【天辺】って読めますか?あなたもきっと知ってる言葉
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「天辺」はなんて読む?
漢字だけを見ると、「てんへん」と読みたくなりますね。
少し違いますが、近い読み方をする熟語ですよ。
いったい、なんと読むのかわかりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は、「てっぺん」でした!
天辺とは、兜の中央上部、1番高いところを指す言葉。それが転じて、頭の真ん中、1番高いところを言うようにもなりました。
また「富士山の天辺」などと、頭に限らず、物の1番高いところ、頂上を指す意味でも使われます。
さらには物理的な高さとは関係なく、最高、最上の地位にあることを指す用法も。
この場合は、「社内で天辺に昇り詰める」というように使われます。
天辺には「てへん」「てっぺい」という読み方もあり、意味はいずれも上記と同じ。
「頂辺(てっぺん・てへん)」という漢字が使われることもありますが、これも天辺と同じ意味になります。
その中で1つだけ意味が違うのが、「天辺(てんぺん)」という読み方です。
この場合は上空、空の高いところ、空の果てといった意味になり、「天辺の月」などと使われています。
みなさんは分かりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
あわせて読みたい
編集部おすすめ記事
- #TAG
- #漢字クイズ