【白石麻衣】「クレイジーな役もたまには笑」まいやんが語る”これから”とは?
今までのこと、この1年のこと
Rayを卒業してから約1年、常に前に進み続けるまいやん。その一方で今までたどってきた道筋を愛せるのは、きっとまいやんの今が充実している証でもある。2年連続のレコード大賞の受賞、そして4年連続の紅白歌合戦出演。この1年は、個人としても、また所属するグループ「乃木坂46」としても飛躍の年になったという。
現状に満足したら先はない、いつもイチからのスタート
「メンバー内で話し合っているのは、常にグループの次の展望のこと。私たちは毎年大きな舞台に出られるのが当たり前じゃないとわかっているから、現状に甘えることだけはしません。次の1年に向かうときはいったんリセットして、また新たな気持ちでスタートを切る。その繰り返しで、グループの結束が強くなっているし、メンバーひとりひとりの意識も高まってきたんだと思います」
後輩のためにできることって何かなって
「後輩たちが頼もしくなって、3期生がこの2年くらいですごく成長しました。まだまだ伸びしろがあって、もっと成長できるって確信もあります。もし私に役割があるとするならきっかけをつくってあげることくらい。成長が目に見えるのは、例えばいつもは恥ずかしくて声を出せないコがライブでは大きい声で堂々とファンをあおってる姿なんて泣きそうになる(笑)。パフォーマンスにしても、オリジナルメンバーが卒業したら、誰かがその歌割りを引き継いで歌っていくことになります。受け継いだ歌詞を、自分のものにしていこうとする姿から力強さや意志が伝わってくるんですよね」
いつまでも未知数な“白石麻衣”
もう、インタビューも終盤。締めくくりはまいやんの思い描くこれからのこと。まだまだ未知数な彼女の本音とはいったい。
期待に応えていくことが原動力
「今は、ひとつのことに縛られたくないと思ってます。アイドルもモデルも、お芝居も…今ここにいるからこそ挑戦できるすべてに前向きに取り組んでいきたいです。初挑戦はいつだってプレッシャーを感じるけれど、それはネガティブなことではなく世界が広がるチャンスだと思ってます。特に演技のお仕事は難しいし、キャリアは始まったばかりです。いろんな個性が光る役者さんたちがいるので、その中で私らしさを見つけていきたい。まだ演じる役柄の幅がそんなに広くないので、ホントはぶっとんだクレイジーな役とかやってみたい…!(笑)仕事には緊張がつきものだけど、集中しながらも、でもちゃんと楽しめる〝心の余裕〞を忘れずにいられたら」
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撮影/倉本GORI(Pygmy Company) スタイリング/渡邉恵子(KIND) ヘア&メイク/遊佐こころ(PEACE MONKEY) モデル/白石麻衣 取材・文/長嶺葉月