【HOSHI x WOOZI】兵役前ラストの日本公演―友情と才能が輝いた「WARNING」日本公演レポ

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SEVENTEENのスペシャルユニット、HxW(HOSHI×WOOZI)が初めて日本でファンコンサートを開催。2日間で4万人を動員し、全12曲のパフォーマンスに加え、SEVENTEENの人気曲をメドレーで披露する圧巻のステージで、CARATとの特別な時間を届けました。息の合った掛け合いやファンサービス、2人の友情と才能が輝く瞬間に、会場は終始熱気と感動に包まれました。
ホウ注意報発令! 『HOSHI X WOOZI FAN CONCERT [WARNING] - JAPAN』
SEVENTEENのスペシャルユニット、HxW(SEVENTEEN)が、兵役前最後の日本公演 『HOSHI X WOOZI FAN CONCERT [WARNING] - JAPAN』 を神奈川・Kアリーナ横浜で開催しました。
HxWは2017年11月に発売されたSEVENTEEN 2nd Album「TEEN, AGE」の収録曲「Bring It」で初めてタッグを組んだ2人が、約8年の時を経て再結成。2025年3月には1st Single Album「BEAM」をリリースし、韓国と日本で大きな反響を呼んでいます。
今回の公演タイトル「WARNING」は、HxWの愛称「ホウ注意報」に由来しており、ステージ上での息のあった掛けあいと、2人ならではのパフォーマンスの集大成を感じさせる公演となりました。
期待最高潮!圧巻のオープニング
会場に入ると、目を閉じたHOSHIとWOOZIの姿が大きくモニターに映し出され、公演への期待が一層高まります。次第にBGMが大きくなり、ピアノソロが響き渡ると、モニターの2人が視線を開く瞬間、会場の期待感は最高潮に。
赤く染まるステージ、サイレンの音、勢いよく登場するダンサーたち。メインステージの階段を登り現れた2人に、観客は割れんばかりの歓声を送ります。
1曲目からメインステージが高く上がり、火花の演出とともに「Bring It」が炸裂。続く 「96ers」では、CARAT(SEVENTEEのファンダム名)との距離が近づき、目の前でのファンサービスに大歓喜が起こりました。

パフォーマンスを終えるとHOSHIは、「お水タイムです」、WOOZIも「良い考えですね」とサポート。昨日の公演よりも日本語がペラペラになったと言うHOSHIの姿に、CARATの笑顔が広がりました。
ファンミーティングの良さとライブの迫力を融合
今回のファンコンサートの魅力は、コンサートの迫力とファンミーティングの親密さを掛けあわせた点だと、HOSHIは語ります。
MCパートでは、SEVENTEENと長年の付き合いがある古家正亨さんが登場し、息のあったトークで会場を笑顔に包みました。
VERNONやTHE 8、さらにSEVENTEENのスタイリストなどスタッフからのエピソードも披露され、HOSHIは「炎のような人」、WOOZIは「山のような人」と称され、2人の個性と相互補完の関係性が浮き彫りになりました。
WOOZIが作曲した曲をHOSHIがすぐ練習室で歌ってしまうという話も飛び出し、「昨日の夜作ったはずなのに、次の日にはみんなが歌っている。こんなに早くリリースできるものなのか?」と話すWOOZIに会場は驚きと笑いに包まれました。

さらに、Weverseを通してCARATから集まったコメントも紹介され、会場は一層温かい雰囲気に包まれました。
HOSHIとWOOZIは、「WOOZIが歌という花を咲かせれば、HOSHIがその上でHOSHIだけの色を纏ってステージの上を飛び回る」というコメントに対して、2人も「なにかの歌詞かと思いました。作家としてデビューしてもいいと思います。連絡ください」と絶賛しました。
最後には、古家さんと3人で手をつないで会場に感謝の挨拶を送り、温かく感動的なMCパートが締めくくられました。
油そばパワー全開!笑いと歓声に包まれたHOSHIの魅惑のソロステージ
HOSHIのソロステージでは、まず「Damage (HOSHI Solo) (feat. Timbaland)」で力強く魅せ、続く「Touch」では軽快なステップと表情で観客を惹きつけました。
HOSHI「みなさん、本当に僕は幸せでした。僕は今日油そばを食べました。おいしかったです。それでエネルギーが油そばです」
その後、「호랑이 Power」や「I Want You Back」をCARATと一緒に会場全員で大合唱。「500レベルと700レベルの声が本当に大きいです」と、上の方の席にも配慮したコメントも。
ソロステージの締めは「Spider」。HOSHIは「この曲はオンラインのみで公開していましたが、今回の公演で初めてオフラインでお見せしています。本当であれば(パフォーマンスで使う)鉄棒を持ってきたかったんですが、重すぎて、でも鉄棒がなくてもかっこいいステージを準備してきました」と冗談を交えつつパフォーマンスを開始。
女性ダンサーと息のあったダンスでセクシーに魅せ、最後に上着を脱ぐ瞬間には、会場から大歓声が上がりました。

WOOZIの力強い歌声、最後は2人CARATの絆が輝く感動の時間
メインステージから降りるHOSHIとハイタッチを交わしたあと、WOOZIが登場。ギターソロが響き渡ると、会場は真っ赤に染まり、熱唱で観客の心を揺さぶります。
WOOZIのソロステージでは、まず「Ruby」と「Simple」を披露。ギターを手に登場すると、その旋律が会場全体に響き渡り、客席は赤く染まりました。スタンドマイクの前で熱唱する姿は心に直接訴えかける力強さがあり、圧倒的な歌唱力で観客を魅了しました。
WOOZI「先程の彼、コメント長かったですね(笑)。僕はそんなことないです(笑)。
僕には彼みたいに快活に明るくリードする能力がありません。こういう公演というのは、あまり情熱的過ぎても疲れますよね。だからみなさんもちょっと休んでくださいという意味でこういう感じで進めています。
本当に日本に来るようになって長いですね。日本語が上手になりかけた頃に韓国に戻って、また来る頃には忘れていて、確かに前回は今よりも上手にできたはずなのに…。
そして、最近は忙しくてあまりアニメが見られませんでした。だから少し日本語の実力も減ったんじゃないかと思ったりして…。僕が感じるのはアニメを見ながら覚えた日本語ってあまり使えないんですよね。
『あんぱん買ってこい』なんてどこで使うんですか?ある戦闘もののアニメを見て、そのコメントをステージ上で使ってみました。スタッフさんたちが来て『そのコメントはステージ上では言ってはダメです』と言ってきて、『僕マンガで見たんですけど』と言ったら、『それだからです』と言いました。悪意は決してありませんでした(笑)」
その後、WOOZIは「世界のイチのセクシーガイ」と称賛するバンドマスターのギター演奏で「Destiny (WOOZI Solo)」を披露しました。繊細かつ力強い歌声とギターの旋律が重なりあい、ステージ全体に感動的な空気が広がりました。

さらに、2人揃って「ECHO!」を披露し、制作の軌跡を感じさせるパフォーマンスで観客の心に響きます。そして、未発表曲「Copy&Paste」では迫力あるステージで会場を圧倒し、背を向けてステージを後にします。

直後、会場には「クォンスニョン!イジフン!」のコールが響き渡り、2人とファンの強い絆を改めて感じられる瞬間となりました。
10年間の感謝を胸に、CARATと楽しむSEVENTEENナンバー
CARATからのアツいコールに応え、HOSHIとWOOZIがお揃いの衣装で再登場。
HOSHIはMCで「CARATの皆さん、10年間ありがとうございました。皆さんのおかげで生きてこられました」と感謝を伝え、「すぐに戻ってきます」と約束しました。
そして、「SEVENTEENの曲、行きましょうか。僕たちがSEVENTEENなので」と呼びかけ、会場は一気に盛り上がります。
SEVENTEENメドレーがスタート。「THUNDER」から始まり、ダンサー紹介やバンド紹介を挟みながら、ステージを作り上げた全員で会場を盛り上げます。その後も、「CALL CALL CALL!」「DON QUIXOTE」「박수(CLAP)」「Together」と人気曲が次々に披露され、笑顔と温かい空気のなか、会場全体を魅了しました。
CARATも一緒に歌い、歓声で応え、最後まで会場は一体感に包まれました。
2人の友情と才能が輝く、20代最後の10年の集大成
今回の公演は、2人の集大成であり、これまでの軌跡をCARATと共有する特別な時間となりました。ステージ、ソロパート、ファンサービス、トーク、すべてが2人の友情と才能、そしてCARATへの深い愛で満たされていました。
兵役前最後の日本公演で、HOSHI x WOOZIは観客の心に強く刻まれるパフォーマンスを届け、感動の一夜を締めくくりました。
