【黄楊】はなんて読む?ひらがな2文字の木の名前!
TRIVIA
日常生活で使う機会はあまりないけれど、知ってるとちょっと自慢できる!そんな難読漢字を今回ご紹介します。社会人の多くが間違えてしまうこの漢字、あなたは読めるかな?
「黄楊」はなんて読む?
「黄」色に「楊貴妃」の「楊」と書く「黄楊」。
そのまま「きよう」と読みたくなりますが、正しい読み方はひらがな2文字です。
いったい、なんと読むかわかりますか?
正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。
果たして、正解は?
正解は「つげ」でした!
「黄楊」はくしや将棋の駒の材料となる木で、日本では主に西日本に自生しています。黄楊で作った「黄楊櫛(つげぐし)」は、万葉集にも登場するほど歴史のあるくしです。
「つげ」は「柘植」と書くことも。「拓殖(たくしょく)」とよく似ていますが、字の形が似ているだけでへんが異なり、意味も変わります。「拓殖」は荒地を切り開くことを意味する言葉です。
つげの漢字表記である「黄楊」と「柘植」はどちらも難読漢字なので、間違えないように覚えておきたいですね。
みなさんはわかりましたか?
家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!
《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)
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