「ちょうどいいブスができるまで」同級生対談04「山﨑ケイ、初めての彼氏ができる、の巻」
今日も引き続き、私の過去を知っている親友の「明和(めいわ)」をゲストに招き、中学、高校時代の思い出話をお届けします。
ちなみに私は、当時のあだ名「おけけ」と呼ばれています。詳しくは過去の対談をごらんください(笑)。
「おけけ」&親友のめいわ。
ケイ:思い出せば思い出すほど、ほんっとうにうちらはイケてなかったよね。普通、女同士で昔話したらいわゆる「恋バナ」が真っ先に出てくるもんなのに、全然出てこないし(笑)。
めいわ:奥手だったよね。
ケイ:めいわが焚き火部部長に片思いしてたのは覚えてるな。
めいわ:焚き火部! 懐かしい(笑)!
ケイ:冬になると河川敷で焼き芋する部活ね(笑)。あ、でも中3の頃、めいわ彼氏いたよね。
めいわ:いたけどいたって真面目な付き合いだったよ。おけけは高校時代に彼氏いたよね。そこそこのブスだったのに。
ケイ:めいわだってそこそこのブスだったよ(笑)。でもね、これ信じてくれる人少ないんだけど、私昔から「ケイちゃんの顔がめちゃくちゃタイプ」っていう男性がなぜか定期的に現れるんだよね。ピンポイントで私の顔が好き、っていう人が本当にたまにいるのよ。美人じゃなくってあえて私の顔がいいって人が。
めいわ:エーー、信じられない(笑)!
ケイ:信じられなくてもそうなんだもん(笑)。だから自分のこと、美人でもないとは思ってたけど、ブスでもないって思えたのかもしれない。
めいわ:好みの多様性ってあるんだね。んでおけけの初めての彼氏もそういう人だったの?
ケイ:うん、私の顔が好きだったみたい。
めいわ:あははははははははは!
ケイ:笑い過ぎ!
めいわ:ギャグかと思ったら真面目な顔して話すから。
ケイ:本当の話なんだってば(笑)。でね、私も彼のこと好きで告白しようとしたら彼から告白してきて。
めいわ:あははっは!
ケイ:なんで笑うの(笑)? まぁ確かにイケてる女子っぽい会話だけどさ。でも本当なんだもん!
めいわ:でも彼氏いたのは本当だもんね。
ケイ:まぁ別にイケメンとかでもなく、本当に普通の男子だったけどね。
めいわ:だね(笑)。でもさ、彼そこそこモテてたよね。確かその彼、おけけ以外のちょっと可愛い女子からも惚れられてなかった?
ケイ:そうなの。明らかに私よりも顔面偏差値が高い子も彼のことが好きで。
めいわ:でも選んだのはおけけなんだよね。当時から不思議だった! でもこの感じが今の「ちょうどいいブスのススメ」的恋愛テクニックに通じるのかもしれないって思った!
ケイ:ちょっと調子こいた発言させていただくと、可愛い子よりも私の方がいいっていうのよ、その彼は。
めいわ:彼は可愛い子からも好かれていたこと知ってたんだ。
私よりも可愛い女子がその彼のこと片思いしてて、その彼もそのことを知っていたのに好きになったのは私だったんだ。
でね、彼に直接そのことを聞いたの。
めいわ:さすが(笑)。当時から恋愛に関しては探究心があったんだね。で、彼はなんと言ったの?
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次回、山﨑ケイの初めての彼氏が語った真相とは?
山﨑ケイさん
profile NSC東京校13期生、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。相方の山添寛さんとコンビ「相席スタート」を結成し、男女のちょっぴりエロい日常をネタにしたコントや漫才で人気を博す。ツイッター @kbbyky