恋愛ドラマに挑むウラでは？

恋愛ドラマ『私たちが恋する理由』で主演を務める風磨さん。

今回は、恋愛ドラマに挑むときの「ウラで考えていること」を聞いてみました♡

ライブともバラエティとも違う一面を魅せる、役者のウラ側を深掘りします！

プラベだと、恋愛ドラマは積極的に見ない？

実はプライベートで恋愛ドラマってそんなに積極的に見ないんですよ。なんか照れちゃうから。

けれども、以前にすすめられて見た韓国ドラマ『愛の不時着』はハマって2周しましたね。

おそらく女性からすすめられたら見てなかったと思うんだけど、男友だちからの恋愛じゃない要素もいいんだよっていう触れ込みがあって見始めたら、恋愛の部分が刺さってしまうっていう（笑）。

仕事として恋愛ドラマは入っていきやすい！

キュンを受け止める免疫がなくて見るのは躊躇しちゃうタイプなんだけど、恋愛ドラマの撮影現場はわりと普段通りの自分でいられるんですよね。

もともと役に引っぱられることがないから、カメラが回ってないときはいつもの菊池風磨のテンション。

でもシリアスな作品だとしたら、僕がはしゃいで現場の空気感を壊しちゃいけないと思って落ち着いた感じでいるようにしていて。

それが恋愛ドラマですと作品も現場も前向きな雰囲気なことが多いから、ポジティブな自分のままでいい。そういう意味では、仕事として恋愛ドラマは入っていきやすいんですよね。

ちなみに、作品に入る前の役作りみたいなのもあまりしないタイプ。

これまで自分とそんなに遠い役がなかったからかなと思うけど、気持ちが切り替わるのは役にあわせて髪型を変えたときくらいですかね。形から入るタイプで、髪型がスイッチですね。

付きあう手前のドキドキ感を楽しみながら演じたい

今回の『私たちが恋する理由』の魅力は、登場人物みんなを応援したくなるところ。

登場人物みんなが互いを思いあっているから、ギスギス感なく恋愛におけるもどかしさを純粋に楽しめると思います。

大人になるといろんなことを知りすぎてしまったがゆえに、恋愛に一歩踏み出せないことって誰しもあると思うんです。

でも、それがピュアさにつながっていて、相手の一挙手一投足を目で追っちゃうときのドキドキ感が大人になってもある。

そういう恋愛の時間が、すごく魅力的に描かれている作品なんです。

そのやさしい雰囲気が僕はすごく好きだったので、これから演じるのが楽しみです。

菊池風磨

きくち・ふうま●1995年3月7日生まれ、東京都出身。timeleszのメンバーとして活動する一方、俳優として多くの作品に出演するほか、フジテレビ系『何か“オモシロいコト”ないの？』などバラエティでも活躍。

More!ドラマ『私たちが恋する理由』

テレビ朝日系 毎週土曜 23：00〜 10月12日スタート！

オフィスが舞台の大人のピュアな恋模様を描く同名の人気漫画が原作。菊池さん演じるのは、寡黙で一見冷徹だけど実は情に厚い営業部長の黒澤智也。部下の森田葵との、じれったくもほろ甘いキュンが詰まったラブストーリー。

撮影／今城純 スタイリング／深澤勇太 ヘア＆メイク／丹澤由梨子 取材・文／政年美代子