「蠢動」はなんて読む？

「蠢」は難しく見えますが、分解すると「春」の下に「虫」が2つ並んでいる漢字です。

「春」と「虫」は小学校で習うため、「蠢」も覚えやすい漢字なのではないでしょうか。

「蠢動」は漢字のとおり、虫の動きを表す言葉です。

なんと読むかご存じですか？

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして、正解は？

正解は「しゅんどう」でした！

「じゅんどう」と読む場合もあります。

「蠢動」は虫や物がむくむくと動くことや、取るに足らないものが騒ぐことを表す言葉です。

類語には、蠕動（ぜんどう）や活動などがあります。

「蠢」の訓読みは「うごめく」です。蠢くは、虫が這うように少しずつ動くことを表します。「心が蠢く」は、ある気持ちを持ち始めることのたとえです。

春になると虫が冬眠から目覚めるように、新しい季節には少しずつでも新しいことに挑戦したいですね。

みなさんは分かりましたか？

家族や友だちにも、「知ってる？」と聞いて自慢してみて！

《参考文献》
・『デジタル大辞泉』（小学館）
・『精選版 日本国語大辞典』（小学館）
・『日本大百科全書』（小学館）