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常に”全盛期”の【WINNER】 八王子ライブを独占レポ♥

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常に”全盛期”の【WINNER】 八王子ライブを独占レポ♥
先日、合同取材にお邪魔したWINNER。今回は、初アリーナツアー”WINNER JAPAN TOUR 2019”の八王子公演の様子をレポートしちゃいます!取材でも話してくれたツアーへの熱い想いが、節々から感じられるライブとなりました♪ ※記事に掲載されている写真は、7/28の幕張公演で撮影されたものです。

オリンパスホール八王子はよくオーケストラの公演なども行われる会場で、オペラハウスのようなコの字型の客席と荘厳な木目調の内装が目を引く。本日、ここで公演をする主人公はWINNER。青いスティックライトを持ったファンが、3階席までびっしりと埋め尽くした。

照明が落ち、バンドによるオープニングの演奏がスタート。スクリーンに映し出されるシンプルな映像が、今か今かと待ちわびる観客を静かに煽る。ステージ上に4人のシルエットが浮かび上がると、会場からは割れんばかりの歓声が上がった。



1曲目は「EVERYDAY」。バンドアレンジにより、元々の楽曲が持つ夏らしさを残しつつも全く違う雰囲気を感じられた。2曲目の「BOOM」は8月7日に発売されたミニアルバム『WE』に収録されている新曲。先日の取材ではメンバーが口を揃えて「ダンスが難しい」と言っていたが、フォーメーション移動が繰り返される難易度の高い振り付けを利用して、全方向のファンとアイコンタクトを取りながらパフォーマンスを楽しんでいた。

最初のMCは、8月14日にソロデビューするJINUの話題で持ちきり(※ライブはデビュー前の8/10)。YOONが「ついに僕らのJINUさんの初ソロ曲がリリースされます!」と嬉しそうに言うと、HOONYとMINOも大盛り上がり。本人以上に喜ぶメンバーたちや会場のファンに祝ってもらい、照れながらも笑顔が弾けるJINU。HOONYは「JINUさんは誕生日もリリースも、いつもみなさんと一緒にお祝いできてタイミングが良いですね。INNER CIRCLE JAPAN(WINNERのファンクラブ名)の男です!」とうらやましがっていた。

メンバーの口から日本語バージョンも同時公開だということが告げられると、会場からは驚きの反応が。更にフィーチャリングするMINO以外にもメンバーが関わっているようで、YOONは「JINUさんのソロ曲ですけど、WINNERの新曲だと思います(笑)」と意味ありげに笑いながら話す。MINOは「JINUさんの声の魅力がたっぷり詰まっている、本当にいい曲!」と太鼓判を押した。



次のパートでは、スタイルの良さが際立つシックな黒のスーツに着替えて登場。「MOLA」「ZOO」と新曲2曲を立て続けに披露した。幕張公演での「MOLA」と「ZOO」はダンサーと作り上げる迫力満点のステージが魅力的だったが、4人だけでも引けを取らないほどダイナミックかつセクシーなパフォーマンスで観客を魅了する。

また、ダンサー以外にもアリーナ会場と違う点を挙げるとすれば、トロッコによる演出が無い。その代わり本公演ではメンバーたちが客席に降りてきて、ファンに囲まれながら歌う場面が何度もあった。ファンは間近にいるメンバーの姿に興奮しながらも自席で楽しみ、彼らの通る道を塞ぐ行為は誰一人として見受けられない。HOONYが取材で語った「僕たちとファンのみなさんの長く続いたチームワーク」を感じる瞬間だった。



「RAINING」を歌い終えると、曲名にかけて「八王子のみなさん、本当に暑いですね!汗が雨みたいです(笑)」とコメントするYOON。MINOが「YOONくん、本当にこのホールで主人公みたいです。オーケストラ(バンド)のみなさんもいるし…ミュージカルみたい」というと、YOONがすかさずミュージカル風に歌ってみせる。HOONYに「ミュージカルはマイクなしだよ」とツッコまれ「(声が)死んじゃうよ(笑)ミュージカルみたいな発声はできない(笑)」と弱腰で答えるYOONを、MINOが冗談めかして「歌手だろ?プロじゃねぇよ!(笑)」とイジる場面も。

続いて、合同取材でもライブの見どころとして挙げていた「MOVIE STAR」。手拍子と足踏みでリズムを取りながら、会場が一体となる。スクリーンには歌詞が映し出され、自分だけが主人公となり得る「人生という映画」にそれぞれが想いを馳せながら大合唱する光景はとても感動的だった。



前のパートからは一転、カラフルな衣装に身をまとって披露したのはミニアルバム『WE』のリード曲「AH YEAH」。恋人との別れを、明るくクールに描いた曲だ。デビュー時は確かな歌唱力で聴かせる感性的なバラード曲が多く、グループカラーも青なので”冬”というイメージがあった。しかし近年、夏を意識したサマーソングを立て続けにリリースし”キング・オブ・サマー”の呼び声も高い。そんな両側面を持っているという点もWINNERだけの魅力かもしれない。

八王子での公演は、今回が初めて。YOONが「八王子は僕たちのマネージャーさんの地元なんです!昨日聞きました(笑)。マネージャーさんにとっても意味のあるところで公演できて嬉しいです。」と話す。ステージ袖にいるマネージャーに感想を求め、いい反応をもらえたのか「最高だって!」と嬉しそうなメンバーたち。

クライマックスでは、甘い言葉ではなく”好きな理由”で愛を伝える「MILLIONS」とストレートに”愛してる”と気持ちを伝える「REALLY REALLY」、2曲のラブソングを歌い上げて、本編は終了した。



ファンの「GO UP」大合唱によるアンコールに呼ばれ、メンバーが再登場。JINUは「みなさんが最初に僕のソロを祝ってくれたので、本当にありがとうございます。気分が最高です!」と話す。HOONYは「今日は、重い話はしたくないですよね。」と前置きしつつも「幕張公演からの2週間、みなさんのことを考えながら本当にこのステージが懐かしかったです。」と真剣な眼差しで語りかける。「みなさんからもらう応援よりもっと、ステージの上で頑張りたいと思いました。だから、ただ楽しんでください!」と話すと、ファンも応えるように拍手と歓声を送った。

続いてMINOが話し始めようとすると「ちょっと空気が重いから…(笑)ピアノできますか?」というHOONYの振りでキーボードが演奏を添えるという粋な展開に。そのまま話し始めるのかと思いきや、演奏に合わせ即興で歌い始めるMINO。バンドと一緒に作り上げるステージならではのスペシャルな展開に、会場は大盛り上がり!そのままMCを終えようとするも、YOONに「オフィシャルなコメント言ってください!(笑)」とツッコまれ、「あ~、いちばん重要な(笑)。みなさん……いつも感謝してます。一生一緒だよ!」とお決まりのキラーコメントを付け加えた。ちなみに、HOONYによると「さっきの音楽のタイトルが『一生一緒だよ』です(笑)」。

YOONは「今日もステージが始まる前に『今日が最後のステージみたいに頑張ろう』と4人で話しました。そうやっていつも気合いを入れて、最後のステージだと思って歌って踊っています。」と舞台裏を明かす。「そんな僕たちの姿を見て本当に幸せそうな表情してくれるみなさんの笑顔を見たら、僕たちが世界で一番幸せな人だと感じます。ありがとうございます。」と締めくくった。そして最後、MINOの即興ソングに触発されたのか「僕も作曲したい!(笑)」と欲を見せ、こちらはキーボードにドラムまで参加して壮大な”八王子ソング”が誕生した。



メンバーにとってもファンにとっても、非常に感動的な瞬間となった幕張公演から2週間。改めてホール規模となったステージには、更に成長した4人の姿があった。会場の広さに関係なく、常に最高を更新し続けるWINNER。それはYOONの言葉にもあったとおり、「最後のステージだと思って」毎公演に挑んでいる彼らだからこそ可能なのだろう。

広い会場を埋め尽くすファンを、幸せそうに見つめるメンバーの表情が印象的だった幕張公演。一方、八王子公演では客席を縦横無尽に走り回りながら、ファンとのコミュニケーションを心から楽しんでいるようだった。その姿からは、1つ1つ夢を叶えてグループとして大きくなっていっても、今までと変わらずファンと近い距離でいようとする想いが感じられた。

2014年の初ツアーから始まり、全国各地を訪れながら確かな「公演力」を身につけてきた。徐々にキャパシティも増え、今年はとうとう初のアリーナツアーと快進撃が続いている。先日の取材でYOONは「どこまで行けるかわからないけど、一緒に同じ未来を見て進んでいくことが目標」と語ってくれた。レポートした本公演は、WINNERがこの先にたどり着く未来を見届けたいと強く感じられるステージとなった。

バンドによる演奏や、ソロ曲なしで全ステージを4人で披露するなど、メンバーのこだわりが詰まった” WINNER JAPAN TOUR 2019”。いよいよ後半戦に入り、9月16日の福岡公演でツアーファイナルを迎える。WINNERのツアーファイナルと言えば、今まで多くの感動的なサプライズが生まれてきたことで有名だ。こちらも見逃せない、スペシャルな公演となりそうだ。

Information
 
WINNER JAPAN TOUR 2019
 *追加公演
                   
*8月31日(土)【静岡】静岡市民文化会館 大ホール      
*9月1日(日) 【愛知】日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
*9月14日(土)【京都】ロームシアター京都 メインホール 
9月16日 (月)【福岡】マリンメッセ福岡 <ファイナル公演>

全席指定:¥10,000-(税込)

※年齢制限:3歳以上よりチケット必要。3歳未満は入場不可。
※出演メンバーは予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。

<チケット購入はこちら>
福岡公演  https://l-tike.com/winner19t-lawson/  
*追加公演 https://l-tike.com/st1/winner-ticket2t 

※受付対象公演・席種は受付サイトにてご確認下さい。

”WINNER JAPAN TOUR 2019”予習プレイリスト
https://avex.lnk.to/WINNER_JAPAN_TOUR_2019

NEW MINI ALBUM『WE』

・CD+DVD+スマプラミュージック&ムービー  ¥3,780(税込)
・CD+スマプラミュージック ¥2,592(税込)
・CD [各メンバーver] ¥2,160(税込)

 WINNER OFFICIAL HP
https://ygex.jp/winner/

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