【白石麻衣】Ray卒業から1年!大人になった『まいやん』にインタビュー♡
懐かしの「Rayらしさ」
約1年ぶりとなるRayの撮影は、顔なじみのスタッフたちと穏やかにスムーズに進んでいき、当初の予定よりも30分ほど早く終了。卒業してからは、実年令より少し上の30代をターゲットにした雑誌に登場する機会も増えている。それでもRayに戻ってきたら、即座にチューニングするように可愛らしい“まいやん”がそこにいた。
「スタッフのみんなに会うのは全然久しぶりな気がしないんですが、Rayのファッションやヘア&メイクを身にまとうのは少し懐かしい感じがしました。設定や洋服のテイストに合わせて、表情や動きをひとつひとつオーダーしてくださる感覚も久しぶりです。最近の撮影では、自然体のままで笑顔も控えめな感じが多かったから、思いっきり笑った表情を求められるのも新鮮でした。そういえば、今日のカメラマンさんのGORIさんにはとある撮影で、早朝の表参道で『叫んで!』っていわれたこともあったっけ(笑)」
Rayでの経験がちゃんと今につながってる
「こうやってまた表紙を飾らせてもらえるお話をいただいたときは、もうすっごくうれしかった!Rayがきっかけで応援してくれるようになったファンのコたちもたくさんいるから、そういう人たちにも絶対喜んでもらえるはずだし。でも、Rayの撮影って聞くと、いまだに思い出すのは早朝ロケをしてから、スタジオに移動して夜までひたすら着回し企画の撮影が続くイメージが浮かんでくる…。あのハードさを乗り越えられたから、今回みたいにゆったりと撮影させてもらえる現状に感謝できるんですよね」
卒業後も続く人脈に感激
ちなみに、卒業後もRayモデル同士との交流はしっかり続いている模様。
「意外とみんなにはイベントでちょくちょく会ってるんです。ファッションショーではほぼみんなに会えますし。まっちゃん(松元絵里花)はいつも、『まいや〜〜ん』ってそばに寄ってきてくれるの。『元気だった?』『近いうちにライブないの?』なんて近況報告をしながら、ゴハンの約束まで取りつけてくれる。お店選びやスケジュールの調整役もまっちゃん、そして焼き肉に行ったら焼く係も彼女(笑)。焼き加減が完璧なお肉をいつも焼いてくれるので、めちゃくちゃ甘えてます。加藤ナナちゃんとも、共通の知り合いがいるのでみんなでゴハンに行ったりしました!」
“アイドルからモデルへ”というレール
坂道グループの後輩たちも活躍中。まいやんが切り開いた“アイドルからモデルへ”の道は続いている。
「梨加ちゃんは卒業前に誌面で共演させてもらったこともあったし、しかも私のことを好きっていってもらえたのもうれしくて個人的に応援しています!同じ坂道グループとして、モデルの世界で活躍するメンバーが増えるのはうれしいこと。ひとつの道として、後輩たちにつなげていくこともひとつの目標だったから」
活動の幅が広がったことは自信になる
気になるのは、まいやん自身が過ごしたこの1年間について。
「すっかり20代後半になりましたが、突入してみると意外と変わらないものだなっていうのが実感。学生時代の友達に子供が生まれたとか聞いて、私ってそういう年令なんだなとやっと気づかされる感じです。とはいえ、この1年間で活動の幅が広がったという点では胸を張れます。様々なファッション誌にも出させてもらう機会が増えて、まだまだ私自身が気づいてない新たな自分も見えた気がしますし。ありがたいことに、はじめましての雑誌でも現場に行くと必ず誰かは顔見知りのスタッフさんがいるんです。カメラマンさんだったり、ヘア&メイクさんだったり。その安心感は絶大です。元をたどれば、みなさんRayでの5年間の中で出会った人たちばかりで、卒業してもなお支えられて、励まされているんだなって」
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撮影/倉本GORI(Pygmy Company) スタイリング/渡邉恵子(KIND) ヘア&メイク/遊佐こころ(PEACE MONKEY) モデル/白石麻衣 取材・文/長嶺葉月