金川紗耶&三浦理奈が【岡崎紗絵】にお悩み相談♡ Ray㋲としての心得とは?
2025年2月号をもってRay専属モデルを卒業する岡崎紗絵。今回はそんな紗絵が、後輩モデルの三浦理奈と乃木坂46・金川紗耶のお悩みに答えちゃいます!Rayモデルとしての心得や、撮影で意識していることなど、ここでしか見られない情報が盛りだくさんです♡
QuestionRay㋲の心得とは?
自分の中に緊張感を持つことを忘れないように
岡崎紗絵(以下、紗絵):Ray㋲の雰囲気が穏やかな分、自分で自分を律する必要があるのかなと思います。
スタッフさんたちもビシバシ系ではないけれど、たまにはピシッと引き締まる空気感があってもいいのかなと。緊張感は必ずしも悪いものじゃないと思うので。
萎縮してガチガチになってしまうのはよくないけど、ある程度の緊張感を持つことはモデルとしてのスキルが上がりそう。
楽しく仕事ができることも大切だけど、それ以上にプロとしていい作品が提供できているかどうか?を忘れないように。自分自身が納得できるような仕事の仕方をしていきたいって常に思ってます。
金川紗耶(以下、紗耶):私も誌面は必ず確認するようにしてます。「どんな写真が選ばれてるんだろう?」と把握することが、撮影のよし悪しの確認にもなるし、次の課題が見つかることもある。
自分の中では半目っぽいな(笑)と思っても、アンニュイな表情としてとらえてもらえることもあって学びになります。
それに想定外な部分を受け入れてもらえると、もっと挑戦したいなと思えるし、アイドルのときとは違った自分を見せるチャンスでもあります。
三浦理奈(以下、理奈):私はまだまだ心得なんて持てませんが、なによりも先輩たちの足を引っぱらないようになりたいです。まずはそのレベルをめざしたい!
Questionキャリアはそれぞれ。紗絵に聞きたい不安や悩みは?
リラックスできる居場所は自分でつくっていこう
紗絵:やっぱりポージングが難しいです。もっと大きく動いてと言われることが多くて。
理奈:(大きくうなずいて)私も1番悩んでる部分です。雑誌の仕上がりを見て、びっくりするぐらいぎこちない表情をしていたり、だっさいポーズしてるなってガッカリしてばかり。
紗絵:私もそんなことだらけだったよ。
先輩と並ぶとなにもできないし、カメラマンさんの要望にはこたえられなくて、スタジオから駅までの帰り道にわりと急な坂道があるんだけど、その坂を泣きながら下るっていうのをよくやってた(笑)。
こうして卒業するにあたって、9年間の振り返りをしている真っ最中なんだけど、できない自分にブチギレたこともあったしね。
紗耶:どうやって学んでいったんですか?
紗絵:私はまずは先輩の動きを見ることから始めて、スタジオで先輩が撮影しているときによく見学に行ってたよ。
理奈:いつくらいから泣かなくなれるんですかね……?
紗絵:技術的なものは少しずつだったと思うけど、精神的には先輩やスタッフさんたちとコミュニケーションが取れるようになってから気持ち的にラクになったかも。だから2年くらいはかかったかな。
仲よくなるまではいかなくても、現場で打ち解けて、自分が和気あいあいと過ごせる環境をつくっていくイメージ。
紗耶:具体的にどんなことをされていたんですか?
紗絵:もう、とにかくしゃべってたかも。もちろん先輩たちが気を使って、コミュニケーションの入口をつくってくれた感じもあった。
その場でみんなの一員として溶け込めることが1番のリラックスになる。先輩に緊張しちゃうと、撮影だったらもっと緊張しちゃうしね。
紗耶:例えば、後輩から先輩を誘ったりしてもいいんですかね?私はグループのほうでも後輩と仲よくするのは得意なんですけど、先輩には遠慮しちゃって。岡崎さんとももっといっぱい話したい!
紗絵:え、本当?遠慮なんかしないでどんどんきて(笑)。
撮影/東京祐 スタイリング/城田望(KIND)ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI)モデル/岡崎紗絵、金川紗耶、三浦理奈(以上本誌専属)取材・文/長嶺葉月