「ピエロ」は英語でなんと言う?意外と知らない英単語
CULTURE
英語圏では通じない和製英語がたくさんある日本。いつも使っているあの言葉も、実は正しい英語じゃないかも…!?そこで今回は、日本人が間違えてしまいがちな英語を出題します。あなたは正解できるかな?
「ピエロ」は英語でなんという?
愉快な動きで人を楽しませるピエロ。そのどこかミステリアスな雰囲気から、昨今ピエロをテーマとしたホラー映画なんかもありますよね。
しかし、この「ピエロ」という言葉、実は英語ではないんです!では、「ピエロ」は英語で何と言うのでしょうか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
ピエロは英語で「clown(クラウン)」と言います。
「clown」は、もともと英語圏で「のろまな怠け者」という意味の言葉でした。それが転じて、おどけた動きで客を笑わせる、滑稽な存在の「道化師」の意味を持つようになったのです。
では、「ピエロ」という言葉はどこからやってきたのでしょうか?
実は、「ピエロ」の語源はフランス語。中世イタリアの舞台に登場する「pedrolino(ペドロリーノ)」という役名がフランスに輸入されたときに、「pierre(ピエール)」という愛称が付けられたことに由来します。その後、言葉が変化し、現在の「pierrot(ピエロ)」となりました。
ちなみに、そもそもピエロという存在は、中世の時代に宮廷に笑いを生み出す目的で生まれたと言われています。厳しい世の中で嫌なことやつらいことがあっても、それすら滑稽だと笑い飛ばす姿勢は、どこか皮肉のようなものも感じられますね……。
みなさんは分かりましたか?
家族や友達にも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!