DJあおいの発酵女子カルテNo.93「デパコス狂い女子」を分析！

CULTURE2017/12/10

一見普通に見える女子も、実はいろんなコンプレックスやプライドを持って生きています(よね？)。そのプライドの高さ故…コンプレックスの大きさ故…ちょっと「なによコイツ！」と思われるような方向に発酵してしまったのがここで紹介する女子たち。実は結構周りにいるのかも…？

発酵女子とは？　
【ある特定の人物や周囲からよく見られたいという願望をうまく表に出せず、考え倦ねている間にそれを自らの中で消化できずに発酵させてしまった女子のこと。ストレートな感情表現を苦手とし、周囲にむけて屈折した何らかの自己アピールを送り続ける。または、一周してドストレート発言をしてしまうことも。発酵してしまうタイミングは人によって異なるが、自分に強いコンプレックスを持っていたり、理想が高い場合が多い】

そんな発酵女子の発酵菌を明らかにし、解決していくこのコーナー

DJあおいさん（以下：あ）

「さあ今回も発酵女子を分析していくわよ」

イラストレーター　ツボユリ（以下：ツ）

「よろしくお願いします！」

※今回も研究者気取りでお送りしていきます

いるいる〜！　新作コスメは片っ端から試して買って、自分磨きに勤しんでいる女子。常に新しいものや煌びやかなものを身につけていますが、果たしてその発酵菌とは…？

あ「コスメだけで１０万以上使ったりする人もいるもんね」

ツ「使う人は本当に使いますよね！すげ〜！」

あ「だいたいこういうタイプって自分でチェックしてるうちにだんだんエスカレートしていって、至近距離でみるとめちゃくちゃメイク濃かったりするんだよね」

ツ「ありそ〜！！」

あ「そして見た目が全てだと思ってる」

ツ「そんだけ頑張って磨いてたら、確かにそこで成果を出したくなるでしょうね」

あ「だから他のことが全然できなくてポンコツだったりする」

ツ「そうなのかぁ」

あ「…ん〜またなんか太ってない？」

ツ「そうですか？　やっぱり太りやすいですよね、冬は」

あ「そういうやつ？まあいいけど…話してても、それらしいこと言ってるようにみえて”ポンコツだなぁ”ってなる」

ツ「なんかそれって自分磨けてるのか微妙なとこっすね」

あ「ナチュラルな美しさじゃないしね」

ツ「はい」

あ「不自然じゃん。イメージだけど、部屋汚そうだな〜って思うよね」

ツ「思う〜！なんででしょうね、キレイにしてるはずなのに」

あ「見栄だけで生きてるのを、こっちも感じ取るんだろうね」

ツ「なるほど」

あ「言動に品がないっていうかさぁ」

あ「やっぱ太ってるよね？」

ツ「傷つきますよ、この女子」

あ「知らねーよ。冬だからって油断しすぎでしょ」

ツ「はい…そう、上品さとかって買えないですもんね」

あ「うん。もちろん、お金をかけているとキレイになるよ。キレイになるとは思うけど…一緒に中身までは成長させてくれさせてくれないからね」

ツ「悲しみ」

あ「キレイな靴履いてても、きっと足臭いんだろうなーって思うよ」

ツ「キレイにしててそんな風に思われたら最悪だわ」

あ「ゴジラの第５形態みたいなネイルしてるけど、お米はどうやってといでるのかな？って思うよ」

ツ「サトウのごはんでしょうね」

あ「そう見えちゃうのも、”中身を磨かず外見命！”だからなんだよね」

ツ「うむ確かに」

あ「ある意味すごいし、別の意味で尊敬するけど…」

ツ「パワーは感じますよね」

あ「まぁ恋愛対象にはならないよね。鑑賞物として、って感じ。正直男からしてみたら付き合いたくないよね。金かかりそうだし」

ツ「ねだってきそうですもんね」

あ「話も絶対面白くないしさ、水飲んでるみたいに味がしない話だろうよ」

ツ「ひでぇ言われようだな」

あ「パッサパサの食パン食べてるみたいだよ、きっと」

ツ「かわいそうに」

あ「いや、かわいそうじゃないんじゃないかな」

ツ「なんでですか？」

あ「そういう能力は、きっとこのタイプにはいらないんでしょ」

ツ「なるほど。鑑賞物として生きていくんですね」

あ「そこに楽しみを見出してるのかもしれないしね」

ツ「コスメの紹介とかを仕事にもできる時代ですしね、生きやすいかも」

あ「そうやって、しっかり外見を職業にできたらいいけどね」

ツ「ふむ…」

あ「このタイプの対極にいるのが絵師さん」

ツ「ほほう」

あ「いつか絵師さんについても斬ろうぜ」

ツ「なんか職業近いんで怖いんすけど、どこかで是非っす！」

〜今回の助言〜