【小関裕太×瀬戸利樹】イケメンだらけの撮影会♡ 仲良しカット多数
瀬戸カメラマンが撮った
あったかい色の中の小関くん♥
――役作りで工夫したことはありますか?
小関:実は監督のこだわりで「この作品はキュンキュン青春映画だから」って言われながら撮影していました(笑)。だからキュンキュンのつもりでやってます!
瀬戸:僕は監督に「かっこよく美しくいて」って言われて、自分なりのかっこよく、美しくいようと思って臨んでいました。
小関:僕は「小関くんであって」って言われたので、僕の中での榊像をなぞりつつ、僕自身がデスゲームという死と隣合わせの体験をしている・・・と思って臨みました。
――撮影中1番大変だったことは何ですか?
小関:涙を流してはいけないっていうシグナルがあったので、友達が死んで悲しいのに泣けないのが辛かったです。役に入り込んでいたので、涙が出るか出ないかの葛藤をしていると自然と体が力んで、血管がずっと浮き出て、肩がこりながらずっと撮影していました。
瀬戸:僕が1番大変だったのは屋上でのシーンです。
小関:いっぱいアザを作りながら撮ったよね。
瀬戸:そう! アザを作ったり、鉄の場所にぶつかったり、地面に膝を思いっきりついたりを何度もやっていたので、結構辛かったです。
――同世代がたくさんいる現場での撮影はどうでしたか?
瀬戸:僕が演じた和田は一匹狼で少し心に闇を持っているキャラクターだったので、撮影中も1人でいようと思っていたんです。でもクラスメイトのサッカー部のメンバーが明るくて、いい意味でしつこく声をかけてくれて(笑)。特に共演経験のある甲斐翔真くんと中尾暢樹くんは「ねぇねぇねぇ、いっつもそんな感じじゃないじゃーん」みたいな感じ話しかけてきて。でもそのお蔭で作品自体にはリラックスして入れたので、周りのみんなが現場での関係性の大切さを教えてくれました。
――小関さんは同世代が集まる現場、いかがでしたか?
小関:僕は、もし自分のキャラクターが死ぬとしたら、周りがどういう表情をするのかな~と考えながら情報収集をしていました。1人1人死に方は異なるけど、死んだ人がどういう人だったかって、生き残った人の表情でわかると思うんです。例えばめちゃくちゃ号泣している人がいたら、クラスで大事な存在だったんだろうな~とか。最初のシーンで死んじゃう人もいるけど、映画を觀ている人からしたら、あの人はどういう人だったんだろうって感じると思うので。そういう関係性も意識していました。
――作品の1番の見どころを教えて下さい。
小関:教室で樫村(橋本環奈)の方を見るというシーンです。あそこは監督のOKが出るまで何テイクも撮りました。監督が「もうちょっとキュンキュンするまで」と言うので。
瀬戸:ネタバレになるので詳しくは言えないんですけど、教室でのあるシーンで、和田のちょっとした決めポーズみたいなのがあります。そのシーンはある人に向かって決めポースをするのですが、何テイクも撮りました。何度か撮るうちに「どれがいいか?」という意見が違ってきて(笑)。監督含めスタッフさんと話し合って色々とポーズ変えながら何度も撮影をして決まったんです。そこが渾身の見どころのシーンです。
information
映画『シグナル100』1月24日公開
担任教師の下部(中村獅童)により、突如「自殺催眠」をかけられた樫村怜奈(橋本環奈)、榊蒼汰(小関裕太)、和田隼(瀬戸利樹)ら36人の生徒たち。「遅刻する」「スマホを使う」「涙を流す」……など、普段何気なく行っていることが催眠発動のシグナルとなり、死を招く……。そのシグナルはなんと全部で100個あり、死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみだという。生徒たちは自殺催眠を解こうともがくが……。生徒たちは催眠を解き、生き残ることができるのか?!
撮影/有馬秀星(MOUSTACHE)