【三田友梨佳】美人女子アナ・ミタパンに学ぶ！仕事を上手く進めるコツ

CULTURE2019/12/06

半年続いたフジテレビアナウンサー連載も、今回で最終回。最後を飾るのは、ニュース番組を担当するミタパンこと三田友梨佳アナ。「ニュース＝わからない、ではなく、まずは見てほしい」と語る彼女に、ニュースの見方からお仕事内容までを取材しました。

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三田アナが考えるニュースを見るポイント

①情報番組から見てみよう

Mr.サンデーなどの情報番組は、ひとつのネタを深く掘り下げます。コメンテーターも多いので、いろんな意見も聞くことができます。ニュースを難しく感じたら、情報番組ならかみくだいて説明してくれるので、わかりやすいと思います。

②身近なことから興味を持とう

他人ごとに思えるニュースが、自分のお財布事情に関わってきたら興味を持ちますよね？そんな身近なところから始めてみるのもいいと思います。難しいと思えることも自分に関わっていれば変わってきます。

③ニュースの背景に何があるのか考えてみよう

例えば、海外旅行をするときに、円高だとお得でラッキー！と思いますが、この背景には何があるんだろうと考えてみてください。アメリカと中国の貿易戦争、対中関税などが関係してきます。トランプ大統領のツイッターのひと言が為替市場を翻弄することだってあるんです。

④解説ありきのニュース番組からひもといてみよう

それぞれのニュース番組が独自の目線でニュースを解説します。気になる話題があったら、同じニュースをどのような切り口で伝えるかを意識してみるのもいいかもしれません。私は常に当事者に寄り添うことを大切にコメントしています。

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お仕事と就活について

情報収集

周囲から＂三田メモ＂と呼ばれているノートがあります。毎日書く日記帳のようなものですが、ニュースの見出しとそのニュースに関しての自分の考えを書いています。すでに数十冊にものぼります。常に持ち歩いていて、スタジオに持っていきます。

仕事の準備

朝起きてから会社に来るまでが常に準備です。複数の新聞、ネットニュース、テレビ番組には全体的にすべて目を通すようにしています。準備する段階で、ある程度自分の考えはまとめておきますが、その場で出てくるフレーズもあります。コメンテーターの意見を聞いて、納得できる部分やそうかな？と思うこともあります。一度聞いて消化するのではなく、自分なりの意見や考えを持つようにしています。

体調管理

深夜のニュースのため、朝4時に就寝し昼前に起床する毎日です。最初はこの生活リズムに慣れず、朝日が昇って明るくなると必ず一度目が覚めていました。今では、ぐっすり眠れるように、必ず湯船に入るようにしています。そして、アナウンサーは声が命です。のどあめ、マスクは常時持ち歩いていますし、加湿も心がけて、寝るときにはマスクをつけています。また、食事も気をつけていますね。お弁当は毎日自分で作っています。お肉が好きですが、栄養バランスを考えて野菜もいっぱい入れています。殺菌作用と彩りを考えて、梅干しもよく入れています。

面接の質問

さまざまな会社で「気になっているニュースは何ですか？」と聞かれ、当時困ったことを覚えています。今思うのは、背のびしないで本当に気になっていることを話すべきだということです。難しいことを答えようとしないで、身近に感じていることをひもとくようなものがいいと思います。難解なニュースを知っていることよりも、どんなニュースであっても自分がそのことについてどう思っているのか、しっかりと意見を持っていることのほうが大事です。

就活の面接

就活時代は怖かったという思い出ですね。とにかく不安でした。今でも大切にしている安藤優子さんからのアドバイスがあります。＂伝えたい気持ちがあれば気持ちは伝わる。しっかり気持ちを伝えよう＂ということです。きれいな日本語とか細かいことはそんなに大切じゃない。つたない言葉でもしっかり気持ちを伝えることこそが大切だってことです。面接官も人間なので、一生懸命に話せば心に響きます。緊張して詰まってしまっても大丈夫です。

大学生へメッセージ

大学時代は、自分の好きなことを好きなだけできる貴重な時間だと思います。やりたいことは何でも挑戦してほしいです。迷ったらチャレンジです。自分の引き出しをたくさんつくることが大切。もし、大学生に戻ったら？うーん......代官山のカフェでアルバイトしたいですね。しかもオープンテラスのカフェです（笑）。海外旅行ももっと行きたいです。

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