど、
話してみると全然そんなことはなくて。
僕も積極的に自分から話にいくタイプではないので、
なかなか話しかけられなかったんですけど、
もっと時間があればしゃべってみたかったです。

――本作はKing Gnuの井口理さんのご出演も話題となりましたが、井口さんと現場では会えましたか?

一緒のシーンもなくてお会いできなかったんですよ。
お話してみたかったのでとても残念です。
今King Gnuを知らない人は誰もいないですもんね。
凄いですよね~。

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