【後編】「後輩に嫉妬しているんじゃないか?」【異例のスピード出世】に隠された真実とは...“悪事を企む上司と後輩”を成敗した話。

読者の実体験をもとにした衝撃エピソードをご紹介。広告代理店に入社して2年目の私。ある日、新入社員の企画プレゼンを聞いていた私は、彼女のアイデアに強烈な違和感を覚えます。それをきっかけに調査を始め、彼女の異例のスピード出世の裏に隠された真実を知ることになるのでしたーー。
隠された真実を求めて始めた極秘調査
<前回のお話>
広告代理店で働く主人公は、新入社員のプレゼンを聞いた際、その企画が以前に同期が提出したものと酷似していることに気づきます。
後輩に確認するも否定され、さらに上司からは逆に責められる始末。
主人公と同期は、スピード出世の裏に隠された不正の存在を疑い始めるのでしたーー。
まず私たちは、同期が以前提出した企画書のアクセス履歴を調べました。システム部門の知人に協力してもらったところ、驚くべき事実が判明します。
企画が却下された数日後、上司のIDを使って、そのファイルが何度もダウンロードされていたのです。
つまり、後輩が自分で企画を盗んだのではなく、上司がデータを取り出して渡した可能性が高いということでした。
さらに調べると、後輩がリーダーを務めているプロジェクトにも不自然な点がありました。実際の業務やクライアントとの重要なやり取りは、ほとんど上司が裏で行っていたのです。
後輩は会議で報告をするだけ。それにもかかわらず、プロジェクトの成果はすべて後輩の実績として評価されていました。

「なぜ上司は、ここまで彼女をかばうのか?」
その疑問を抱えたまま、私たちは2人の行動をさらに調べることにしました。
すると、2人が仕事終わりに同じレストランで落ちあっていることが何度も確認されました。
そして決定的だったのが、ある週末の出来事です。友人が、高級マンションに腕を組んで入っていく2人の姿を偶然撮影していたのです。
その写真を見た瞬間、すべてがつながりました。上司と後輩は、単なる上司と部下ではありませんでした。
2人は私的な関係にあり、上司は彼女を優遇するために、他人の企画を利用して出世させていたのです。
私たちは、言い逃れのできない証拠を慎重に集めることにしました。






