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【秒でアウト!?】医師に聞いた「日焼け・紫外線の真実」が怖すぎる

【秒でアウト!?】医師に聞いた「日焼け・紫外線の真実」が怖すぎる
夏の女子の一番の敵と言っても過言ではない、紫外線。まだまだ暑い日が続くこれからの季節、きちんとしたUV対策をしたいところ。そこで皮膚科医医師を直撃。紫外線が肌に悪影響を与える仕組みから日焼け止めの適量まで、さまざまなことを教えてくれました。

Topic01

思っているより適正量って多いんです!

液体なら10円玉くらい、クリームならパール大が目安。表示されているSPFやPA値の効果をきちんと発揮する実際の「適量」とは、みなさんがイメージするよりも少し多いと感じる量です。たっぷりとつけ ても負担感のないテクスチャーを選ぶのもポイント。

Topic02

紫外線はなんと!4秒浴びたらアウト

紫外線を浴びると皮膚の奥にあるケラチノサイトから情報伝達物質が生成され、メラノサイトへ届くことでメラニン生成が起こります。それが紫外線を浴びてからたった4秒ではじまるとされています。メラニン色素は肌を守る役目も果たしますが、シミやそばかすの原因になる可能性があるので、未然に防ぐことが重要です。

Topic03

くもりや雨の日でも晴れの日の7~8割程度の紫外線が!

「紫外線=目に見える光」ではありません。よって、太陽の光が届いていないように見えても、紫外線は常に降り注いでいるのです。また、窓ガラスなども透過するので屋内にいても予断は禁物。「夏だけ」「外に出るときだけ」ではなく、常日頃から朝のスキンケアの最後の行程として日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。

Topic04

紫外線はポイント制。ターンオーバーが乱れると蓄積される!

生成されたメラニンも、ターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)により徐々に排出されていきます。しかし、紫外線を浴びる量や時間が多かったり、肌の健康状態、加齢の影響で、うまくそれが働かないと蓄積され、最終的に肌表面にシミやそばかすとなって現れます。できたものをなくすより、つくらせないほうが白肌の近道。

Topic05

UVカット入りの化粧下地だけですますのは危険!

最近の下地には紫外線カット効果が含まれるものもありますが、最初にお伝えしたように、効果が期待される適量は意外と多いため、薄塗りしがちな方は要注意。正しい量を塗れていない場合もあるので、日焼け止め単体も仕込むことをおすすめします。日焼け止めとUV下地を重ねることで塗りムラも防ぎなお安心です!

Check!

今回教えてくれたのはこの人!

ウォブクリニック中目黒総院長 髙瀬聡子先生
皮膚科医の視点による医学的な知識とともに、世代に合わせた的確なスキンケア方法をレクチャー。これまでに美容に関する著書も多数出版。

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撮影/藤原宏(Pygmy Company)、久々江満(物) ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) スタイリング/稲葉有理奈(KIND) モデル/渡辺梨加(本誌専属)

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