【20代からの老化予防】実はこれも!?全身プレエイジングケアのススメ
スキンケアは顔のみという人も多いけど、老化は頭のてっぺんからつま先まで同時に進行します。将来後悔しないためにも、今から全身にも気を配って。
Topic01ヘアのコト
髪のパサつき、ボリュームダウンがエイジングのサインということも
実は、紫外線のダメージを一番受けやすいのが頭部。さらにカラーリングやアイロンの使いすぎなどによるダメージは、そのまま放置しておくと老化の原因に。手触りに少しでも違和感があれば、今すぐヘアケアの見直しを。また、地肌のUV対策も忘れがち。定期的に分け目を変えたり、日差しの強い日は日焼け止めスプレーなどを活用。
How toUV対策髪の分け目にも日焼け止めをしっかりつける
見落としがちな髪の分け目部分。ここに直射日光があたることで、髪だけでなく頭皮ダメージにも。
補修ケアハーフドライの状態で傷んだ部分にヘアオイル
乾いた髪につけても表面がベタつくだけ。キューティクルが開いたハーフドライにつけるのが正解。
More!ちなみに…白髪について
髪に含まれるメラノサイトがメラニン色素をつくれなくなると色が抜けて白髪に。これも老化現象のひとつ。ただし、若白髪はストレスや栄養不足が原因なので、正しい生活習慣を。
ボディのコト
ボディもフェイスとつくりは一緒。UVケア&保湿&角質ケアはサボらずまめに行って
顔も体も皮1枚でつながっているため、お手入れはフェイシャルケアと同じ。ただし、顔に比べると皮脂の分泌量が多いため、しっかり洗浄して毛穴汚れをとり除くことが大切です。外出時は必ず日焼け止めをつけ、入浴後にはタオルで拭きとったらすぐに保湿を。カサつきが気になったら、スクラブなどで角質除去も忘れずに。
How to外気にふれて老化しやすい体の外側を意識してケア
ボディクリームは全身に、日焼け止めやスクラブは、より肌ダメージを受けやすい外側を入念につけること。
Topic03パーツのコト
メイクしない"手"は年令に関係なく、シワシワになってるコ多数!きちんと保湿ケアを
皮脂が薄いため、ほかのパーツに比べて水分量の少ない手は、ケアを怠ると20代でもくすみやシワのある肌に。しかも年中メイクもしない状態で外気にふれているため、老けやすいのです。対策としては、手洗い後に必ずハンドクリームをつけたり、夏でも紫外線予防効果のあるハンドクリームで保湿しておくことが大切です。
How to指一本一本、爪先までしっかりクリームを
手のひらだけでなく、指の側面や爪にも届くよう、片手で指を一本ずつ包みながらクリームをのばす。
目元と同じくらい口元もシワやあれが目立ちやすい部分。リップケアも入念に
くちびるは代謝が早く、皮脂腺がないので、何もつけない状態でいるとすぐに乾燥してガサガサ皮ムケ状態に。少しでも油分がなくなったと思ったら、すぐにリップをつける習慣を。また、寝る前のリップは肌の再生を妨げないよう、不純物の少ないシンプルな成分のものを利用して。
How toオーバーリップに。ついでに、ほうれい線まわりも
くちびる上下のシワを防ぐため、リップははみ出すくらいがベスト。ほうれい線まわりにつけるのも◎。
くすみのコト
血流の悪化や糖化による色ムラ=くすみも今のうちにケア
紫外線ケアもしているし、保湿も十分。なのに、肌がくすんでるような気がする。それは血行不良や角質のたまりが原因。普段のスキンケアだけでは解決できないので、スペシャルケアを投入するのがベスト。週に1~2回、炭酸系アイテムやふきとり美容液を使ってケアすれば、透明度がアップして顔色も明るくなります。そのまま首やデコルテまで延長して全体的にくすみをフ。
More!【コラム】エイジングのトリビア
「スマホのブルーライトも老化に影響」
ブルーライトは太陽光にも含まれています。この光は目の角膜や水晶体に影響を及ぼし、目の老化を早めます。また、目の中に入ったブルーライトは、微量ながらも肌に影響を与えるため、シミの原因となる恐れがあります。
「過度なダイエットはますます老けさせる⁉」
食事制限などのダイエットは、肌に必要な栄養分が不足するため、肌老化を早めます。場合によっては体内に取り込む水分も減ることになり、肌内部の水分量も低下し乾燥を招きます。血流の悪化やくすみも加速させます。
「姿勢が悪いだけで老け見え?」
背中が丸まったねこ背の状態は、年老いた印象を与えます。さらに顔が下がった状態になりがちなため、たるみを進行させてしまいます。肩が内側に入り込んだ姿勢も危険信号。背筋をのばすことを意識して生活してみて。
モデル/今野舞(プリ♥クラ・学習院大学3年) 取材・文/三輪順子