恋愛で大切なひとつのことって?【中山優馬】からRay読者にメッセージ♡
大人になった優馬くんのRay読者に伝えたいこと
気づけば28才になって、グッと大人っぽさを増した優馬くん。経験を積んだいまだからこそ思うことを語ってもらいました!
Topic110代の頃の自分を振り返って思うこと
いま、小中学生のフレッシュ Jr.たちと一緒に番組をやっているんだけど、彼らは昔の自分と違って知識と情報量、話題の幅が本当に広い。疑問に感じたらすぐに携帯で調べられるしね。俺らは野球の話とかしかしてなかったから(笑)。
ただ、早くから仕事をしていたから、早く大人になった部分はあると思う。精神年齢は、中学生のときからずっと高かった。当時から、いまとあんまり変わらない感じやったし、まわりから「大変やね」「すごいね!」とよく言われたけど、自分ではそんなふうには受け止めていなかった。
時間がない中で本番を迎えたときも、「もっと稽古できたらよかったな」とは思ったけど、引きずることはなかったし。それぐらい、次から次へとやることがあって、それが逆によかったんじゃないかな。暇な時間があると余計なことを考えて悩んじゃうから、きっと、忙しくしていたほうがいいんだと思います。
Topic210代から20代にかけての変化
20才になると、まわりの状況は変わります。成人ということで、お酒が飲めたり、ひとりでどこにでも行けたりと、自由度が増すから。その状況に適応していくだけで、自分自身の感覚が変わるわけじゃない。自分が変わった!って思いがちやけど、環境が変わっているだけ。
19才、20才で自分の中で変わったことなんて、実際はないと思う。でも20代から30代は、技術や実力がないと切り捨てられる。特にこの世界はね。役者として力をつけて信頼を得ていかないと、生き残れないなって思う。そこは、自分から変わっていかないとなって。
20才当時の自分からしても、信頼されている大人と、そうでない大人っていうのがいて、信頼されている役者さんは芝居にかける思いや覚悟が違うねんなって。たくさん勉強して、乗り越えてきた壁が大きいからこそ、自信もついていく。すごい先輩たちにはやっぱり、それなりの理由があるんです。
Topic3恋愛で大事なことはひとつだけ
怒らない人でいてくれるなら、他のことはだいたい、許せます。だって、怒られたくないもん(笑)。要するに、ぶつかりたくないってことです。理解しようとするから、理解できないことが出てくると不機嫌になってしまう。
でも、そもそも理解なんてできないんだから。間違いなく。そこをある程度の距離感でわかってくれれば、怒ったり怒られたりっていうのはなくなると思う。
「なるほど、そういう考えなんだな」と、そのままを受け入れて、無理に歩み寄らない。理解できると思っていた時期もあったけど、冷静に考えたら違う人間同士、生きる世界が違えば常識も変わってくるんだから、難しいよなという結論に至りました。
Profile
なかやま ゆうま
●1994年1月13日生まれ、大阪府出身。A型。2008年に『バッテリー』でドラマ初出演、主演を務める。以降、主に俳優として映像と舞台で活躍。『中山優馬×ジャニーズJr.@YUMA HOUSE』(BSJapanext)に出演中。
Text:Kiyoko Negishi