【橋本祥平】沼すぎる2.5次元俳優♡ 俳優陣からも人気なワンコ系男子とは
根は超真面目!癒しのワンコ系
橋本祥平
毎年、5本以上の舞台に出演する超売れっ子なのに、腰の低い後輩っぽさで俳優陣から、可愛がられる人気者♡
Profile
はしもと・しょうへい
●1993年12月31日生まれ、神奈川県出身。2013年に舞台『陽炎ペイン』でデビュー。舞台『刀剣乱舞』太鼓鐘貞宗役をはじめ人気作に続々出演。来年、舞台『文豪ストレイドッグス 共喰い』に出演予定。
Check!1シンデレラボーイと呼ばれる理由とは?
舞台を目指すきっかけとなった先輩と10年越しの共演
僕は自分が役者になれるとは思ってなかったんですよ。父に後押しされて、専門学校で芝居の勉強をしてたんですね。当時、たまたま学校の紹介で松田凌くんが出演を務めた「ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一篇」にバイトとして入ることになりました。そこで初めて生の舞台を見たんです。
こんなにきらびやかな世界があるのか!と衝撃を受けました。いつか、あの舞台に立ちたいと強い気持ちが生まれた瞬間でした。しかも、その日にスカウトされたのが今のマネージャーさんだったりと、いろいろ運命的な日でした。
役者になった今は、稽古期間で意見を戦わせたり、壁にぶつかったりを経てひとつの作品を届けられることにやりがいを感じます。それに舞台上での生のやりとりって、その日、そこでしか生まれない。セリフが同じだとしても、毎公演違うものが生まれる舞台という場所が、僕は好きです。
最近の舞台『漆黒天-始の語り-』では、役者を志すきっかけとなった『薄桜鬼』と同じ劇場だったり、当時主演だった松田凌くんとの共演があったり。役者を初めて10年の節目に、こんな不思議なめぐり合わせがあるんだなって。
2.5の舞台を志したあの日の奇跡が今も続いているようでうれしかったですね。最近は2.5次元というジャンルを知っていただく機会が増えて、活動の幅が広がっているのがうれしい!
Check!2舞台でのことをも〜っとネホハホ
Q.先輩からもらってうれしかったものは?
A.僕が2.5次元の舞台俳優を目指すきっかけとなった松田凌くんに、僕が同じ役を演じることになったときに、刀のお守りをもらいました。「これを持っていれば迷うことなく刀を振れるから」と。その言葉に救われました。
Q.今までで印象に残ってるうちわは?
A.「バーンして」とか「ガオーして」、「にらんで」とかありましたね。大喜利大会みたいになってます(笑)。だからできるだけ僕も自分のうちわを見つけたいなと思ってます。
Q.舞台きっかけではじめたことは?
A.芥川龍之介を演じて文芸作品を読むようになりましたし、歴史作品に出演するときは、その時代について調べたりしますね。あとは着物!袴はまだ自分ひとりでは着られないけど。
Q.自分のファンをひとことで言うと?
A.うーん、面白い……かな?ボケたり、面白いことを言ったり。役者とファンは似るっていうけど、ファンの方のほうが断然面白い!僕を笑わせるのが上手なんですよ。
Check!3見ないと損すぎるHAKU-MYU LIVE
「祭りだ!盛り上がろう」と出演者の僕らも楽しむ気満々
ミュージカル『薄桜鬼』、略して薄ミュはスタートから10周年を迎えたんですけど、これだけ長く続いている作品ってなかなかないと思うんですよ。それだけ歴史のある作品ですし、出演者の愛がすごく強いんです。
僕にとっては舞台を目指すきっかけになった作品でもあります。まさか自分がそんな舞台に出られるとは思ってなかったですし、思い続ければ夢は叶うんだって教えられました。
僕は一度、薄ミュを卒業したんですけど、こうしてまた作品に戻ってこれるとは思ってもいなかったので、いつまでたっても頭の上がらない作品ですね(笑)。
普段はシリアスな展開を見せる薄ミュですが、今回はライブなので、「祭りだ、盛り上がろうぜ!」という感覚で、僕らも盛り上がる気満々です(笑)。普通のライブと違うのは殺陣が入ることですね。
新撰組隊士たちの迫力ある殺陣をぜひ体感してください。そして今回はビッグサプライズがあるので、ぜひ楽しみにしてください。僕も楽しみです!
Pick upMUSICAL 『薄桜鬼』〜HAKU-MYU LIVE3〜
10月29日(土)より公演開始
新撰組隊士たちと鬼一族の戦いを描いたゲーム原作を忠実に再現したミュージカルのライブ舞台。世界観はそのままに、歌と踊りと殺陣をまじえたパフォーマンスでいつもの舞台とはまた違った魅力が味わえる!
撮影/神戸健太郎 スタイリング/深澤勇太 ヘア&メイク/RYO(OFFICE KOBAYASHI Inc.) 取材・文/尹秀姫