【吉沢亮&若山詩音】独占インタビュー!映画「空の青さを知る人よ」撮影秘話
CULTURE
子供の頃、憧れていた人がそのままの姿で目の前に現れたら…?「空の青さを知る人よ」は、そんな女子高生のみずみずしい片思いが描かれているアニメ映画。そこで今回は、旬のイケメン・吉沢亮さんと声優・若山詩音さんが、アフレコ中の様子や映画の見どころを教えてくれました♡
Voice抜擢された時の心境…それぞれの思いは?
吉沢亮クン
オーディションで選ばれたときの心境は?
うれしかったです。長井(龍雪)監督の『あの花』も『ここさけ』も見ていて、すごく好きな作品だったので、オーディションに受かって素直にうれしかったけど、本当に自分でいいのかって不安もありました。絵に声をあてる作業は初めてだし、最初は台本の読み方もわからなくて......アフレコ初日は緊張しかなかったです。
高校生と31才。同一人物だけど年令が違う2人を演じる上で意識したことは?
僕は別人だと思って演じました。あえて共通点を見つけたりせずに、それぞれの役作りをしたって感じですね。18才と31才で全然性格が変わってますが、18才はキラキラして、前だけしか見ていない馬鹿に見えて、実はいろいろ俯瞰で見ている。逆に31才は大人になりきれていない感じがすごくして、おもしろいなと思いました。
役どころのような純愛ってどう思います?
慎之介は13年たってもあかねへの気持ちを引きずっていて、劇中ではダサイ感じで出ているんです。それが人間くさくて僕は好きでした。あかねは女性として強い。精神年令も高いし、多分包容力みたいなものがあって、いろんな部分を補ってもらえる女性だと思います。そんな部分を慎之介はずっと好きだったんだろうなと思います。
若山詩音さん
初の長編アニメいかがでしたか?
とてもうれしかったと同時に、すごくプレッシャーを感じていました。それでも私のどこかをいいと思って起用してくださったのなら、自分のできることを精一杯やろうと思ったんですが、最初の収録のときに、"キミじゃなくていいよ"っていわれるんじゃないかってすごく不安だったんです。
共演して感じた俳優・吉沢亮の素敵なところは?
まず低音の響く声で、素敵な声をしていらっしゃるなって感動しました。そして俳優さんが映像のお芝居でセリフをいうときのしゃべり方ではなく、アニメらしいお芝居が印象的で、「声優だ!」という気持ちになりましたね(笑)。吉沢さんのお芝居を聞いて、「そうか。ここはこうしゃべるのか」って、現場ではいろいろ学びました。