【髙橋ひかる】今やトレードマークのボブヘア♡ ばっさりイメチェンの背景とは?
髪を切って心機一転
自分のアイデンティティを確立してくれたボブヘア
去年の夏に髪をバッサリ切って話題になったひかる。改めて髪を切ったときの気持ちや、継続しているボブヘアの魅力を聞いてみました。
「デビューしてからミディアム〜ロングの長さをキープしていたので、ずっと切りたい願望はあったんです。
わたしの顔ってわりとコンサバになりがちなんですよね。なので、ロングヘアで甘いファッションをすると、すごく可愛い系に寄っていくんです。
それがいいときもあるけど、ともすると量産型っぽく見えるときもあって。そこをリフレッシュさせたいなというのが、髪を切った理由のひとつでした。
やってみたら、髪を短くしてからのファッションがすごく楽しくて!王道の可愛い服装をしても、個性が見えるようになった気がするし、ヘアアレンジをちょっとするだけで印象がガラッと変わるし、とにかくおもしろい。
最近さらに顔まわりにレイヤーを入れたら、細かい毛の遊びまでこだわりたくなったし、ヘアアクセもいろいろ買って、髪でもっと遊んでみたいと思うようになりました!
巻いたり、結んだりちょっとアレンジするだけで印象が変わるから、ファッションの幅も広がって似あう服、楽しめる服が増えました」
髪型はそれだけ人の印象を左右する要素。モデル、女優として表舞台に立つひかるにとって、髪を短くしたことは仕事にどんな影響を与えたのでしょうか。
「わたしが髪を切ったのと同時期に、まわりの女優さんやモデルさんでも髪を短くする人が増えていたので、埋もれないか心配してたんですよ。でも結果、そんなことありませんでした。
ボブって、ロングヘアのときよりも顔の形がわかりやすくなるし、表情もよく見える。だから、自分の個性がちゃんと表出できてたんじゃないかな。
昨年秋の舞台後からこの夏までのお芝居をしていない期間は、役じゃなく、いかに髙橋ひかるを魅せるかっていうシーズンだと思って過ごしていたので、そういう意味でもボブはぴったり。
髪を切ってからの髙橋ひかる個人としてのアイデンティティがようやくできあがってきたので、ここから次はどう役になじませていくか、というフェーズです。
『ハレーションラブ』の朱莉を演じるにあたっては、自分で役柄を考えて『これはボブなのか?』って判断しづらい中途半端な長さにちょっとのばしてるんです。ボブって個性がきわ立つ髪型だなって感じたから、役柄的にそこまで主張したくないなと思ったので。
髪型はこの後どんな役をいただけるかによって変わることはあると思うけど、ボブにして見えてきた自分らしさを役にあわせつつ、どう生かせるか考えるのが、女優として一歩進むための課題にもなっているのかなって思います」
Check!『ハレーションラブ』
毎週土曜23時30分〜放送中(テレビ朝日系)
亡き父が残した写真店を母と一緒に営む女子大生・深山朱莉(髙橋ひかる)と、2人の男性が出会った頃から街では不穏な事件が続発し、過去の恐ろしい真実があぶり出される!?スリリングな展開に目が離せないラブサスペンス!
撮影/永瀬沙世 スタイリング/稲葉有理奈(KIND) ヘア&メイク/サイオチアキ(Lila) モデル/髙橋ひかる(本誌専属) 取材・文/政年美代子 撮影協力/PROPS NOW、EASE