若き天才アーティスト【imase】才能の秘密に迫る!〈楽曲制作の裏話〉など気になる7つの質問
2024年の下半期だけで7曲以上もの楽曲を制作・リリースしてきたimase。アニメやドラマの主題歌から、CMソング、高校サッカーの応援歌など幅広く活躍しています。こんなに多くの楽曲を世に送り、ヒットを生み出し続けられる秘訣とは…?知られざるimaseの才能の秘密を7つの質問とともに紐解きます。
若き天才アーティスト・imaseの才能に迫る!7つの質問
2024年は下半期だけでこんなに多くの楽曲を制作・リリースしているimase。
- 「エトセトラ」
※Netflixアニメ『君に届け 3RD SEASON』OP主題歌 - なとり & imase「メロドラマ」
※日産90周年記念ムービー「NISSAN LOVE STORY」主題歌 - 「蜃気楼」
※『ラコステ2024年秋冬の日本国内スニーカーキャンペーン』ソング - imase & なとり「メトロシティ」
※Instagram15秒ミュージックキャンペーンソング
※『スマートEX』 CMソング - 「Dried Flower」
※映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』主題歌 - 「アウトライン」
※第103回全国高校サッカー選手権大会応援歌 - 「プリズム」
※テレビ東京 木ドラ24『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』主題歌
その偉業の裏側にはどんな努力や工夫が隠されているのか…?
若き天才アーティスト・imaseの知られざる音楽に対する姿勢や楽曲制作の裏話など、気になる7つの質問をしてみました。
8月~11月で7曲リリースというハードな偉業を成し遂げた自分にかけてあげたい言葉は?
「よく頑張りました!(笑)」
>>7曲は最近作ったもの?それとも以前に作ったもの?
「タイアップの楽曲は少し前から制作したり、アニメの主題歌はもっと早くに制作していました。
ほかの楽曲は直近で制作しました」
楽曲制作にかける時間は?
「曲によって違いますが、基本的には、完全に仕上がるまでは1ヶ月くらいですかね。レコーディングまで入れて。
早くても2週間くらいはかかりますね」
高校サッカーの応援歌「アウトライン」は、学生時代のサッカーの経験が活かされているの?
「そうですね。小学生の頃から高校生までサッカーをやっていたので、プレイしている立場とベンチからピッチを眺めていたときのいろいろな場所からの言葉が反映されています」
ドラマや映画の主題歌で意識していることは?
「作品の世界観は常に大切にしています。
「Dried Flower」という楽曲に関しては、映画が終わった後エンドロールで流れたときにどのような楽曲があうのかをイメージして制作しました。
「プリズム」は、ドラマが恋愛の物語になっているので、そういった場面にかかったときにあうかどうかを意識して制作しましたね。
作品の世界観を崩さずに、でもちゃんと自分らしさもあるような、そんな曲になっているのかを考えながら制作しています」
楽曲制作をするときに大変なことは?
「これが特別大変というのはありませんが、自分が1番いいなと思うメロディーを考えるまでに時間がかかるときは大変かもしれません」
>>メロディーから考えるんですか?
「最初にある程度テーマを決めるので、歌詞はメロディーと一緒に浮かぶこともありますが、基本的にメロディー重視な部分はありますね。
一部分キャッチーなフレーズとサビが一緒に浮かんできたら、そこから作ります」
>>メロディーや歌詞はどういうときに浮かんでくるの?
「机の前で制作しているときですね。
曲調などなんとなく先に音の部分を作って、そこにあうものを作っていきます。
1番大事な世界観というか根幹というか、そういう部分は守りつつ、あとはメロディーで1番ハマるものを探していく感じですね」
曲の印象のバリエーションが広いのはどんな工夫が?
「トラックの部分を先に作るのがいいのかもしれないです。
「Dried Flower」は、少しダーク寄りの曲にしたかったので、そう聞こえると思いますし、「アウトライン」は、最初からスケール感が大きめのドラムと、デモからストリングスとピアノをとって入れたので、最初から楽曲の雰囲気を固めていました。
ビート感やコード感を最初に作ると、印象が変わるのかもしれないですね」
2025年への抱負は?
「来年もおそらくたくさんの楽曲をリリースするのかなと思っています。
ライブも増えるので、コツコツと頑張れるよう、体調だけは崩さない1年にしていけたらいいなと思いますね」
>>体調管理はどんなことに気をつけているの?
「睡眠は大事にしています。
日によってですが、7時間くらいはちゃんと寝るようにしています。
体調を崩して1日潰れてしまうとそれだけでもったいないので、崩さないように頑張っています」
撮影/結城拓人 取材・文/Ray WEB編集部